- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091225917
感想・レビュー・書評
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深海で発見されたプレートには、超古代文明が鳴らした警鐘が記されていた。彼らが残した遺産を悪しき者から守り、封印する組織「アーカム」と、その任務を遂行する特殊工作員「スプリガン」の物語!
ネトフリで新作アニメを観たのをきっかけに原作マンガも読み始め(再読かも)。炎蛇は変わらず1話目で、続いての仮面伝説はアニメにはなく2巻へとまたぐ長編になっている。絵柄は懐かしい雰囲気。アクションシーンの描き込みと躍動感がすごい。表情やシーンの陰影のつけ方にも迫力がある。アニメのアクションがバチバチに動きまくっていたのは、この原作から来たんだなと再確認。
炎蛇の章の舞台は、富士山麓文明が残した火の社。スプリガン・御神苗優が護るのは、幼馴染で現在は言語学の天才・山菱理恵。アメリカとロシアはその力を得るため、日本に侵入して奪い合う。お互いに最新技術やオーパーツを利用した装備で殴り合う戦闘がシンプルで気持ちいい。富士山噴火によって蘇った炎蛇のインパクトがすごい。こんなことが起きたら、もみ消すの大変すぎる(笑)
仮面伝説の章ではメキシコにあったパレンケの仮面が日本に持ち込まれる。なんとそれを闇ルートで買ったのがクラスメートの初穂、香穂(かがほ)の父・笹原耕一だった?!仮面を追いかけて、怪しげな老人と人豹(ワージャガー)たちまで参戦して、今回も大変なことに。さらに仮面が香穂に取り憑いて、メキシコへ里帰り!古代文明の遺物っぽいのに、ちゃんと飛行機を使うのがシュール。舞台をメキシコへと移して、この三つ巴の戦いはどう決着するのか?!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストーリー:10 画力:8 魅力:10 デザイン:10 構成:10 表現力:10 独創性:10 熱中度:10 センス:10 感動:8 総合:96
超古代文明の遺産を悪用しようとするやからどもから守り封印する事を目的とした組織アーカム
その中で特殊な能力を持った集団の通称がスプリガン
まず、個人的な評価のポイントとして、まるで映画のような躍動感のある構図・・・絵柄が特にうまい・・・というわけじゃないと思います。個人的には好きですが、友人は絵が下手とか言いやがりました。僕が思うに絵が下手なんじゃなくてリアルすぎるという意見です。その上で、コマ割りなどページ構成なども上手なので、総合してまるで映画のような臨場感を漫画で出せているのではないかと認識しています。
キャラも非常に魅力的で、戦闘シーンなどはドラゴンボールなどとはまた違った感じの凄みがあっていいです。もはや人間とは思えない強さですが、絵がリアルなだけにそこにドラゴンボールなどとは違った良さを感じました。
イメージ的には映画を漫画で読んでいるような感じですか・・・?
内容は主に↑にあるようにオーパーツの保護と封印を目的として、その先々で出会った悪党どもをぶちのめして行く感じなのでシンプルですが、何気に水晶のどくろなど、現実とややリンクさせている部分もあって面白いです。
この作品を知ったのはちょうど3巻が発売した頃で、風邪で寝込んでた時に読む漫画としてなんか適当に買って来た中の一冊だったと思います。
今はアームズなどを通してある程度有名になりましたが、まだマイナーな作品だった頃に、偶然に同じ大学にいった友人もこの漫画を好きで知っていたのにはお互いびっくりしました。(おまえこの漫画知ってるのか!?みたいな感じで。)
実際、皆川亮二先生の作品の中では一番面白いと思いますので、もうちょっと世間に知ってもらいたい作品の一つです。
好きなキャラベスト5
1.染井芳乃
2.ジャン
3.ボー
4.御神苗
5.朧 -
もう20年前の漫画なんですねぇ・・・
地球は神秘に満ち溢れてます。 -
ひさしぶりマイベスト2。
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Netflixでアニメ化、めでたいねェ。
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これ週刊連載って絵うますぎだろ。しかし内容はうーん、いつもの皆川亮二やな!原作者はARMSと違うのに話の骨子が似てるのは何故や。
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古代文明漫画の先駆け
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皆川さん、熱い。けど同じこと繰り返してるようにも感じてしまう
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漫画
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古いけど確かに面白い