銀河英雄伝説 6 (ヤングジャンプコミックス)

  • 集英社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088906386

感想・レビュー・書評

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  • 「星を見ておいでですか?」「ああ、星はいい」

    フジリュー銀英伝も、原作本編1巻冒頭まで来ました。そしてアスターテ星域会戦です。今思ったけどアスターテって、アスタルテのことか。初読から20年ぐらいたつのに、はじめて気づいた。
    さて、フジリュー銀英伝。B夫人の件片付いてないよ。ミューゼル時代の青田刈りも、出てきてないケスラー大佐さんとか。シェーンコップは?
    と外伝いろいろ飛ばしてますが、それもこみこみのプロットできているのでしょう。作曲者よりも編曲者としてのほうが、実力発揮できる人と思っているので、期待はしています。どうなっていくのか。そして、どこまで書くのか、ですよね。

    アスターテ。
    玄人になればなるほど、相手の弱点より味方の弱点に気が着いてしまって、好機を逃すもの。まれに歴戦の強者が、ルーキーの勢いに一敗地に塗れるのは、着眼点の差。それを踏まえたうえで、好機を好機と見極めることができる。それを天才と呼ぶ。
    ラインハルトのそれが、十二分に発揮された戦いです。玄人云々からは、まどろっこしい言い方になってますが、まんま銀英伝のどこからか持ってきたもの。ひどいレビューもあったもんだ。

    常勝と不敗が初めてお互いを艦隊指揮官として意識してまみえたアスターテ。銀河の歴史のページがめくられていきますよ。

  • ヤンとラインハルトの出会い。
    これだけでワクワクする。

  • 相変わらずの面白さ!
    ラインハルトが、全滅させられるように仲間に仕向けられたシーン…圧巻でした。指揮官の怯えが部下に伝わるように、揺るぎない自信もまた周りに影響するんだなぁ。

    ラップのエピソードが本当に悲しすぎる。

  • 同盟軍ではYangの親友Lapが死亡しました。
    彼もYangには及ばないものの非常に秀でています。
    その能力を存分に活かせるのに、どの艦隊の司令官に属するかに依って自分の生死が決まるとは…。
    司令官の質は命に関わると感じました。
    それにしてもYANGは同著者『封神演義』の老子に通じる所があり懐かしく感じました。

    一方帝国軍は
    Erlach少将(自己中心),Fahrenheit少将(outlaw)等々、登場人物の紹介の仕方と容姿で、
    著者が遊んでいる且つ楽しんで描いていると微笑ましく思いました。
    それからFlegel男爵の放心状態や怒り等の仕草は観てみて面白いです。
    Reinhardが『いつか必ず没落させてやる……』と呟いていますが
    いつか没落…所か殺されるのではと思っています。
    彼ではなく、搭艦していた他の部下から…。そんな予感がします。

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