銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)

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著者 : 荒川弘
  • 小学館 (2012年4月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091236531

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銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 農業という労働は本当に生きることを学ぶ場所だと思う。生き物を殺す辛さと、そうしなくては生きていけない、食べていけない私たち。そんな葛藤に直面して八軒が出した答えは、豚丼の肉を買うこと。面白いなぁ。独特だね。この感性がどうこの場所で活きてくるのか楽しみ!

  • 屠殺場の事を、今はと畜場と言うんですね。
    漫画にそれを差し込んでくる所に心意気を感じるというか、凄いです。
    私が屠殺場という言葉を知ったのが、自主規制とか差別語とかにちょっと興味をもったからだったので、授業でちょっと映像を見るシーンだけとはいっても、ご苦労があったのではと、ちょっと思ったりして。
    人間を支える重要な仕事ですよね。
    何しろその仕事をする人がいなければ、私達は食肉にありつけないんですから。

    そして今巻の泣き所は…。

    >「俺、中学で
    目標が無くなって
    夢もないから、
    夢があって
    キラキラしてる奴が
    正直ねたましいよ!
    でもさ…
    夢かなえる為に
    しんどい思いしながら
    ふんばってる奴
    いっぱいいるから…
    そういう奴の夢が
    かなわないのは嫌だよ!」

    そして、バイト代受け取る所。


    蛇足ですが、「夏の巻15」の扉絵。
    穀物用(かな?)の秤で体重を測ってる絵が私的に懐かしい。
    子どもの頃家には体重計がなく、親に精米したついでとかに、これで体重測ってもらったりしてたなぁ。

  • 中学時代に、理科の授業で、
    牛の解体をしたのを思い出した。
    同じ解体でも、
    それまで生きている姿を
    見ているのと、
    更には、育てたのと、
    それが仕事の人と、状況によって、
    思いは全く違う。
    フラットな見方できるような、
    したいと思うような、
    考えさせられる漫画。
    何事にも一生懸命なハチが、
    甘酸っぱくて、好感が持てる。
    こういう抉られる感じ、懐かしい。

  • 良い漫画ですね~^^
    ほのぼのしていると思いきや、ずっしりと重いものが残る。

    一生懸命愛情を持って育ててきた豚丼がついに…!
    八軒君は良くも悪くもまっすぐで、だからこそ人一倍悩む。
    やりたい事が見つからないというけれど、しっかり吸収してるね。

    先生の「停学などなまぬるい!」に笑いました。
    いかにも酪農学校らしい処分だなぁ。

  • ついに豚丼が! の3巻です。
    作者の牛乳普及活動が見え隠れする・・・。私も牛乳好きなので、給食で飲みたくないと言うクラスメイトに「もったいないなぁ」と思う方ですが……。

    しかし、この本はいろいろなものがおいしく見えていけませんね。
    動物もかわいいんだろうけど、あまり動物の世話をしたことのない私は多分動物臭は苦手だろうなぁ。

    さて、主人公の兄が登場しました。
    こんな人が通常にいたら殺意を抱く、ということはないですね。兄弟だったら嫌かもだけどだって天才と馬鹿って紙一重って言うし。
    主人公の家族関係が、ちらちらしだした3巻です。
    恋愛は・・・道のりは遠いねぇ~。

    ちなみにわたくし、そのむかしソーセージ作りのビデオを見た覚えがあります。ええ、豚の「アーメン」のシーンから。
    さすがに解体のシーンはなかったけど。
    いつ見たのか、なぜ見たのかも忘れたのに、そこだけはしっかり憶えているものですね・・・。

  • 同じ価値観を持つ集団の中に在る異分子である八軒が逃げずに現実と向き合うその真面目さがいい。

  • 御影牧場での夏休み…。
    街で過ごしたどんな夏より迷い、働き、汗を流した日々。
    そして住み慣れた寮に八軒は帰る。
    いつもの仲間がいつものように笑っている。
    夏はまだ終わらない…。

    前巻に引き続き御影のご実家でのバイトの話が半分、夏休み明けの学校話が半分。
    牧場での毎日は本当に大変そうだけど、なんか色々と美味しそうでお腹すく(笑)
    まさかの八軒のお兄さん登場でどうなる事かと思ったけど、結構普通に帰って行った。
    というかお兄さんは本当に兄弟から見ると大変イラっとさせられるタイプだったなぁ。
    でも悪い人ではないから憎めないという。

