イエスタデイをうたって 2 (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 冬目景

• 集英社 (2000年4月19日発売)

感想・レビュー・書評

[イグアン52さんの感想 · 2023年11月3日]

小学校の頃のかかりつけの病院に置いてあった古い漫画を読んでいる時を思い出すような、なんだか読んでいて懐かしい気持ちになる作品です。
滝下の語り、これは冬目先生のお気持ちなんだろうなあと思いながら読んでいました。凡人として当たり前を知りすぎた故に行ききれない自分、それでもやめられない自分、望んだ道筋でなかったとしても進むと決めたのは自分なのだからと責任と覚悟と諦めと現実とがない混ぜになった状態の中で「生きる」ということ。
足りない事を自覚しているけど、今の自分を選んだのもまた自分自身だからまだやめない、そういった葛藤に覚えがあったので凄くこのシーンに惹きつけられました。

[RLiaさんの感想 · 2023年3月24日]

「兄貴の模造品じゃない。でも、完全オリジナルとは思ってもらえないのもわかってる」って…
浪くんは本当に強いなぁ。
榀子には勿体無いと思ってしまうけど、”同じところをいつまでもぐるぐるしている”榀子をそのまま受け入れて、動かせる事ができるのは浪くんだけじゃないかと思う。

[サコッティさんの感想 · 2022年5月18日]

晴｢自分のものがそうじゃなくなったみたいな喪失感…｣(P.68)

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

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[まゆたろさんの感想 · 2017年7月28日]

私は人をある程度平気で待たせちゃうダメな人間だなと思いました。

[tukinokatatiさんの感想 · 2014年7月4日]

既に10巻まで購入してますが、ゆっくりと読んでます。
なんていうか、そうさせるマンガでもあるような気がします。
表紙が全部、晴なのもかわいいですよね。

中身ですが、晴のちょっとした家庭環境だったり、やっと晴の念願？叶うリクオとのデートの話だったりします。
ミステリアスな女性から一部の秘密がばれてしまったわけですが、今回のお父さんは晴が好きだったんだろうお父さんを連想させる人で、よかったです。ただ、男運が悪いとこ書かれてる辺り、後のフラグじゃないことを祈ります。

そして、デートですが。
ま、恋愛マンガによくあるパターンのやつですね笑
純粋に晴が好きな読者はシナコが苦手な人多そうですね。
本当に見てると、子供っぽいけど大人びて、積極的だけど素直じゃない。ちょっとお馬鹿だけど鋭くて鈍感。無邪気で一途な晴を応援したくなりますね。
ま、個人的な好みもあるかもしれませんが。

[こ げ つさんの感想 · 2012年10月27日]

突然冬目景マラソンしたくなって取り出してきたので登録。あああハルちゃん……1巻まるごと風邪の話と言ってもいい。

[ソシールさんの感想 · 2012年7月25日]

お見舞いイベントなのにまったく進まない関係。イライラするか、ワクワクするか、読む人選ぶマンガ。

[watabohさんの感想 · 2011年11月26日]

やっぱり怖い。進めたくない駒。今のままじゃいけないのか。

[aktioさんの感想 · 2011年10月3日]

うーん進まない。人は揃ったのかな？後は掘り下げだけど進展が…

著者プロフィール

1993年、「アフタヌーン」での四季賞受賞を経て、「モーニング増刊OPEN」で『黒鉄』の連載を開始。現在、『イエスタデイをうたって』（ビジネスジャンプ）、『幻影博覧会』（コミックバーズ）、『ももんち』（ビックコミックスピリッツ）を連載中。2008年7月より「アフタヌーン」で『アコニー』を連載再開。

「2016年 『新装版　LUNO』 で使われていた紹介文から引用しています。」