STEEL BALL RUN vol.14―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (14) (ジャンプコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088744384

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  • 凍った海峡の上で襲ってきた二人組の刺客。ジャイロと同じ鉄球使いのウェカピポ!王族護衛の戦闘のための鉄球の技術と、死角から攻撃を仕掛けるマジェント・マジェントのコンビにどう立ち向かうのか。

    ウェカピポはとにかく名前がいい。なんか言いたくなる響き。ここで鉄球対決になったのも熱いよね。しかもウェカピポは戦闘用の鉄球技術。回避も難しく、一度食らったら致命的になる鉄球が恐ろしい。その能力で欠けた部分を絵で見せてくれるのが演出として面白い。護衛だけじゃなく、暗殺にも向いてる能力だよね。マジェント・マジェントが攻撃的なスタンドを持っていたらかなりきわどかったと感じる。完全防御型って割と珍しい気がする。

    見渡す限り氷の世界。黄金のスケールがなく、黄金の回転を封じられたジャイロ。絶体絶命の中でも自分の能力をギリギリまで信じて戦ったからこそ、奇跡を受け取る権利を得たのかなと。ボールを打たなければ、ネットにもはじかれない。なるべくしてなった結果は、あくまで選択してきた彼らの黄金の精神の積み重ねが紡いだ結果なんだよね。

    「温存しない者は負ける」って言葉も好き。現代だと根性論的な価値観も根強いけど、人生という長いレースを生きる上では、温存こそが決め手になってくるのかもしれない。

  •  17巻なので基本構造は割愛。
     自然を観察できない雪原での戦いから、6ステージのゴールまで。
     6部までに登場した要素を再構築し、敢えて新しいモノを提示しないようにしているかの印象を受けた。
     何もかもが雑で、スタンドの事とかも、シリーズファンなら見当が付くけれど、そうじゃ無かったら付いてこられないような感じ。
     この作品をみんな良く褒めるなぁと感想を読んでいるけど、みんなも皮肉で書いているのかもしれない。
     現在までシリーズが続いているのは本当に受け入れられているんだろう。
     わたしの考えが古いのか。

  • 人間には黄金比がなくて、狼にならあるってのは一体?
    まぁ、いいけど。
    片目失ったやつはなかなかいい味出してるなぁ。攻撃には向いていなさそうだけど。

  • ウェカピポ( 'ω' )

  • すべてを捨てられるものはー
    は聖書の、
    命を失うものは命を得る。
    から来てそうだと思ったのでメモ。

  • 割れたスケールがあるというだけで何ですかこの絶望感
    でもそれだからこそ雪が美しくみえます
    ジャイロのコーヒー飲んでみたいな…最初の頃が嘘みたいに仲良くなりましたね、と思ってたらふたりでワイヤーつくるのナイスコンビネーションです。かっこいいな

  • ウェカピポー!!やっぱりカッコいいし、良い話だー!!
    この3巻ぐらいかなりヒット!とりあえず次の巻いっちゃう!

  • この巻で語られる運命論を使うと荒木先生がこれまでジョジョを描いてこれた
    理由を説明できるのかもしれない。

    ウェカピポとマジェント・マジェントの二人はこれからも活躍が期待できそうです。

    「20th センチュリー・ボーイ」の能力は斬新だった。
    純粋な防御型。
    数多く存在するスタンドを見渡してもこのタイプは初めて。
    6部以降スタンドがどんどんどんどん複雑化している。

    14巻で7thステージ終了ってあと10巻分はどんな展開が待ているんだろう。

  • 防御専用の20th センチュリー・ボーイは凄く新しいタイプのスタンドなのも含め、この巻の大半を占めるウェカピポ&マジェント戦は基本的にシンプルな戦闘なのがいい。それがこの戦闘の中に逐次挟まれる回想の「テーマの難しさ」とのバランスを綺麗に取っている。
    黄金長方形を奪っていくというウェカピポの戦術とそれによって呼び起こされた奇跡が美しく、何度も読み返したくなる魅力がある。
    最後の6th Stageのゴールを語り口調で振り返ってからやることで見事に「やっと」という思いが高められているから最後のゴールシーンは読者も嬉しさに包まれる。
    あとエメラルド色がかった表紙も凄く綺麗。

  • 途中まで読んで止まっていたSBR補完計画始動^^
    この間、完結したことだしね!

    しかしどこまで読んだかはっきりと覚えてなくて、たぶんここから!と思って14巻を買ってきたんだけど、前のストーリーをさっぱり覚えてなかったよ^^;

    だからか、この巻はちょっと入り込めなかった。
    最初から読み直さないとだめだなあ…

    ていうか、スタンド能力の中身がどんどん複雑になってきているような…これは6部あたりから感じていたことだけどね。

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