DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

  • 集英社 (2006年10月13日発売)
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感想 : 163
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088740959

感想・レビュー・書評

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  • 13巻というナンバリングではあるが、物語自体は12巻で完結。この巻はいわゆるファンブックになっている。本編が本編なので、ファンブックの情報量もすんごいことに!

    本編では描かれなかったあの人の名前を含めたキャラ紹介。死神まで網羅!
    大場つぐみ先生、小畑健先生の個人インタビューに対談。
    作中の伏線や疑問についての解説。サブタイトルの意味について。
    物語をストーリーとノートの両面から流れを読み解く事件簿。
    4コママンガとプロトタイプ読切掲載。

    特にインタビューと対談は貴重で面白かった。緻密なストーリー展開をどこまで考えているんだろうと思っていたら、意外と月視点で悩んで考えていたり、L生存ルートももしかしたらあったなど、流れから生み出されているんだなと。解決法などもいくつも考えてあって、それを矛盾なく構成していく大場つぐみ先生が登場人物の誰よりも頭がいいのでは?とツッコまざるを得ない。

    また、ドラマ要素や善悪論を極力削ぎ落として、スピーディーさとエンタメを追求したという話も納得。実際には事件の中で自然とドラマが生まれていったし、サスペンスとしての緊張感を失わないちょうどよさがあったように感じる。これでキャラを深掘りしていったら、倍の巻数はかかっちゃいそうだもんね。善悪論についても、あくまでフラットな視点で描かれていて、ただ死という現実だけは揺るがないという柱があるからこそ、ラストの衝撃がリアリティとなって爪痕を残してくれた気がする。

    プロトタイプは読切ということもあり、消しゴムでの復活という仕掛けが効いてて面白かった。消した人間が消すことで蘇るというのが皮肉だよね。ちゃんと一捻りしたオチも用意されていてよかった。

  • 最初はすごい好きだった。
    スリラーな心理戦に自分も
    巻き込まれてる様。今は
    何が面白いのか分からないほど
    飽きた。さぁ、なぜだろう。
    この落差が自分でも不思議だ。

  • もちろんLは大好きなんだけど、思想は月派。
    …ていうと、嗜められます。ですよね。笑
    過激派てわけではありませんのであしからず。笑

    月が「ポテチ」の中にノートの切れ端入れてたこと、
    月とLとのアグレッシブなテニスシーン、
    いろいろ忘れられません。笑
    デスノ連載終了と共に、
    週刊少年ジャンプからも卒業しました。懐かしや。

  • 主人公が勝つのが見たかったと今も思っている。

  • おもしろい

  • 久々にデスノートを読み返しているときに、たまたまブックオフでみつけた。
    ファンブックですね。

  • 計画通り!

  • 電子書籍が出ないので諦めて紙版を購入。多分10年以上ぶりで紙でのコミックス購入になった。

    こちらはファンブック的なコミックスで、内容の背景や裏話を知ることができるので、ディープなファンには面白い本だと思う。値段も安いし、おすすめ。

    昔から心理戦が好物の自分としては、デスノートは何回読んでも飽きない良書。
    この間短編集も出たが(短編はこちらの本と同じものでダブってしまっているのが残念)、今後もたまにでいいので、続編を出してほしい。

  •  108話で完結した本編を13巻で締めるためのファンブック。
     理屈は痛いほど理解できるけれど、ファンブックを単行本と同列に扱うのが大っ嫌いなので、感想に困る。
     
     13巻にこの本を持ってきたということで、12巻まで読んでいる読者向けという事でいいとは思うが、ファンブックのテンプレートにのっとりキャラクター紹介やら物語のおさらいやらも含む流れ。

     当時流行の「謎本」的な雰囲気もある、オフィシャルなセルフカバー的な裏話は面白い。
     原作者と作画家の話も多めで面白い。

     内容は雑誌に掲載されていたわけじゃないだろうに、分厚めな本にみっしり詰め込まれた情報は、細かい文字で埋め尽くされ、活字読書に慣れていても目に厳しい。
     キャラ紹介とか相関図なんかは、ファンならわかっていて当然なんだから丸まるかっとするぐらいの英断が欲しかったかも。

     おまけ4コマ的な漫画と、連載前の読み切り版のプロトタイプなデスノートも丸々掲載されていて、うれしい。

  • <DEATH NOTE : HOW TO READ>
      
    構成・執筆/樹想社(中嶋竜、栩野葉子、高田大志、船津夏生)、坂田茂、平山直美
    カバーデザイン/横山健(現代書院)
    デザイン/バナナグローブスタジオ

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