    夏休み開けていよいよ出荷間際となった豚丼のことで八軒が悩み過ぎてて、ちょっと読んでて重たい漫画だなと感じたり。
    そこが重要なんだけど、こっちまで気が重くなるから困る。
    家畜の運命とそこまで真剣に向き合うってしんどい。私にはムリだな、重いし。

  • バイトを通じていろいろ学ぶ巻。
    小中学生に読んでもらって、働くことを感じてほしい。

  • 3巻は農業高校の夏休みがメインです。生徒一人一人が目的があって夏休みを送っている気がしました。自分は普通科でしたのでちょっと羨ましく思います。
    もちろん羨ましいだけでは片づけられない苦労や家の事情はあるかと思いますが、いいことも悪いこともバランスよく描かれていて、このマンガを読んで進路をどうしようか迷っている人が「農業」を選択肢に入れてもらえたらいいですね。
    働くこと、お金をもらうこと、お金を使うこと、食べること…。
    この巻もいろいろ考えさせられるところも多くあり面白かったです。

  • 1~3巻を読みました。
    農業高校なんだけど、畜産のお話、登場人物がみんな違うタイプなので、
    いろいろな角度から物を感じたり考えたり行動したりと、いうのが、
    すごく面白い。前向きだし。
    牛、馬、ブタ、くま、しか、など、ペットとは違う、実は生活に密着していたという命のとらえ方など、なかなか知る機会のない未知の部分があかされていて神聖さを感じつつ観ました。

    子供の頃、こういう環境には、少し接してきたはずだけど、お金のいる生活になってからは、離れてしまい、忘れてしまいがち。なんか、家畜に接していたころをすごく思い出しました。

  • 豚丼にまつわる話もよかったけど、個人的に仕事とお金の話が響いた。

    先生や級友たちが八軒の悩みをバカにしたりしないのがいいなって思った。

    「親がちゃんとしたもの食べさせてくれてた」と言うセリフを聞いて八軒がどう思ったのか気になる。親にも愛情があると突きつけられたときって複雑。

  • 3巻まで読了。
    このマン大賞になってましたが私はスルーしようと思ってました。正直。

    でも尊敬する赤木かん子さんが
    「学校図書館の畜産コーナーに置けるマンガだ」と推していたのを知り
    それなら読んでみるかと(笑)

    読み始めたらおもしろい!
    キャラが濃いから笑わずにはいられなくて吹きだす始末。

    やられました。
    こどもにも読ませます。
    ちょうど進路に悩んでるお年頃。
    キャラたちの苦悩が等身大に伝わるんじゃないかな。リアルに。

    それぞれが自分の出した答えの中で模索して
    それでも最後は笑顔になると信じて。

  • 面白い!けど、考えさせられる漫画。

  • プチパーティや美味しいものを勧めるテカテカ顔に心当たりがありすぎて笑ってしまった。いや、わかる。すごいわかる。

  • 主人公の八軒は、夏休みにクラスメイトの御影アキの家でバイトをすることに。そこでいろんなことを学び、知り、そして悩みを抱えたまま新学期を迎えます。
    多摩子の農場で牛の出産に立ち会った八軒は、『豚丼』と同じように『牛丼』と名前をつけてしまったりしてるんですけど、新学期早々、実習で飼っていた『豚丼』が『肉』となってしまう現実に直面。

    生き物を食して生かされている人間。
    スーパーやコンビニに行けば大抵の食べ物は手に入るこのご時勢、普段口にしているものがどうやって出来てどうやって自分達の手に渡るのか、それを知ることはやっぱり大事だと思いました。
    自分の道を見失い夢や将来に迷う八軒は、人生で初めて出遭う『豚丼』の命を前にどんな想いで事態を受け止めるのか……。

  • 荒川作品はどんなジャンルでも面白い。
    漫画と言えど、侮ることなかれ。

  • 夏休み中の御影家でのバイトが終わり新学期豚丼絡みの話が結末へ向かう、といった3巻。異なる価値観が接触するということの面白さが明言された所以外でも全体に満ちているのが最大の魅力。農業に関わっていない限りは主人公・八軒の価値観に近いかと思われるので八軒とともに自分の価値観を問い直す体験をしていく形になる。
    話の展開としてもバイトの話と新学期の話はぴったり関係させている形になるため物語的な面白さも期待以上。いい所で引くので4間が待ち遠しい。
    八軒兄も登場して八軒家の展開としても深みが増す。やや変わったキャラとして登場したのは今後にどう生きてくるのかが楽しみ。
    ページをまたいで衝撃的なコマを使ったり、笑いのセンスも相変わらずで楽しい。提示しておいた悪い例を別のキャラで実践してみたりフィクション染みたタマコの存在であったり勢いのあるギャグであったり色々な笑いがあるので合う人は多いのではなかろうか。

