暗殺教室 13 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.14
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本棚登録 : 2147
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088803173

作品紹介・あらすじ

殺せんせー暗殺に成功したその先は? 進路相談を行う事になったE組だが、渚は自分の才能の事で迷っていた。そして帰宅した渚を待っていたのは…!?

感想・レビュー・書評

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  • 死神との対決は先生と生徒たち全員の手でもぎ取った勝利だった。裏切られたものの、生徒たちがビッチ先生を助けてほしいと烏間にお願いしたシーンは熱かったね。生徒たちはE組で愛されて教育されていると実感しているからこそ、その愛をビッチ先生にも向けられたのかなと感じた。烏間の「重いもんは背負ってやる」も男前。ここで死神とは決着がついたものの、シロが登場して不穏な空気が…。

    その後は進路をテーマにした物語へ。死神の暗殺スキルを見て、自分の暗殺への意識に影響を受けた渚。自分の能力を活かすには殺し屋の道を進んだ方がいいのか悩み始める。そんな彼の姿を見て「君の『勇気』は…『自棄』を含んでいる 『僕ごときどうなっても別にいい』と 君自身の安全や尊厳をどこか軽く考えている」と看破した殺せんせーはさすが。

    この要因になったのが渚ママなんだけど、ここまではないにしろ理想を押しつけてくる親は本当にきついよね。理想通りに生きないと、正しくないと愛さないという条件付きの愛は子どもにとっては恐怖でしかない。そこで負った心の傷は大人になっても消えないんだよね。親の不安やコンプレックスを消すために子どもはいるんじゃない。

    それでも、渚は母に憎しみを向けるのではなく、
    「産んで育ててくれただけで…すっごい感謝してる…贅沢かもしれないけど…ただ我が子がこの世に生まれて そこそこ無事に育っただけで喜んでくれたら 全てが丸く収まるのに」
    という心境にいてすごいなと思った。産んで育ててくれただけで、産まれて無事に育っただけで、お互いに感謝し合える関係だったら、どんなにいいことだろうか。

  • ついに来た、親の抑圧をどうするか回。
    「養ってやってるんだから言うことを聞け」って、親→子供とか夫→専業主婦とかでよく出てくる言葉だけど、最悪だよね!

  • ビッチ先生がすっかり萌えキャラに…! いや、これまでも別方向で萌えキャラだったけどさw

    死神戦もスリリングかつバトル風味で面白かったですが、正直渚の進路相談が更に驚きでした。
    まさか彼の"才能"を肯定的に受け止めるとは…これはかなり凄い事です。
    必ずしも道徳や倫理を軽んじてるわけではないでしょうが、それを盾(論拠)に否定することもない。ただただ現実を冷静に見据えてベストな選択をできるようアドバイスをする…本当にフィクションでしかありえない見事な進路指導です。

    それにしたって変装のやる気のなさは爆笑するしかなかったけどw

  • 最新刊。イリーナ先生の安物服可愛い。露出多いよりも色っぽいって可愛いな、もう。そして渚君の家庭はあんななんだ…。確かに生まれてそこそこ育ってくれて満足、なら平和なんだけどな。官僚が政治を動かすって…カルマ君色々と不穏な感じだよ…

  • 死神との死闘、決着……!先生たちの関係が進展。

    さらっと死神の背後をとり、近接戦闘に持ち込む烏丸先生がヤバい。強すぎる。死神さんは相手が悪すぎたな。完璧を求めるなら顔の皮だけでなくアソコも取っておくべきだったか……ドンマイ。そして進路面談。渚母が笑えないくらいきついなぁ~。それでも殺せんせーの前では誰もが諭される。中3の時点で将来のことをここまで真剣に考えられたのも殺せんせーのおかげか。さあ、今度は学園祭だーーー!

  • 話数と題をメモ。

    第107話 「死神」の時間・7時間目
    第108話 「死神」の時間・8時間目
    第109話 「死神」の時間・9時間目
    第110話 世界の時間
    第111話 進路の時間
    第112話 2周目の時間
    第113話 1周目の時間
    第114話 渚の時間
    第115話 学園祭の時間

  • 渚の母親は、明らかにモンスターペアレントだ。話し合いで一方的な捲し立て、精神的にかなりキツい。

  • なんか強敵感があった死神だったけど、意外と…でした。その後に登場した渚くんのお母さんが強烈だったからしょうがないといえばしょうがないのか。RPGでのたとえ、なるほどなあと思いました。

  • 表紙の色の名は、コンビニ桃色という。

  • 渚の殺し屋としての自覚が生まれる。この母親は怖いな…

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著者プロフィール

松井優征(まつい ゆうせい)
1979年生まれ、埼玉県出身の漫画家。2001年に「ラビングデッド」で第51回天下一漫画賞審査員特別賞受賞。
2004年に 「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞準入選。同時に漫画家デビューを果たす。テレビアニメ化もされた代表作の一つとなる。
2012年、『週刊少年ジャンプ』31号から『暗殺教室』を連載開始。恩師を殺すことが最終目的、という設定から極めて高い人気を誇り、アニメ化、実写映画化される大ヒット作・代表作になった。

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