- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088906201
作品紹介・あらすじ
貴族たちの物資を狙う義賊団「怒れる者」現る!! その首領は、かつて八ツ裂き刑に処されたダミアンの息子ジャック…!!! 国王暗殺を謀るジャックの前に、ベルサイユの警護にあたるマリー‐ジョセフが立ち塞がる。だが貧者の怒りを背負うジャックの言葉に、マリーの胸にはかつてない問いかけが湧き上がる…。「マリー、本当の自分はどっちだ?」 一方、成り上がりを狙う毒婦ド・ラ・モット夫人に怪しげな動きが…!?
感想・レビュー・書評
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妹マリーの名台詞「男しかいねぇのか?」
彼女が女性として自由に生きたいという意味が込められていてまあ格好いいし、それ以上の意味は込められてないと思うんだけど、あまり納得はできない。
というのも、今までのマリーの言動を見てると、他人はどうでもいいから自分だけは自由だ、という願望に見える。(直後にそんなこと言ってるし。)他人を気にしない自由なんてただの「野生」か、或いは自分以外の「全員が下僕」でしか成立しない。
どちらにしても彼女に「他人と共存」という選択肢はない。ジャックより良いこと言ったみたいな雰囲気を出してるけど、他人を犠牲にした自由という意味では同等かそれ以下の願望でしかない。元々マリーは平等に唾を吐くようなキャラですし。
ミスリードというか、ここで盛り上がるのは何か違う気がするんだけど作者も意図してないのかなー。前後のストーリーから絵とセリフだけ浮いていて、嵌ってない感じ。絵としての描写止まりで物語として薄い感じ。自分だけなんだろうか。
ちなみにマリーの過去の話からすると、彼女の望む本当の自由とは合法的に人が殺せる事と取れるけど、これは抑圧環境に対する抵抗みたいなもので平和になれば変わるのか。できれば変わってほしいけど、少女時代から猟奇趣味だからなあ。 -
201703/今回もマリーが最高。このキャラ設定、そしてこの描写ほんと素晴らしい…。
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今回も濃い!そしてR15?と思わせるビジュアルもあり、ゴテゴテドロドロです。知ってたけどよくわからなかった首飾り事件をあのように描いてくださって、大変よくわかりました。相変わらずマリーはかっこいいな、素敵過ぎです。
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マリー「最悪」(舌をぺろっ)
ますます性的逆転現象が進む。