べしゃり暮らし 9 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088777597

感想・レビュー・書評

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  • 芸人を目指す、店も継ぐ。
    見る人が見たら親孝行で自分の夢も追っていて偉いし
    圭右に中途半端だと言っているお父さんも実は、
    店は継がせたい夢も叶えさせたくて中途半端というのが
    人間味があってリアルです。

    覚悟について考えて、看板を見て泣いてしまう圭右が泣かせます。
    舞台に立ちながらごめん やっぱり俺は蕎麦屋は継げない
    と決意するところも恰好良いです。

    「根津、しのぶが好きか? そばを打つ気はあるか?」
    とお父さんが根津さんに問うシーンも
    如何にも頑固親父だけれど情がある感じでしびれました。

    本編とは関係ないですが、ネタの中で
    ルーキーズ100円がドラマになったら300円というのは
    もしかして本当なんでしょうか。笑

    MCフラワーがマイルドになったし飲食店ネタは封印
    というのを聞いて、
    「またうちをいじるくらいしてみろ
    気遣って芸の幅を狭められたんじゃ俺のケジメがつかない」
    というお父さんは筋が通っていて恰好良い。
    実際にこんなライブがあったら、
    もう自然消滅していたと思ったねず花の復活
    そして解散ライブに立ち会えて
    ファンとしてめちゃくちゃ嬉しいと思います。

    はるみさんのやっていたことは個人的には許せないです。
    本人の知らないところで勝手に、というのは酷い裏切りだと思います。
    でも、彼女なりの理由があったことはわかります。

    専門学校へ行くことを決めた圭右君たち。
    才能あるやつは認めていくことにした、と言い切る圭右君が良いです。
    学費免除バトルの為に三人で組もうという話になるのも熱い展開。
    口では無理だと言いつつも、暫定という言葉にがっかりしてしまう子安君。
    新井さんが言う、
    「ネタが作れるやつが自分で演じないなんてもったいない
    何もしないうちから諦めちゃだめ
    可能性は試さなきゃ」
    というのは非常に名言です。
    実際芸人として目が出るかは別として、試さなければ
    きっと後悔してしまうでしょう。

    タイトルを回収するトリオ名『べしゃり暮らし』も
    コマ割り、子安君が考えたという設定
    どれを取っても絶妙です。

    この巻で登場するはるかちゃん、
    初めはどういう子なのか不安に思って読んでいました。
    テレビに出たい、とはっきりしていて
    オモテウラがないし、やっぱり初回から良い子だったのだなと後から思いました。

  • この人の書くマンガは、読む人の心に熱いものを湧きあがらせるよね。

  • 卒業。

  • ねずみ花火編終了。圭右の父親のわだかまりも消え、芸人の道を志した圭右の代わりに後継ぎもできた。
    というわけで、仕切り直してお笑い芸人養成学校編に突入。

  • やっとタイトル登場!
    しばらく続いていた重い話が良い形に落ち着いて、新しい展開が始まるから楽しみ楽しみ。

  • ヤバイ…珠玉な1巻だと思う。

    冒頭の作者コメントの、汗のくだりで既に感動させられるものが。
    こっからが本編?というのは、後のコンビ名で、なるほど、と。
    しかもここまで構想通りってのも凄いなあ。


    舞台のネタもおおむね秀逸。
    ブックオフネタにルーキーズと、本当に良く出来てる。
    前説中の圭右のモノローグ?もグッとくる!!!
    「まぁいい 今はまだ俺たちはこんなモンだ」
    そしてシークレットな解散ライブからプロポーズまで!
    エピソード盛り込みすぎだろ!!!
    マネージャー?が好きだったってのはやりすぎだと思ったけどw
    子安にも期待!!!
    今後にももちろん大期待です!!!!!

  • 高校編が終了?かな。
    やっとスタート地点に立った気がします。
    早く続きが読みたいです。

  • 森田作品の中で一番ギャグが少なくまじめに書いている印象を受ける。今回もいくつも感動するシーンを盛り込まれた巻。

  • 9巻まで読んだ。

    9巻はおとうさんたちがいい。
    理容室のお父さん、上妻のお父さん、工場長のお父さん。

  • ここから本編だそうな。どんだけ長い前フリなんだ(笑) 子安くんの行く末が気になる。

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