アオイホノオ (4) (少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 795
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091223890

作品紹介・あらすじ

打倒!庵野秀明!?あだち充!?焔のまんが道!!

各方面から大反響の島本的まんが道!
将来、ひとかどの漫画家になってやろうともくろむ
芸大1回生のホノオモユルは、
同級生の庵野秀明の自作アニメーションに衝撃を受け、
あだち充の『ナイン』にもだえ苦しむ!
三歩進んで四歩戻る七転八倒青春エレジー
第4巻!!!!!

感想・レビュー・書評

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  • ホノオ君のあだち充論が面白い(笑)
    一方で庵野さんの天才っぷりが目立つ巻でしたね。やはり学生時代のころから凄かったんだなあ。

  • 4巻になってもテンション衰えず。当初漫画の手法としてはバクマン、まんが道系の作者を投影した漫画家志望の漫画界内幕もの、ということでずるいな、という意識はあったが面白いので認めざるを得ない。

    一般的に人は2種類に分かれる。それは、ものを具体的につくり表現する側と、人が作った表現物を消費するもの。僕自身とは違う側の、圧倒的に少ない前者サイドの人間が、金も名声もない学生時代にどういう思考で考え、どういう活動をしていたのか、というところがのぞけるのがこの漫画の面白さ。バクマンみたいな少年誌的に「無限の気力と才能を持つ」キャラでもなく、まんが道ほど古い話題でもない、今の日本と連続性のある80年代初期文化圏でのこういった創作系学生の描写が面白い。

    学生としてのメンタリティ、つまりまわりの女性が気になったり、精神的に動揺しがちだったり、貧乏だったり、仲間と騒いだりという要素は一般の消費する側と同じでありつつ、表現する側としての独特のプライド(”城”と表現していた)や人前に表現物を出して批評にさらされる、というつらいところ、その辛さを乗り切るためにどうモチベーションを保つのか、などの一般の学生にはない独特の苦悩が興味深い。

    トンコさんは相変わらず魅惑的。というか近眼でやたら話しかけてくる距離が近くて、勘違いしちゃう女性っているよね。

  • 大学生庵野がウォークマンで聞くのは寺尾聡。
    石ノ森、ちば作品のコラージュが楽しい。

  • 今回も心抉る名言満載。

  • このなんにも、しなさ加減とか、それでも、プラス思考とか、なんか好きです。
    着々とガイナックスのメンバーが、そろっていくのも、いい感じ。
    ホノオモユルは、そこに入ってないけど。

    でも、このマンガの最大の素敵なところは、トンコさんかもしれない。
    島本マンガの女の子って、よく見たら、かわいくないですよねぇ。絵的に。
    でも、仕草とか、シチュエーションで、かわいく見えるマジックがかかっていると思いません?くすぐりどころを知っている。

    トンコさんも、天然なところといい、鋭いところといい、永遠のあこがれの先輩で、よいです。

  • バクマンと平行して読んだせいか感動もひとしお。庵野ウルトラマンの衝撃はクリエイターでなくてもよく分かる。

  • もう、ノンフィクションでいいですね。
    「あだち充 は野球漫画の描き方が全然分かってないんだ」
    は、島本和彦にしかかけない!

  • アニメの巨匠の伝説化してるお話を織り交ぜながら物語は続いてます。ホノオのオタクっぷりにニヤニヤしながら読んだ。こんなオタクは結構居たな(笑)

  • 庵野秀明すごいなぁ

  • 将来、ひとかどの漫画家になってやろうともくろむ
    芸大1回生のホノオモユルは、同級生の庵野秀明の自作アニメーションに衝撃を受け、あだち充の『ナイン』にもだえ苦しむ!三歩進んで四歩戻る七転八倒青春エレジー第4巻!!!!!(Amazon紹介より)

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著者プロフィール

監訳を担当した島本和彦は、1973年に創刊された「月刊バスケットボール」の創刊編集者で、後に長く編集長を務めている。NBAのテレビ放映のはじまった1987年より解説を担当し、分かりやすく親しみやすい口調でNBAやバスケットボールの普及に貢献してきた。コービーの所属していたレイカーズの先代オーナー、ジェリー・バス氏とも親交が深く、歴代のエースたちへの取材も数多くこなしている。MJなきあとを支えたコービーにはルーキーの時から取材し、その身体的・精神的変化を細緻に見つめてきた。

「2019年 『KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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