- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091031600
作品紹介・あらすじ
なぜ日本は世界から叩かれるのか?
国際情報誌「SAPIO」において、多くの著者が論理とジャーナリズムの手法で「慰安婦の真実」を追求してきた。本書はそうした10年以上にわたる蓄積の集大成である。
「慰安婦問題」を作り出したのは日本のマスコミだった。
その発端と経緯を検証した上で「本当は戦時中に何があったのか?」を史料と証言で明らかにしていく。
本書は誰かを貶めるためのものでも、褒めそやすためのものでもない。
事実を明らかにした上で、日本が世界中から批判を浴びる現状をどう受け止め、変えていくのがよいのか――そうした建設的な議論の礎とするための一冊である。
■収録著者(登場順)
西岡力(東京基督教大学教授)/井沢元彦(作家)/秦郁彦(現代史家)/水間政憲(近現代史研究家・ジャーナリスト)/金完燮(ノンフィクション作家)/呉智英(評論家)/小林よしのり(漫画家)/ベンジャミン・フルフォード(ジャーナリスト)/マリオン・ハリソン(フリー・コングレス・リサーチ&エデュケーション財団理事長)/高濱賛(在米ジャーナリスト)/中西輝政(京都大学名誉教授)/黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在特別記者)/藤原修平(在韓国ジャーナリスト)
感想・レビュー・書評
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これが事実だとするならば、韓国、米国、日本、全てのトップは何をやっているんだろう、と呆れかえるばかりである。慰安婦についてのことは全て解決済みではないか。そもそも戦争時においては何もかもが普通ではないわけで、なぜ日本ばかりがこんなに叩かれているのか。でも、韓国の若者も、半日教育を叩き込まれて半日活動に大切な時間を割いて、なんかかわいそう。どちらにせよ、もう少し未来に目を向けて、両国共々歩み寄るすべはないのだろうか。
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SAPIOに掲載された特集の第2弾。今回は、従軍慰安婦が作られた歴史であるという事実であると、多くの執筆者が書いている。
内容は、1章が日本マスコミと左派集団が作り出している事実を暴き、2章は日本軍が戦時中に慰安婦に何をしたのかということ、3章はアメリカなどの対日批判の現実を書いている。
この論によれば、慰安婦はあれど強制性がないことがいろいろな事実からわかっており、逆に言葉にできないということでしか強制性は説明できない。歴史はやはり事実に寄って明らかにしてほしいとは思った。今後もニュースなどを注意していきたい。 -
かつての日本軍はハンコで管理された官僚組織だった。だから軍隊が正式に従軍慰安婦を連行して営業していたというのであれば、それらの資料、書類が大量に出てくるはずだが、それらは出てきたことがない。つまり軍隊は従軍慰安婦にかかわりを持っていなかった。
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サピオ誌の記事を編んだものなので一貫性はあまりありませんが慰安婦問題がいつ巻き起こり今に至るのか、頭の中が整理できます。