- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088806990
作品紹介・あらすじ
メンバーの想いを乗せ、全国の舞台で演奏する鳴苑バンド。神峰が理想とする“虹の音"を成功させ、強敵を超え観客の心を掴めるか!? 果たしてその結果は…。吹奏楽に熱き魂を捧げた神峰と刻阪の青春、完結!!
感想・レビュー・書評
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ポピュラーカルチャー界隈において「しんかい」といったら誠でなく英雄になる未来を、まだまだ夢みていたいよね。『OK じゃあ 未来の話を始めようか』。こんなにかっこいい左遷、他にあるかよ。
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吹奏楽に興味が湧きました。ただ途中で掲載誌が変わってから雰囲気変わったのが残念。映画に例えるならカメラワークか変わった感じ…
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金井淵さんがいいとこで出てくるなあ、泣いちゃう。素敵な大団円だった!満足!
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吹奏楽を視覚的に楽しませてくれる手法は楽しい。
音楽と言うか精神の漫画ともいえるものになっているけどそのおかでで吹奏楽を全く知らなくてもそれなりに楽しめるものになっていると思います。 -
ついに完結!嬉しいような寂しいような複雑な気持ち。
でも最後まで読めて本当に良かったと思えるラストでした。
欲を言えばもうちょっとだけでも後日談を読めたら嬉しかったかなあ。 -
面白かった〜。ついに完結。超視覚型吹奏楽。世界に飛び出す2人編、番外編で書いてほしいなあ。
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30年以上漫画を読み続けてきた私に、どこでも見たことのないような読書体験をさせてくれた作品であった。
最終巻は、これまで積み重ねてきたことの集大成。このあたりからはじめて本作を読み始めた人には全く意味不明だったことだろうと思う。「相手の心が見える主人公」が「演奏中、各人の心の動きの相関を物語的にとらえる」ロジックから、この最終展開では「各演奏者同士の対抗を、主人公の眼を介さずスタンド的アバターのバトルで表現」と理論を一段飛躍させている。ここらへんの「全部盛り」感は前作『LIGHT WING』の最終回を彷彿とさせる。本作の表現を借りるなら、あちらは力及ばず「型無し」という感じ(それはそれでネタ的面白さがあったけど)だったのに対し、作者の力量が飛躍的に向上した今では、まさに「型破り」の面白さであった。ファンタスティック。
兎に角、全編を通して作者の「真摯さ」が伝わってきた傑作であった。まだまだ読みたい気持ちもありましたが、それは次回作への期待に替えるとしまして、まずは本作の見事な仕上がりを喜びたい。 -
本誌時代のヒヤヒヤな掲載位置、掲載誌の度重なる原稿などなど、かなり荒波を乗り越えてきた作品なので、完結したということが他の漫画以上に感慨深いです。
ずっとハチャメチャで、ラスト1巻はずっとクライマックス状態でエラいことになってましたが、作者があとがきでも書いているように、それぞれのキャラクターが悩んだり競ったりしている姿を追っかけることができて楽しかったです。
神海先生の次回作も期待です!!