ハイキュー!! 14 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 3288
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088802756

作品紹介・あらすじ

代表決定戦準々決勝で、主将・澤村が負傷!! 試合からの離脱を余儀なくされてしまう。チームの土台を失った烏野は、土台代理として縁下を送り出すが!? 「ニセコイ」との奇跡のコラボ「ニセキュー!!」も収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 対和久南戦。

    前の試合で「土台」の存在の大きさを再認識させた上での大黒柱・大地さんの負傷退場。
    そしてあまりスポットライトが当たってこなかった2年生・縁下くんの登場。
    冴子姉さんの「2年の首領は力(縁下の名前)だよ」発言が気持ち良いな。笑

    縁下くんの作中の言葉
    “逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる”

    これは一回逃げたことのある人間じゃなきゃ言えない言葉だ。私自身も逃げたことあるからわかる。
    作者さんの経験則なんだね。
    根性無しの戦いってタイトル、すごいよなあ。

    しかもこの流れがその後の山口くんに続くわけですよ…!

    試合に勝っても、自分の失敗と主将が戻って無意識に安心してしまった自分を悔しがって涙する縁下くんが熱い。
    でも彼はこれから強くなるんだろうな。

  • 「小さな巨人」にあこがれてバレーを始めた日向と中島。二人の対決で盛り上がる和久南戦、と思いきや、この戦いの主役は縁下だったりする。
    主将・澤村の負傷交代で急きょ途中出場となった縁下を待っていたのは、疎外感。
    自分と澤村との比較。緊張によるミス。それらから生み出される重圧。いろんな要素が混ざり合って感じる疎外感。それを打ち破るには、今まで自分がしてきたことを信じるしかないです。それが逃げた記憶であろうとも、逃げっぱなしにならなかったという、ほんの少しの自負を糧にして。
    開き直った先の西谷からの「ナイスレシーブ」。
    ほら、感じた疎外感も気のせいですよ。

    どっしり支える大地がいなくなっても、縁下で支えてきた力があるから、烏たちは飛べます。
    ベタベタな名は体を表すですが、ふさわしい活躍を見せた縁下。表紙になりますよ、そりゃあ。

    春高バレー宮城県代表決定戦、烏野2回戦突破です。

  • ここでまさかのキャプテン不在で、また一波乱ありました。まさか、縁下にスポットが当たるエピソードがあるとは。やっぱり、このマンガは脇役にも見せ場があっていいですね。

  • 縁下くんの活躍が光った。いい主将になるよ。
    大地さんの怪我も大事にならなくて良かった。

  • 和久南と烏野の点数が入っていないのは誤植?

    皆の純粋で当然のような信頼感が心地よい。

    逃げたことがあるからこそ見える世界もある。
    縁下くんかっこよかった!
    そしてノヤさんのナイスレシーブは響く…!!

    良い試合だった!!

  • 縁下の気持ちが痛いほどよく分かる
    ハイキューは感情の表現が生々しくて好き

  • 泣いた。



    縁下はきっと良い主将になるよ…!
    ところで再来年はどうするのか。山口か?

  • 前巻のラスト、田中と接触して倒れた大地さん。その代わりを務めたのは2年の縁下でした。
    2年の首領。次期部長。
    今までは脇役だった彼の内心が存分に描かれた一巻だと思います。彼が1年だった頃、部活から逃げ出した時どんな気持ちだったのか。戻ってきた時、どんな気持ちだったのか。逃げ出した負い目とか。それに対する葛藤だとか。でも次に試合を目前にして大地さんが帰って来て、つい安堵してしまった自分に対する怒りだとか。
    もう、もう、そんな彼の心情が痛いほどにわかって涙が止まりません…!!そりゃ怖いよ…!!安堵しちゃうよ!!(泣)

    そして山口。つい、逃げてしまった。安全な方を、確実な方を、と誰かに言い聞かせるように心の中で言い訳をする。誰かを納得させるためじゃない、何より自分を納得させたいから。わかるよ。……やってしまうよね。それが逃げだって、自分がよくわかってる。だからこそ、縁下のあの言葉は、何より痛かっただろうね。私も胸が痛かった。
    彼が吹っ切れるのはいつかな。試合で活躍する所が早く見たいです。

    部活ってやっぱ楽しいだけじゃないですよね。辛いとかしんどいとか、逃げ出したくても逃げ出せないこととか、自分と周りと、いろんな葛藤があって。それは楽しいことじゃないし、出来ればしたくないことなのかもしれない。でも、それはきっと部活でしか味わうことが出来ないこと、なんですよね…。
    今まで、そういう経験をしてこなかった自分に少しだけ後悔しました。

  • 大地さんが抜けるって技術面でも精神面でも大きかったけれど、みんなで力を合わせてゆく様がかっこよい。山口くんが2本目のサーブで勝負しなかったことや縁下くんの過去だったり、今巻も熱くなった。

  • 大地さんが途中退場し、代わりに縁下が投入される。そんなこんなでこの巻は縁下メインだよ!!!
    練習サボっちゃったエピソードめちゃくちゃ共感できる。。。練習よりサボった方が辛い場合ってあるよね。
    そんなこんなで和久南に勝利。青葉城西戦に突入する。

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