  • 第3巻は夏のバイトの後半戦、ちょっとだけ青春要素もクロスしてますが、
    "仕事"の失敗とそれへの対応が、八軒を一回り大きくしていきます。

    甘い思い、苦い思いがない交ぜになったバイト代の使い道は、、
    さていよいよ、1巻から引きずってきた、"豚丼"の生命と向き合います。

    ん、お兄さんがいい味出してますね~、4巻が楽しみです。

  • 「農家の常識は世間の非常識」を描く「百姓貴族」が大好きなので、もちろん、その酪農高校版である本書も楽しみにしております。(*^_^*)


    ただ・・・今回は正直、ちょっと失速かなぁ。
    前作の、各科の特徴を活かした「ピザ作り」が面白すぎる!といったものだっただけに(私、どんな分野ででもプロ(*^_^*)の話って好きなんですよ)、悩める少年・八軒の人のよさ、がメインテーマ、では、もう一声!と言いたくなってしまいます。
    東大中退のお兄ちゃんのおちゃらけキャラは、あまり好きじゃない。
    八軒の挫折感を出したいのなら、もう少し描き様があったのでは??
    それに、せっかくの素材を美味しくなくする料理人、という設定も。私、美味しい話、が好きなんだよね。^_^;

    森達也「いのちの食べかた」を思わせる “豚丼”(豚の名前です。)のエピソードも、う~~~ん、わかるんだけど…、なんでだろ、隔靴掻痒という感じがしてしまって。
    これは、とことん掘り下げるとそのためだけのコミックになってしまうから、それはちょっと違うと思うし、でも、なんか物足りないし。
    その意味では、「百姓貴族」のすぱっとした思い切りのよさ、の方が気持ちよく読めた気がする。
    これは、八軒があくまで外部からやってきた人間で、「百姓貴族」はその中で生きている人間目線だから、なんだろうね。

    たまこ が一瞬痩せて、綺麗になっていたのが嬉しかった。(*^_^*)
    うん、そういえば、 たまこ って美人キャラじゃん。

  • いよいよ豚丼が豚肉になっちゃう…!

  • 大人のコメントが多いよね。真面目なのに楽しい展開は、もやしもんにも通じるか。

  • 八軒くんのお兄さん登場。
    とても面白い人。

    八軒くんはまだまだ悩み中。
    「八軒は変わった事するなぁ」という先生の言葉に、「間違った事しちゃいましたか俺…」と焦る八軒くんが印象に残った。
    正しいか間違いかなんて誰にも言えないことなんじゃないかなぁと思う。
    そう思うのだけど、八軒くんの気持ちがすごく分かる自分がいる。

    次巻の八軒くんがどうするのか、とても気になる。

  • 働くこと食べること命のこと 今一度、生きることを改められる。
    豚丼が連れていかれるところ 切ない…。

  • 中学二年生の時、北海道の酪農家にて一か月ほど働かせてもらった事がある。その時に感じた、雄大さ(でかい!)、広さ、それに対する驚愕、そして牛の糞のくささ(すぐに慣れる)を思い出した。地方の公立高校って行ってみたかったと常々思うのだけど、これもそんな一冊。いまだに寮生活への憧れは止まない。

  • 前巻までは百姓貴族はすきだけどこっちはなぁ...とおもってたけど面白くなってきたー続き楽しみ!
    ネタ帳的な百姓貴族と同時進行でもやってけるのがすごいなー。

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銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)の作品紹介

初めてづくしのアルバイトが終わり、寮に戻った八軒。
そこで突きつけられた現実は、“豚丼”が肉になってしまうこと。
八軒が下した決断は…!?

大人気酪農グラフィティ第3巻。“銀のスプーン”が付いた特別版が同時発売。
第3回ブクログ大賞で漫画部門大賞を受賞。マンガ大賞2012で1位を獲得。

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)のペーパーバック

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)のKindle版

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