NARUTO -ナルト- 72 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.33
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本棚登録 : 1490
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088802206

作品紹介・あらすじ

カグヤを封印することに成功し、全てが終局へと向かう中、サスケが反旗を翻す! 互いに相容れない想いを通すため、相対するナルトとサスケ。二人の英雄の、全てを賭けた戦いの幕が今、切って落とされる!!

感想・レビュー・書評

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  • 完結。700、ナルトで完結はキリもゴロもよくて大団円。

    カグヤ封印して、世界が元通りでめでたしめでたしとなるはずが、ナルトとサスケの戦いが始まります。本当の最終決戦。場所はやはり終末の谷。
    絆の重さ。それを紡いてきたから知るナルトと、断ち切られたから知るサスケ。光と影を象徴する二人。求めるもの、掲げるものは同じなのに、そこへの道程が違うために、すれ違いぶつかり合ってきた二人。
    決着でつながる血流と石像の手。無限月読から解放するときの二人の結印。いろんなところに暗示がちりばめられていて、読み返すたびに震えてきます。
    エピローグが第一話プロローグ下地にした語りであるのも、ナルトの光と影を暗示してますしね。

    最終回は、働き盛りのナルト達世代がけん引する新たな時代と、さらにその先の若さあふれる世代を描いて、未来への希望しかない終わりでした。
    三代目のいうように「木の葉はまた芽吹く」、そして絆は続いていくんでしょう。

    最後に、好きなキャラはシカマルです。
    中忍試験のブリッジで音忍倒したところから。搦手もいいとこ、ド派手忍術どかーんじゃないところが好みです。

  • この作品は似通っているようで決定的な違いを孕んだ二つの考えが衝突している。一つは、自分が誰からも必要とされていない感覚や孤独はこの世で最もつらく、他者とのつながりこそが人を強くするという考え、もうひとつが、つながりの喪失は孤独よりも辛いものでありつながりは人を弱くするという考えである。しかしそもそも忍者バトルと聞いて多くの人がこういったテーマを最初に思い浮かべたりはしない。このテーマは大きく作者の実体験に基づいているように思われる。
    実家の近所の大学卒の作者というのもあり、作者の人生経験にまで思いを馳せたくなるような、誰にとっても身近でかつ壮大な興味深いストーリーだった。
    てか単純に火遁豪火球とかかっけーー。多くの友人を葬ってきた千鳥を伝授してくれたとってもワクワクする漫画やったわ~うえーい

  • 最後まで自分の意志を貫きとおしたナルトとサスケの戦いを見て、二人とも成長したな~と感動。
    ナルトはいろんな人たちとの関わりの中で分かりやすい成長を見せていたけれど、サスケはよく分かんない感じだった。のに、最後の独白でそうだったのか…と感慨深くなりました。
    戦いの中でサスケの考える「火影」とは何なのかが明かされ、
    サスケ何言ってんだーと思う一方で、理想はそうなのかもしれないと考えさせられます。
    あと今更ですがやっぱりイタチ兄さんは偉大だった…
    最終話でいろいろ衝撃を受けましたが、それはともかく次の世代にちゃんと受け継がれている様子が見れたのが良かったです。

  • 全巻読了。

    とても好感を持てたのは、ナルトが最初からスーパーヒーローだったわけではなくて、修行や決死の闘いのなかで成長していくところ。イルカ、カカシ、自来也と恩師に恵まれたのもよかったんだろうな。ちゃんとナルトを信じきってくれた。
    他のキャラのバックグラウンドや努力、成長をしっかり見せてくれたのもよかった。

    心理学でもかじったのかな?と思うくらい、各キャラの心情がしっかり描かれていて、名台詞・名場面も多くて、ただの戦闘バカのバトル漫画ではない、深い漫画だった。

  • アニメを途中(中忍試験辺り)から見て、面白いと思い漫画を買い始めた。
    中忍になるため切磋琢磨する様子が好きだったから、みんな大人になっていく様を見るのは胸熱です…。
    ナルトの生き様は格好良くて、それに惹かれるヒナタもまたカッコイイ。

    映画へと続くけど、下忍時代から片思いしていたヒナタとサクラ、それぞれの恋が実るとかもう素敵過ぎて、そのカップルや家族としての様子をもっと見たかった。

    2000年03月03日~2015年02月04日(72巻)

  • これの登録を忘れていた。完結したので友達に借りて一気読み。実はアニメ化する前(もう20年近く前?)5巻くらいまで読んだ事があったけど、いまいちだった思い出がある。昔からサスケが好きだったけど、今読んでサスケとイタチの兄弟エピソードにはマジ泣いた\(^o^)/ ティッシュだいぶ消費したw ナルトのパパ、ミナトの話にも泣いた\(^o^)/ ミナトはイタチの次に好きだ! 基本的に、主人公に感情移入出来なくて、主人公のライバルとか、敵役が好みなんだけど、珍しくナルトは好きだと思えるキャラだった。初期は他のキャラに食われて空気感パネェんだけど、背負ってるバックグランドの重みだとか、圧倒的な強さを見せるライバルや敵に対して、成長して強くなる少年マンガの王道セオリーとか、なんか歳のせいかやたら泣けたw
    最後は、よくわからんメタなラスボスと戦ったり、なんかメタな展開は多いけど、主人公とそのライバル=親友を超えた絆的な…運命? ってのが結局、萌えるんだと思う!!

  • 自粛期間くらいの時に一気に読んだ
    中忍試験辺りが1番好き
    トータルして読んで、
    サスケの情緒心配なった
    ロック・リーとシカマルとカカシ先生が推し
    リーの過去も含め、
    努力のみで全ての力を手に入れる感じがめっちゃ好き
    なんかめっちゃ可愛いほわほわの白いぬいぐるみとかをプレゼントしてあげたい

  • 全72巻読了!!!アツクて面白かった!

  • 完結。火影に就任。

  • 連載初めからすきだった。

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著者プロフィール

岸本 斉史(きしもと まさし)
1974年、岡山県生まれ。九州産業大学芸術学部卒。漫画家の岸本聖史は双子の弟。
1996年「カラクリ」が第132回2月期ホップ☆ステップ賞にて佳作を受賞して漫画家デビュー。
1997年に『赤マルジャンプ』に読み切り『NARUTO -ナルト-』が掲載され、1999年から『週刊少年ジャンプ』で本格連載。テレビアニメ化もされた大ヒット作となる。海外20か国以上で漫画の翻訳が刊行され、60か国以上でアニメが放映、90か国以上で商品ライセンスの提供が行なわれた。2015年には芸術選奨文部科学大臣新人賞(メディア芸術部門)を受賞している。

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