封神演義 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088721415

感想・レビュー・書評

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  • 中国の四大怪奇小説の一つ『封神演義』を題材にした少年マンガ!舞台は紀元前11世紀の中国・殷王朝。皇帝である紂王は仙女である妲己に操られてしまい、仙人や道士たちが国を好き勝手に支配していた。そこで立ち上がった封神計画。悪い仙人を倒して封じる計画を命じられた道士・太公望は、その任務を果たすため人間界へ向かう!

    古代中国を舞台にした仙人たちの戦い!軽妙な性格のキャラ付け、目を惹く奇抜なデザインの衣装や武器である宝貝というアレンジが絶妙。部族の仇を討ちたい太公望、贅沢だけではなく残酷の限りを尽くす妲己、どこまでも搾取され枯れ果てた国民。重い背景を描きながらも、とっつきやすいのはまさに太公望の人柄のよう。

    いきなり激突する最強の道士・申公豹とのド派手なバトルと、その中で魅せた太公望の才と覚悟。陳桐や王貴人との軽やかな頭脳戦。テンポよく進んでいき、舞台は早くも敵の根城?!かと思いきや、妲己との騙し合いで一気に恐怖の底へ叩き落される。一筋縄ではいかない封神計画の幕はここに切って落とされる!

  • おもしろい

  • キャラクターが全員魅力的。
    幼い頃に読みましたが今読んでも時代錯誤で不快な表現がなく、現役で最高の漫画です。
    変に引き延ばされていないので完璧に終わったサイコーな作品じゃないでしょうか!!

  • ストーリー:9 画力:8 魅力:10 デザイン:10 構成:10 表現力:9 独創性:9 熱中度:9 センス:10 感動:8 総合:92

    藤崎竜先生の漫画で一番好きです
    この頃が絵柄が一番安定もしてましたし、綺麗で読みやすく、魅力もある絵柄だったと思います
    最近の藤崎竜先生の漫画では、屍鬼を8巻くらいまで買っていましたが、絵も封神の頃の方がよかったですし、話もわけがわからない展開が多くなってきたりと・・・何か当時の魅力をまったく感じられなくなってしまっていたので売ってしまいました(残りはネカフェで最後まで一応は読みましたが・・・)

    そんなわけで、個人的には、藤崎竜先生の一番良かった頃の代表作品ですね
    この頃は他にもユガミズムなど好きな読み切りなどもあり、短編集も良い作品が多いです
    また、それ以前のやや絵柄がまだそこまで上手くない頃の漫画も今の絵柄よりも魅力があってよかったんですけどね・・・
    どうしてこうなってしまったのか・・・

    原作は安能務訳『封神演義』(講談社文庫)らしいですが、いわゆる三国志とかあれ系ですよね・・・多分

    藤崎竜先生の封神演義は、やや設定などアレンジが加わっているようです

    wikiからあらすじ
    今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君であった。しかし邪心を持つ仙女妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされ、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になってしまった。悪政を続ける紂王と妲己。国は乱れに乱れた。そこで仙人界崑崙山の教主元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させる。
    後に太公望は持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、宝貝(パオペエ)という仙界の道具を使い、共に封神計画を進めていく。そして順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していくのであった。

    藤崎竜先生のこの頃の絵柄は大好きだったので、今はややかわってしまいましたが、出来ればこの頃の絵柄をキープしていて欲しかったです・・・

    好きなキャラベスト5
    1.王貴人
    2.聞仲
    3.妲己
    4.竜吉公主
    5.鄧蝉玉

  • 全23巻

    とっても面白いです。
    主人公が、いかにもヒーローって感じではないですが、
    すごく、魅力的です。

    23巻の表紙が一番好きかなぁ。

    終わりかたもちょっと寂しさはあるけど、
    まぁ、いい終わり方だったと思う。

    仙界大戦のところと、その後の部分がすごく好きです。

    この作品には、生きる上で色々励まされました。

  • それぞれのキャラがいい味出してます。

    時々全巻一気読みをします。

    藤崎竜やっぱり好き。

  • 太公望の封神が始まる!

