封神演義 9 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088725529

感想・レビュー・書評

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  • 土行孫の見せた男気など、なんやかんやあって仲間になった鄧蝉玉たち。そこに襲撃するは趙公明の配下でウイルス使いの呂岳!これまでの金鰲の道士みたくド派手な宝貝ではないものの、搦め手で広範囲に命を奪っていく恐ろしさ。特殊能力バトルマンガでのウイルス使いって対象が無差別だから厄介だよね。

    病にかかるリスクをわかっていながら、天祥をすぐに助け上げるところが太公望らしい。病を治す秘策!その鍵がまさかアレとは?!固き意思にて打ち砕かれる病にスカッとする。哪吒が見せる成長も素敵だった。こういうシーンを見ると胸が熱くなるよね。

    意味深すぎな妲己と申公豹のトップ会談。妲己の目論見は殷や金鰲島の最深部にも関わってくる様子。そして、申公豹はあの日の約束を守り、崑崙山を下りた太子たちに選択を迫る。殷と周、どちらの味方をするのかと。彼らが持つ宿命と向き合う時が来てしまった。そこからついに人間同士の戦争へと発展していく。太子の選択は何をもたらすのだろうか。

  • 『明稜帝』の1巻がこの本と同時期に発売されておる。
    懐かしいねえ。

  • 完全なる殷対周の構図が出来上がった。

    姚天君は、十天君の一人目としては、最高にミステリアスな登場の仕方だ。

  • 殷より様々な刺客が差し向けられる第9巻。妲己の血縁にして武成王の知り合いだった李、趙公明の弟子だったり、その幅広さによって面白さがどんどん移り変わっていく。この辺りはとくに進軍中に差し向けられる刺客、という面があるので、周軍の人間たちが巻き込まれることでまた違った魅力が出てくる。
    かつて申公豹が言ったとおりのことが起こることも含め、歴史物としての人間たちの争いの中に道士・仙人が介入する面白さが増していてとてもよい。戦の描写もはじめてこの作品で触れて印象に残っている。

  • ジャンプ・コミックス

  • 第70〜79話収録。
    土行孫(どこうそん)に一目惚れした蟬玉、この猪突猛進な性格は誰にも止められない。趙公明の刺客、呂学(りょがく)の策略に珍しく負けそうになるも、その蟬玉のおかげで危機を乗り越える。哪吒が珍しく母親以外に気を配るのはここが始まりかな。妲己が通天教主(つうてんきょうしゅ)について意味深な発言をする、ほんと恐ろしい女ですわ。その後、申公豹は人間界へと戻ってきた殷の太子に選択の時を与える。かつての予言どおり、兄の殷郊は王太子の責務を果たす為崑崙山脈を裏切ることになる。この対決が切ないんだよね。

  • 魔家四将の攻撃を受けた周は、殷に向けて反撃を開始する!そんな太公望らの前に、妲己と同盟を組んだ趙公明の召し使い・呂岳(りょがく)が立ちはだかる!呂岳は殺人ウィルスを撒き散らし、周軍全てを人質に取り太公望の命を要求するが…!?(Amazon紹介より)

  • ついに白兵戦。色々な要素が盛り込まれた作品ですね。

  • 女スパイ・蝉玉の説得に土行孫を向かわせ成功を収め、軍隊を増強しながら朝歌に向けて着々と進軍する太公望らの元に趙公明の刺客である殺人ウィルスを撒き散らかす宝貝使い・呂岳が立ちふさがる。仲間を人質にする呂岳に対して太公望は…指導者でありながら自らも省みない行動する様は策士家らしからぬ行動だがこの姿勢は心地良い。楊ゼンも迅速に汲み取る様になり団結力が強くなってきたなぁ〜としみじみ思う。それに対する金鰲島の仙人は仲違い深刻だが、そう仕向けてるのが妲己だと思ってしまうから妲己の知謀の描写は怖いんだよな。紂王の太子・殷郊の決意・行動は全てが間違いでは無いが読んでいて良い感じはしない…この行動の結末どの様に迎えて、太公望はどう決断するのだろう…

  • 「後世の人が僕の行動を知ったら「バカな男だ」と嗤うだろう。
     でも これが僕の選んだ道だ。
     姐己も周も倒してかつての殷を取り戻す!
     僕が殷を復活させてみせる!」

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