- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091214799
作品紹介・あらすじ
▼第1話/法律でダメって言われても、観たい気持ちは消えない▼第2話/人生に必要な人とはだいたい出会うようにできている▼第3話/仮面の下の涙も汗も、ヒーローだから見せられない▼第4話/それは、光で時を切り取る機械▼第5話/THE END OF THE WORLD(1) 君が望んだ三千世界▼第6話/THE END OF THE WORLD(2) 神さまが棲むという城▼第7話/THE END OF THE WORLD(3) 天照の箱庭▼第8話/THE END OF THE WORLD(4) 世界に届く声で▼第9話/THE END OF THE WORLD(5) 終わりへの予兆▼第10話/THE END OF THE WORLD(6) 力への意志▼第11話/THE END OF THE WORLD(7) 左手に愛を誓い●
主な登場人物/綾崎ハヤテ(1億5000万円の借金を背負い、ナギに執事として仕える16歳。不幸さ加減なら誰にも負けない自信あり)、三千院ナギ(超お金持ち・三千院家の一人娘。13歳。ハヤテに愛の告白をされたと思い込む)●
あらすじ/ワタルのレンタルビデオ店で、間違って棚に置かれていたR-18指定DVDを見つけたナギ。好奇心から借り出して1人で鑑賞を始めるが、実はそのDVDは、'80年代に社会現象とまでなったゾンビが出てくるホラー映画だった! 見終えてからも恐怖が焼き付いてしまったナギは、ハヤテの服をつかんだまま離そうとしなくなってしまい…?(第1話)●
本巻の特徴/ダメ親のもとから逃げだした幼少時代のハヤテが、謎の花園で出会ったひとりの少女。愛と冒険の思い出を描いた長編エピソード“あーたん編”がスタート!●
その他の登場人物/マリア(三千院家のメイド。美人で面倒見のいい17歳)、桂ヒナギク(白皇学院の生徒会長。才色兼備)、桂雪路(ヒナギクの姉。白皇学院の教師だが、かなりのダメ大人)、西沢歩(ハヤテの元同級生。特徴がないのが特徴な娘)、鷺ノ宮伊澄(ナギの親友。世間知らずの天然お嬢様)、愛沢咲夜(ナギの親戚で幼なじみ。お笑いに厳しい13歳)、瀬川泉・花菱美希・朝風理沙(生徒会3人娘。ハヤテやナギのクラスメート)
感想・レビュー・書評
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9784091214799 187p 2008・10・22 初版1刷
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ハヤテの過去がわかる回<br />あーたんかわいいです( ̄▽ ̄)
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ハヤテがなんで強いのか、あんな性格になってしまったかを補完する過去編があるけど…
正直なところ誰得シリアス展開が続きすぎて面白味はない。
問題なのは誰得シリアスを長々とやってしまった事だろう。 -
2008/10/17
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作者が「連載前から物語に組み込まれていた話」と説明しているエピソード「THE END OF THE WORLD」の一部を収録。
連載時随分長くやっていた印象のあるこのシリーズは次巻まで続く。
この過去話について、「恐らくこういう暗い話はもうあまりこの漫画には望まれていないだろうなぁと感じていたから」と書いているが、この感触はまぁその通りだろう。
それでも敢えて、展開を先に進めるためにこのタイミングで描くということは、畑氏は作品のまとまりを考えてダラダラと連載を続けることを潔しとしないタイプの作家なのだろうな、と改めて感じた。 -
ふと思ったんだけど、ヒナギクは活躍すると直後にそのインパクトを上回る何かにかっさらわれ続けている気がする。気のせいですか?
前巻もいいんちょさんレッドにしてやられ、今回文字通りレッドになってアンラッキースケベイベントまでこなし大赤面パーティーだよヒャッホーイ!と思った矢先に最強クラスの強制イベントルート直行である。
なまじ基本スペックが高いと、失敗やボケが身につかない。ツンポコなお嬢様や基本ポンコツな泉と違って、不運な目にあうことが己の最大のアピールの場になってしまうのがヒナギクというキャラの最大の不幸なのだが、なにもイベント順でまで不運にならなくても。
そしていよいよの長編イベント過去編。
地獄のような重さである。いや、実際はその重さを緩和する小ネタがいっぱい散りばめられていて楽しくは読めるんだけど(さすが作者、こういうエンターテイメント性はぬかりない)。
困ったことにこの話が悲劇に向かうことはさんざん既知(作者が予防線として「悲劇に終わりますけど我慢してね」的な表現をあちこちでしていることもある。ちょっと皮肉だ)なので、アーたんとの時間が幸せであればあるほどその先の恐怖が増幅されるのだ。
恐ろしい、あまりにも恐ろしい! 幼稚園児が美少女とちゅっちゅちゅっちゅして同衾してることも含めて恐ろしい!
もうこの話は文字速を最速にする勢いでイベントをこなし終わるしか! と思っても泉の件で寄り道になるのか、ああ大丈夫か、指輪の件で何か起きるのか、ああ大丈夫か、などとおののいている間に以下次巻なのだった。お気楽なコメディのくせにどうにも油断ならないマンガだ。