    「封神」とか「宝貝」とか、気になるワードがいっぱい。

  • 主人公の安心感。

  • 全巻読了

  • こんなストーリー展開になるなんて全く予想外でした

  • 全23巻。古代中国(殷周時代)を舞台とした歴史SFファンタジーです。<br />素晴らしきフジリューワールドが炸裂してとても面白い作品となっております。<br /><br />大雑把に言うと主人公の道士(仙人になるための修行をしている人)太公望がよりよい人間界を作るために悪者をやっつけに行く話です。実はこれにはやはり裏が隠されているんですが。<br /><br />原作は中国の4大怪奇小説のひとつ『封神演義』。事実を元に作られているので仙人や物語後半になって出てくるSFな設定以外は歴史の勉強にもなります。<br /><br />登場人物が多く、人名は漢字だらけですが、元々ジャンプに連載されていた漫画で、話のテンポがよくそんなに読むのに時間はかかりません。<br /><br />個人的には完全版が欲しいです。

  • 連載当時中学生、リアタイで連載を追いかけた青春の一冊。フジリューは数少ない好きな漫画家の一人。発表から20年以上経つが全く色褪せていない。

  • ジャンプ・コミックス

  • 私の中の伝説的作品なので、再アニメ化とあって再読開始。

    中国の小説を日本の小説家がリライトしたものを原作とするが、当然様々な要素がアレンジされているらしい。そちらを読んでいるわけではないためそういう細かいことは分からない。

    今見ても何ら色あせることがない第1巻だと思える。最終巻まで読み終えた後に戻ってきても、太公望のキャラクター性には何のぶれもなく、この1巻の時点から終盤と同じ魅力が見られるのが素晴らしい。

    知略を武器とすることを強烈に描くために、強大な敵との出会わせ方が他の作品とは一線を画するし、その敵の強大さを見せる方法も独特でどこもかしこも印象に残る。ああ楽しい…。

  • サイコー

  • 紀元前11世紀の中国、殷の時代末期。第30代皇帝の紂王(ちゅうおう)を仙女の妲己(だっき)が妖術を操り誑かしたことで、国は乱れることになる。その妲己を中心とした悪しき仙人たちを倒し、人間界を平和にする役目を任された道士、太公望(たいこうぼう)の物語。中国の四大怪奇小説のひとつをファンタジーバトル漫画に改変したコミカライズ。第1〜7話収録。
    以前から再読したく堪らなかったが、再アニメ化情報をきっかけに遂に叶った。旧アニメおよび原作ほぼ知らず、本作のみ全巻既読済み。初読時は申公豹(しんこうひょう)好きだった。最終話でもこの第1話対決シーンを取り上げられているので、作者お気に入りの登場人物なのかれない。太公望は申公豹に「強いならもっと強そうなカッコをせいーっ!!!」というが、その太公望も頭脳戦ではかなり手ごわいので台詞そのまま彼に返すわ(笑)ほかに、妲己の妹である王貴人(おうきじん)と武成王の黄飛虎(こうひこ)登場と意外と展開早いの驚いた。まあ登場人物多いから次々出さないと後々困るもんね。また、いま見たら処刑の焙烙かなりエグい。次巻冒頭も相当、ね。

  • 紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。 崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?(Amazon紹介より)

  • 登場人物の多さとか、絵の描き込みとか、いろいろとすごいボリューム感です。我ながら当時よく読んだ。

    少年ジャンプなのに結構哲学的なんですよね。
    妲己の最後とか今でもふと考える。

    でも内容ほとんど覚えていません。
    絵も内容も独特で、何かめんどくさくてもう開きたくもないんです…。

  • 私が二次創作の扉を開くきっかけを作ってくれた作品です。友達が当時すきな漫画で、私も好きになり、そこから同人誌というものを知り、自分で二次創作という形で作品を作ることができるんだなと…きっかけをくれました。

  • 自分をオタクへ引きずり込んだ作品www
    全てが懐かしい……(^o^)

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