- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091214652
作品紹介・あらすじ
▼第1~4話/そのエスパー凶暴につき(4~7)▼第5~7話/その通りになるのです帳(1~3)▼第8~10話/ファントム・メナス(1~3)
●主な登場人物/明石薫(10歳。超度7のサイコキノ[=念動能力者]。「ザ・チルドレン」のリーダー格)、野上葵(京都生まれの10歳。超度7のテレポーター[=瞬間移動能力者]。三人組で一番の常識人?)、三宮紫穂(10歳。超度7のサイコメトラー[=接触感応能力者]。悪女の素質あり)、皆本光一(20歳。「ザ・チルドレン」のお目付役をつとめる若き天才科学者)
●あらすじ/前巻から続く、1年半前のチルドレンと皆本との出会いのエピソード。皆本にリミッターを外させることに成功したチルドレンは、緊急出動に便乗して脱走を計画。一方、皆本は桐壺局長からチルドレンの指揮官に志願してほしいと懇願されていた。頑なにそれを拒否する皆本だったが、そこへ衝撃の知らせが…!?(第1話)
●本巻の特徴/3人と皆本のファーストコンタクトを描いた「そのエスパー凶暴につき」の完結編。チルドレンが手に入れた、どんな願いも叶う魔法のノート(?)のエピソード「その通りになるのです帳」。ひとりで休養中の薫が、澪らパンドラに呼び出される「ファントム・メナス」を収録。
●その他の登場人物/兵部京介(チルドレンと人類を敵対させるべく「パンドラ」という組織を率いて活動する、最悪の超能力犯罪者)、桐壺帝三(バベルの局長。チルドレンを溺愛する53歳)、柏木朧(桐壺を補佐する秘書官で、年齢不詳の美人)、澪(兵部に心酔する少女エスパー。葵とはタイプの違うテレポーターであり、変則的な能力も持つ)
感想・レビュー・書評
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前半はDEATH NOTEのパロディ。ノートに書くと書いたことが実現するという道具を借用しているだけでなく、キャラクターの仕草もパロディになっている。後半は黒い幽霊に対するパンドラとの共闘。今や共通の敵に対して対立していた者同士が共闘することは、ありきたりな臭い筋書きになっている。しかし、敵組織が主人公側に立って共闘するのではなく、主人公側が敵側に立って共闘するところがユニークである。
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コミック
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【そのエスパー凶暴につき】
チルドレンの皆本への異常な執着ぶりの理由はこのエピソードで分かった。
今でもチルドレンは、皆本が目の前から消えたら世界からはじき飛ばされると思っているのかも。
【その通りになるのです帳】
少佐のいたずら。チルドレンの側で力を使っても兵部センサーに引っかからなくなったのなら、ひょっとして出番が増える…!
【ファントム・メナス】
みんなのパティちゃんktkr。
パンドラと薫ちゃんで初の共同作業。パティをブラック・ファントムから解放するよ! -
9784091214652 190p 2008・9・23 初版1刷
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椎名高志
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裏表紙
いつでもどこでも大の仲良し、最強特務エスパー“ザ・チルドレン”
14巻は、3人娘と皆本とのファースト・コンタクトを描いた“出会い”編が完結!禁断のエピソード・・・“その通りになるのです帳”で爆笑!!薫が澪に寝込みを襲われる・・・“ファントム・メナス”でドキドキ!! -
皆かわいいよね
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なぜかこの巻から購入〜wでも揃える予定
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無事に「その通りになるのです帳」が単行本化されてよかったですね。こういうの、他社でも(というか他社だからこそというか)一応話を通したりするんだろうか? 通された方は通された方で何を言えばいいのかわからなくなりそうだ。
皆本とチルドレンの出会いのストーリーは職人的にきれいに決着がついていてひと安心。裏を返せばきれいだが小さくまとまりすぎというところもあるのだけど……。
この後まだしばらく1巻冒頭のツン期が続くわけで、何もかもハッピーに決着とはいかないのは仕方ないことよね。
それにしても兵部がBABELのシステムを書き換えた事は結局露見したんだろうか? 侵入がチルドレンにバレて不二子さんの顔にメッセージを残してしまって(ノートのせいなのか本人の断固とした意志なのか微妙だ……あの4コマを見たあとだと)、状況証拠はこれ以上ないほどあるんだからBABELとしても徹底的なリカバリはすると思うけど、そのへんの描写がはっきりしてないのがちょっとモヤモヤする。