未来歳時記・バイオの黙示録 (ヤングジャンプコミックス)

著者 : 諸星大二郎

• 集英社 (2008年7月18日発売)

感想・レビュー・書評

[深川夏眠さんの感想 · 2011年12月12日]

何度目かの読み直しにつき記事編集。
SF短編連作。
進歩し過ぎたバイオテクノロジーの悪影響で、
人間の中に他の生物の遺伝子が入り込み、
ヒトが単なるヒトではなくなっていく未来の世界。
最初のうちは
軽いギャグに「フフフ」なんて笑っていられるんだけど、
読み進めるにつれてどんどん怖くなっていきます。
それにしても、人魚の少女がカワイイ。

[7do8bu1991さんの感想 · 2019年12月15日]

諸星大二郎氏の作品『未来歳時記・バイオの黙示録（2008）』を読了。　

[nimbus3さんの感想 · 2018年10月22日]

コミック

[aotyさんの感想 · 2016年6月18日]

SFのようでSFと思えない。近い将来、こんな時代が来るのかもしれない。という不思議な感覚と恐怖。
とりあえずアナウンサーのマスミが終始気になる。

[skydriveさんの感想 · 2013年8月29日]

マンションで読む。俺には無理。それ以外に感想はない。それだけです。

[tukattyanさんの感想 · 2011年10月12日]

生物遺伝子の奔流が世界を溢れさせ人類は種という概念を失った。砂漠に落ちたＤＮＡは暴走して人間は崩壊した。バイオとは生物、それは脂肪、もしくは死亡のかたまり。

[letoneさんの感想 · 2011年10月3日]

　

[りんさんの感想 · 2011年4月17日]

不気味な……。
でも、後に、（笑）って、つけたくなるんだよなぁ、諸星 大二郎って。

１番良くわからないのは、ニワトリの話だな。
あと、アナウンサーのマスミが、なんでボディコンなのかも、謎だ（笑）

[yumifukuzawaさんの感想 · 2010年11月24日]

バイオ戦争後、遺伝子が狂い始めた。
動物と野菜の掛け合わせ、人間と野菜、人間と動物・・・
そして人間の支配から機械が逸脱しはじめる。

諸星大二郎らしい作品で、とてもよかったです。

[やきそばパンさんの感想 · 2010年3月10日]

バイオテロのせいで人間と動植物の遺伝子が交じり合ってしまった未来っていう設定にすでに脱帽。
短編集に見せかけて、最後は一気に1つの話にまとまっていくのもびびった。
人間鳥と人間植物が色っぽい。

著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、ＳＦ等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ　』 で使われていた紹介文から引用しています。」