STEEL BALL RUN vol.14―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (14) (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2007年12月4日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088744384
感想・レビュー・書評
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凍った海峡の上で襲ってきた二人組の刺客。ジャイロと同じ鉄球使いのウェカピポ!王族護衛の戦闘のための鉄球の技術と、死角から攻撃を仕掛けるマジェント・マジェントのコンビにどう立ち向かうのか。
ウェカピポはとにかく名前がいい。なんか言いたくなる響き。ここで鉄球対決になったのも熱いよね。しかもウェカピポは戦闘用の鉄球技術。回避も難しく、一度食らったら致命的になる鉄球が恐ろしい。その能力で欠けた部分を絵で見せてくれるのが演出として面白い。護衛だけじゃなく、暗殺にも向いてる能力だよね。マジェント・マジェントが攻撃的なスタンドを持っていたらかなりきわどかったと感じる。完全防御型って割と珍しい気がする。
見渡す限り氷の世界。黄金のスケールがなく、黄金の回転を封じられたジャイロ。絶体絶命の中でも自分の能力をギリギリまで信じて戦ったからこそ、奇跡を受け取る権利を得たのかなと。ボールを打たなければ、ネットにもはじかれない。なるべくしてなった結果は、あくまで選択してきた彼らの黄金の精神の積み重ねが紡いだ結果なんだよね。
「温存しない者は負ける」って言葉も好き。現代だと根性論的な価値観も根強いけど、人生という長いレースを生きる上では、温存こそが決め手になってくるのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
17巻なので基本構造は割愛。
自然を観察できない雪原での戦いから、6ステージのゴールまで。
6部までに登場した要素を再構築し、敢えて新しいモノを提示しないようにしているかの印象を受けた。
何もかもが雑で、スタンドの事とかも、シリーズファンなら見当が付くけれど、そうじゃ無かったら付いてこられないような感じ。
この作品をみんな良く褒めるなぁと感想を読んでいるけど、みんなも皮肉で書いているのかもしれない。
現在までシリーズが続いているのは本当に受け入れられているんだろう。
わたしの考えが古いのか。 -
人間には黄金比がなくて、狼にならあるってのは一体?
まぁ、いいけど。
片目失ったやつはなかなかいい味出してるなぁ。攻撃には向いていなさそうだけど。 -
すべてを捨てられるものはー
は聖書の、
命を失うものは命を得る。
から来てそうだと思ったのでメモ。 -
割れたスケールがあるというだけで何ですかこの絶望感
でもそれだからこそ雪が美しくみえます
ジャイロのコーヒー飲んでみたいな…最初の頃が嘘みたいに仲良くなりましたね、と思ってたらふたりでワイヤーつくるのナイスコンビネーションです。かっこいいな