- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088902814
作品紹介・あらすじ
職業斡旋を生業とする口入屋兇次。ある日、駿河町呉服屋街を散策する兇次と零次郎は馴染みの呉服屋・楓屋を訪れるが、懇意にする伊助の姿が見あたらない。聞けば伊助は不祥事を起こし、楓屋を辞めたのだという。立ちこめる陰謀の臭いが兇次の義侠心に火をつける!!!
感想・レビュー・書評
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兇次の手下の一人 零次郎が懇意にしている呉服屋楓屋の手代 伊助が客の娘に乱暴を働こうとし店を辞めさせられたという。
伊助の人柄を知る零次郎は不審に思う。
何者かが伊助を陥れたに違いない。兇次一党が事件の解明に動き出す。
と、いうのが大まかな粗筋。
この二巻では事件の真相究明と兇次の口入れで新たな仕事に就いた伊助の再起が描かれる。(外道への仕置は次巻に持ち越し)
普通ならさらっと描くところをきちんと(丹念に)描かれているので こちらとしてはしっかりと「物語」に向き合おうという気にさせられる。
今回、何故 兇次が「弱い 」者に手をさしのべ、手下達は兇次に従うのか?が零次郎の口から語られる。
若干の違いはあるが、「涙」以外とは手を組まないと言った「必殺からくり人」の花乃屋仇吉(山田五十鈴)とその一党を彷彿とさせた。
派手な場面など殆ど無いが、じっくりと読ませてくれて 作者の力量(作画、構成力)に圧倒された第二巻。
読んで損などある筈が無い。-
darkavengersさん
画力があるみたいで気になる、、、「口入屋兇次」は何巻物?darkavengersさん
画力があるみたいで気になる、、、「口入屋兇次」は何巻物?2021/08/20 -
猫丸(nyancomaru)さん
画力はありますよ。
ホント巧いです。
兇次の時は岡田屋鉄蔵名義ですが現在は崗田屋愉一を名乗ってま...猫丸(nyancomaru)さん
画力はありますよ。
ホント巧いです。
兇次の時は岡田屋鉄蔵名義ですが現在は崗田屋愉一を名乗ってます。
男性名ですが実は女性漫画家です。
兇次は全三巻で、電子書籍も出ています。
機会があれば是非読んでみてください。2021/08/20 -
2021/08/21
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伊助、棚ボタで天職を得るの巻。ただし、ここまでに信頼を失い、妙な噂を流され、大怪我を負ったけどね。1巻は経営コンサルタント、2巻はトータルコーディネーターになるのかな。1冊完結な話ではなく3巻に続く、だけどあの娘と番頭に鉄槌を下してほしいわ。四狼、いいわ~!狂犬っぽくていいわ~!そして、三筋、髪を下ろすとあんな感じになるの!? 兇次のお風呂タイムは1回だけ(笑)