- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088726021
感想・レビュー・書評
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同じ宝貝人間でありながら、戦う宿命となった哪吒と馬元。戦闘まっしぐらだった哪吒が初めて出会った戦いたくない相手。言葉にならない馬元の悲しみに寄り添う哪吒の心。相手を救うために己の戦闘力をぶつける。光の描写から馬元が崩れ落ち、哪吒がそれを見届けるシーンは静謐で息をのむ。哪吒と太乙真人、馬元と呂岳の関係性が対照的なのも切ない。戦闘後の哪吒のツンデレ感が飛影?!ってなるのも笑った。
鄧蝉玉と劉環の因縁の対決もよかった。お互いが信じる愛のために戦っているのに、決定的なまでに行動が違う皮肉。そこに現れる美しき救世主!清らかで美しく、透明なまでに冷たいその力に圧倒される。ハニーがしっかりと決着をつけてくれるのもカッコよかった。
4Fのボスは殷の将軍である余化。彼に対峙するは囚われていたはずの黄飛虎!敵が見せた愛する者たちの幻と狡猾な不意打ちに「久し振りにいいもん見せてもらったぜ」と返すところに痺れる!迷いの中でも、自分の信じた道を突き進む。歩くまでは幻でも、踏破した道は現実になるのだから。しかし、最後の兇刃が気にかかる──。
いよいよ、最上階へ辿り着いた太公望。本気を出した太公望と趙公明のガチバトル!かと思いきや、これまた一筋縄ではいかない予感?!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
趙公明攻略編の続き。
哪吒に心を見た。
ボス級の強さを誇っているハズなのに、緊迫感のなさが気になる。
まぁ、それがこのマンガの魅力のひとつでもあるのだが… -
趙公明攻略戦中編。2F~最上階到達までが描かれる。
制限付きの戦闘を繰り広げることで1対1の構図となり、1人1人に焦点をあてた戦闘が展開されていく印象。なかでも、哪吒と馬元の宝貝人間同士の戦いの切ない結末がとみに印象的。ここから哪吒は変化が大きくなっていくのだよなぁと思いながら読むと非常に良い。
蝉玉や天祥といったこれまでにあまりスポットが当たらなかったキャラクターの活躍も興味深い一冊。 -
ジャンプ・コミックス
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金鰲島“三強”の一人・趙公明との華麗なる(?)戦いが始まった!趙公明の弟子、楊任・呂岳らを破った太公望たちは、捕われていた人質の一部を救い出す。だが、その先には、さらに強力な敵が待ち受けていた!!(Amazon紹介より)
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キン肉マン的な下階から上階への戦い、続き。まさか『封神演義』で王家の谷の守護者達(ファラオ・スフィンクス)一番手、ジェセルの用いた「ファラオ・スフィンクス秘承義 カルトゥーシュの使徒」が見られるとは思いませんでした。(ミイラの中身が虫という設定) あと、雲霄三姉妹がひどい(笑)
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朝歌を目の前に迫った太公望らは金鰲島の三強の1人・趙公明に仲間を人質に取られてしまう。戦いの舞台を豪華客船クイーン・ジョーカー2世号に移し、華麗なる戦いの火蓋が切られた…馬元…ただ、その一つの純粋な想いだけでこうなった現実は切ないし、悲しいがそれを葬ってくれたのが境遇は違えど同じ宝貝人間であったのは救いであるな。美しい戦いでは無いが心に訴えられる戦いの一つですね。太乙真人のナタクへの優しさがこの戦いの無情さが引き立てられて胸にぐっと来た。黄飛虎の戦いは…「俺は己の良しとする道を行く」「本当のおまえ達ならわかってくれるよな」の台詞には前巻の殷郊の存在がちらついて響く台詞だ。この傲慢さと信頼を持ち得ていた変わったのかも知れないな。まだ幼い太子達だったからな〜次巻は趙公明と趙公明の妹達・雲霄三姉妹との戦いだな。シリアスな展開を登場シーンだけで破壊する力のある濃ゆいキャラだからどのようになるか楽しみw気になる所があったのだが蝉玉の宝貝が5倍のパワーになったので敵がどれぐらい濃い顔になるかなと思ったらならないのね。そこも改造したのかね。
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「何のためにわしが一緒にいたと思っている?
おぬしらはここまでよくやってくれた。
あとはわしに任せよ。」 -
改めて見ても、雲ショウ三姉妹のインパクトは素敵。
折り込みチラシでは、「花咲か天使テンテン」アニメ化のお知らせが。
懐かしい。