暗殺教室 11 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.19
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本棚登録 : 2280
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088801940

作品紹介・あらすじ

暗殺期限まで残り五か月…焦る生徒達は、自らの力を過信し、重大な事件を起こしてしまう。正しい暗殺者であるために、殺せんせーが課した試練とは!?

感想・レビュー・書評

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  • コードネームの話に笑ったり、A組との棒倒しの話にハラハラしたり、E組の面々が自分の力を過信した末に起こった事件から殺せんせーがE組全員に課した課題とその結果にホロリときたり。笑いや考えさせられる内容が盛り込まれていて、読んでいて飽きません。

  • 「親がくれた立派な名前に正直大した意味は無い 意味があるのはその名の人が実際の人生で何をしたか 名前は人を造らない 人が歩いた足跡の中にそっと名前が残るだけです」

    キラキラネームの回は、まさにこの殺せんせーの言葉がすべてだと感じる。名前によってその人の過去も未来も否定する偏見は見ると悲しくなる。親を批判して、子を憐れんだり疎んだりしても、そこには少しのやさしさもないんだよね。上から見下してるだけ。名前にコンプレックスを持っている人に、こうやって伝えられる人になりたい。
    コードネームで呼び合うシーンも絶妙なネーミングに笑った。説教臭くなく、笑いをしっかり交えて物語を作るのが本当に上手いと感じる。

    体育祭の棒倒しでの勝利で浮かれ、学校外でトレーニングをしようとして一般人にケガをさせてしまったE組。その責任の取り方もよかった。この回もシリアスに寄りすぎずに描いているところがいいよね。保育施設での仕事や、そこで何が貢献できるかを考えて実行することは、大きな糧になった体験に。それにしても、あの増築を見たら「なんということでしょう!!」って言っちゃうわ(笑) 劇的すぎる!

  • 物語の中で懸命にいまを生きる彼らがあまりに眩しく、今日も怠惰に一日を過ごしてしまった自分が恥ずかしいと思った。

  • 全然立ち読みをしていない話ばっかりだったので最初から最後まで新鮮で面白かった♪まずは運動会の棒倒し。中々良いチームプレイで面白かったよ。後「「梃子の原理と言えば案外納得する」ってのは妙に納得がいった(爆)で、2学期の中間ですとで・・・って思ったら意外な展開に。さて、後5ヶ月を実際どれくらいの期間連載するかはわかりませんが楽しみです。・・・でも実写映画はどうだろう(^^;

  • 椚ヶ丘中学校3年E組の生徒たちは、殺せんせーの暗殺技術を身につけつつ勉学にも勤しんでいた。しかし、ある種浮かれていた彼らはとんでもない過ちを犯してしまう。果たして責任を持って償いをすることが出来るのだろうか。

  • いやもう、安定の面白さ!
    最初の話、名前の時間ではもう笑いっぱなしでした!笑
    最近はやりのキラキラネームをネタにしたお話なんですが、正義と書いて(ジャスティス)とか無いわーって思ってたけど、最後の殺せんせーの言葉には不覚にもやられた。
    私たちは付けた親のことを批判するばかりで子供のことは可哀想にって言うだけだったけど、殺せんせーはそれだけじゃない。むしろ批判もしないし可哀想だなんても思ってない。親からもらった名前をどうしたら愛しいと思えるようになるか、大切だと思えるようになるかを教えていて思わず納得。うん……さすがです。
    しかし、ここで出てくるみんなのあだ名本当にどのあだ名も逸材。ただビッチ先生のあだ名がいろんな意味でかわいそうになった(笑)

    小さな一コマまで小ネタがつまっているので隅々まで読んでください。私は借り物競争のところで吹き出しましたww

  • ×あだ名○コードネームと棒倒しが良かった。
    自分が、人の名前で遊ぶ、馬鹿にする、というのは嫌いだけど、あだ名は好きってのは、なんでだろうなぁ、とか思った。
    性別・萌え箱・ポニーテールと乳・神崎名人・このマンガがすごい!!あたりは、印象に残ってます。永遠の0は殿堂入りで良いんじゃないでしょうか。

  • コードネームがひどすぎてずっとそれでもいいんじゃ、と思ったけど、よくよく考えたら誰のことかわかってしまうようではコードネームとして意味がないなと気付いた。
    しかし「性別」て。
    あとやっぱ浅野君好きだなあ。まず間違いなく敗北してる未来しか見えないけど。

  • “普段の行いですねぇ
    イケメンも高い能力も彼の一番の強みではない
    決して傲らず地味な作業も買って出て
    自分の事よりクラスの調和を第一に考える
    積み重ねて身につけたのが"人徳"
    先導者<リーダー>には最も大事な資質です”

    「名前の時間」が面白かった。

    “「大変だねー皆 へんてこな名前つけられて」
    !?
    「あー俺?
    俺は結構気に入ってるよ子の名前
    たまたま親のへんてこセンスが子供にも遺伝したんだろーね」”

  • 今回も面白かった~!特にコードネーム戦はよく上手いことあだ名つけるな~って感心しましたとも。でも、ほんとうに生徒さんひとりひとりが成長していっていて、自分たちの犯したミスをキッチリ返すあたり、ほんとすかっとしました。
    もう半年しか、作中内では時間制限がないなんて…と思いましたよ!でも松井先生の頭のなかでは全てのストーリーがカチリと嵌っているのであろうなあ。

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著者プロフィール

松井優征(まつい ゆうせい)
1979年生まれ、埼玉県出身の漫画家。2001年に「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
2004年に 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。テレビアニメ化もされた代表作の一つとなる。
2012年、『週刊少年ジャンプ』31号から『暗殺教室』を連載開始。恩師を殺すことが最終目的、という設定から極めて高い人気を誇り、アニメ化、実写映画化される大ヒット作・代表作になった。

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