暗殺教室 8 (ジャンプコミックス)

著者 : 松井優征

• 集英社 (2014年3月4日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休みのE組を突如襲ったウィルステロ。無事な生徒達は薬を奪取する為、犯人の待つホテルへ潜入した。彼らの暗殺技術は本職の殺し屋に通じるのか!?

感想・レビュー・書評

[小鳥遊ひよのさんの感想 · 2020年8月24日]

「どんな人間にも殻を破って大きく成長できるチャンスが何度かあります　しかし1人ではそのチャンスを活かし切れない　集中力を引き出すような強敵や経験を分かつ仲間達に恵まれないと　だから私は用意できる教師でありたい」

E組を襲ったウイルステロ。本職の殺し屋たちとの戦いも佳境へ。殺せんせーの言葉通り、E組という仲間がいたからこそ、このピンチをチャンスにできたんだと感じる。一人一人の個性や努力が積み重なったからこそ、大人たちと戦えたんだと。

成長したカルマもよかったね。彼のことを見つめて殺せんせーが言った台詞も好き。
「大きな敗北を知らなかったカルマ君は…期末テストで敗者となって身をもって知ったでしょう　敗者だって自分と同じ色々考えて生きている人間なんだと　それに気付いた者は必然的に…勝負の場で相手の事を見くびらないようになる　自分と同じように敵も考えていないか頑張っていないか　敵の能力や事情をちゃんと見るようになる　敵に対し敬意を持って警戒できる人　戦場ではそういう人を…『隙が無い』と言うのです」

この考え方はとても大切だよね。勝者も敗者も同じ人間なんだと。自分と同じように努力し、工夫を重ねて前に進む存在。だからこそ、相手を軽んじたりしないし、その勝負に対して真剣に挑むことができるんだよね。

そして、ウイルステロの首謀者が明らかになり、その悪意から渚がナイフを手に取る。E組と渚の戦いの行方やいかに。

[隼レイカさんの感想 · 2015年2月14日]

椚ヶ丘中学校３年Ｅ組担任殺せんせーを暗殺しようとする生徒たちを遮るかの如く突如現れた新たな敵。危険なウィルスをばら撒き、Ｅ組の生徒の半数を貶めた上で身柄の取引きを始める卑劣な行動の集団の黒幕とは誰なのだろうか。

[stellato-cさんの感想 · 2014年3月23日]

一番気になってたところが入っていない・・・。

[kuragenomarinさんの感想 · 2014年3月15日]

随所にちりばめられたサービスに殺られました。「大事にするよ！」とか千葉くんの目チラもそうですし「そなえあればうれしいな」のカルマくんのイタズラアイテムの中にあった例のお薬とか！（めがねおさげの子”特製”ですよ、特製！）ものすごくいいとこでの引きで正直次の巻まで待つのが苦しい！本誌読んでないのでジャンプ買いたくなりました！

[orenoutyuさんの感想 · 2014年3月7日]

ストーリーを楽しみ、生徒たちの個性を楽しみ（セリフ少なくても無個性（モブ）じゃないんだよね）、漫画という魅せ方を楽しみ、かつ殺センセーの言葉に自分の成長についても考えさせられるという。
すごい漫画。

[太宰龍之介さんの感想 · 2024年2月5日]

08:56.62

[ss512（試）さんの感想 · 2023年1月15日]

全ては鷹岡の復讐、逆恨みに過ぎなかったわけだが、やり方が下衆の極み。こいつだけは本当に嫌い。ラスボスまでの道のりで、殺し屋たちと戦いが面白かった。特に今回は緊急事態とはいえ、結果的にカルマやスナイパー組、一度失敗したものたちの「チャンスの時間」になった。ナイス。

[trivia1001さんの感想 · 2023年1月2日]

ビッチ先生が囮になって、ホテルに侵入することに成功し、スモッグが烏間先生を行動不能にするもやられ、グリップが赤羽にやられ、薬漬けだった男の子を更生させ、ガストロを倒し、鷹岡が渚とデスマッチした話。

[ﾎﾟﾚﾎﾟﾚさんの感想 · 2022年11月29日]

話数と題をメモ。

第62話 プロの時間・2時間目
第63話 引率の時間
第64話 拘りの時間
第65話 カルマの時間・2時間目
第66話 女子の時間
第67話 武器の時間
第68話 チャンスの時間
第69話 黒幕の時間
第70話 ■■の時間
4巻連続特別企画 暗殺教室×SCRAP『パズルの時間』

[trivia0718さんの感想 · 2021年9月26日]

ガストロとはスズキ目・サバ科に属する魚の一種である。

著者プロフィール

松井優征（まつい ゆうせい）
1979年生まれ、埼玉県出身の漫画家。2001年に「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
2004年に 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。テレビアニメ化もされた代表作の一つとなる。
2012年、『週刊少年ジャンプ』31号から『暗殺教室』を連載開始。恩師を殺すことが最終目的、という設定から極めて高い人気を誇り、アニメ化、実写映画化される大ヒット作・代表作になった。