終末のラフター (少年サンデーコミックススペシャル)

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  • 小学館 (2013年3月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091242822

終末のラフター (少年サンデーコミックススペシャル)の感想・レビュー・書評

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  • 怖いけど面白い!
    続きが読みたいなぁ…。

    不老不死の「悪魔」に怯えて暮らす町の人達の前に、「悪魔」を葬ってやると言う別の「悪魔」が現れる。
    どちらの「悪魔」が勝つのか。
    「悪魔」と可愛い妹の関係は?

    すごい緊張感。
    終始、ドキドキしっぱなし。
    「悪魔」よりも憎しみにとらわれた人間の方が怖いくらいだった。

    悪魔の欠片が一つになった時何が起こるのか。
    怖いけど、知りたい。

  • 悪魔に喰われて人類が滅亡に瀕し、一度は終末を迎えた黄昏の世界を旅するふたり。
    謎多き青年と幼い妹。二人が背負う過酷な運命とは……

    感想から言うと、非常に面白かった。
    一冊完結だが、重厚な読み応えと世界観にどっぷり浸れた満足感を体験できる。
    荒廃した世界、荒んだ人心。
    悪魔の欠片を身に宿し望まぬ不老不死の能力を得たばかりに迫害される悪魔憑き達と、ダークファンタジー好きな読者の心をがっちり掴む魅力的な要素が揃っている。
    自身も悪魔憑きでありながら悪魔狩りを生業とする主人公はニヒルでドライな皮肉屋、現実主義でシニカルな価値観の持ち主。
    真っ直ぐでわかりやすい、少年誌の王道を行く前作の主人公とは対照的なキャラ造型。彼の旅の伴であり手厚く庇護される妹は至って無邪気で天真爛漫、ユーモアたっぷりに描かれる掛け合いは微笑ましく心温まる。
    一方、否だからこそ、彼ら兄妹が置かれた状況の非情さや境遇の苛酷さ、行く先々で向けられる偏見の眼差しや無理解な差別に胸が痛む。
    一応はバトル物として悪魔憑きvs悪魔狩りの構図が提示されるが、この漫画のテーマは寧ろ善良で平凡な人々が抱く業や悪意、それらが齎す因果応報の摂理。
    決して派手さはないが絵は非常に端正、教会の礼拝堂の描写など計算し尽くされたシンメトリーの緻密さに息を呑む。
    苦悩や葛藤など負の側面を容赦なく抉る人間臭い表情も上手い。

    白眉はやはり終盤の見開き。

    主人公が見事悪役を演じきって啖呵を切るシーンは何度読んでもぞくぞくする。
    その後にもう一つ見開きが用意されているのだが、人々によって悪魔にされた男の真実を伝え、魂すらも浄化していくような情景に涙がでた。

    絶望の中に瞬く一握りの希望。
    あたかもそれは深海に射す一条の光の如く、はてしない道行きを照らし続ける。

    ぜひ連載化してほしい。
    ただ週刊誌でこのクオリティを保ち続けるのは大変だし、テーマ的にももう少し上の世代の方が合いそうなので、ゲッサンあたりで読んでみたいと思った。

  • 世界の終わりで笑うもの。

    終わりを娯楽として笑うもの。
    終わりでも明日への希望を忘れず笑うもの。
    終わりの瞬間まで誰かを護るために笑うもの。

    終末に向かう世界を生き抜く兄妹の話。

  • この人こんなの書いてたっけ。
    birdmenの前に描いてたような気もする、ってくらい連載の記憶ないけど、面白かった。

    設定のどんでん返し感が良い。
    もっと読みたいってところで終わってるけど、きっと少年誌としては暗いとなったんだろうな…

  • 1巻まで所持

  • こういう感じ好きです。どうしようも出来ない運命を
    諦めることのない主人公。まだ、目は死んでないよね。
    続きがあったら、ぜひ読みたいです。
    恋をしたら?相手が悪魔だったら?いろいろ想像してしまします。

  • 田辺イエロウ先生の漫画は結界師からずっと好きで読んでいますが、この漫画も大好きな作品です。一巻完結という短い内容ですが、それが逆によかったとも思いました。多くの人に読んでもらいたいです。

  • 結界師の田辺イエロウさんが書いた一巻完結の漫画。ちょっと暗めかな。
    読み終わってみて、「え!?まさかの一巻完結なの!?」とびっくり。
    読みながら説明長いな〜読めないよ〜なんて思ったけれど、一巻なら納得。笑
    内容としては展開はありがちのように感じたけれど、設定は好みで、魅せ方はさすが田辺さん〜〜!!って感じた。
    一巻完結じゃなかったらめっちゃ面白い田辺ワールドになるだろなって思った。

  • 第1〜5(最終)話+Extra収録。忘れ去られた預言のとおり、突如この地に現れた101の口を持つ白い悪魔。それによって世界の7割の人口が食われ失われたらしい。その″暗黒の午後″から7日間の死闘の末、人々は白い悪魔を倒すが、次は″悪魔の口″を持つ不死者が世界各地に姿を現した。悪魔と呼ばれる彼等はいったい何者なのか──。
    表紙と兄妹2人が主人公という設定に惹かれるとともに、読友さんにお借りし読了。不本意に悪魔になってしまった人たち、壁井ユカコさんの『キーリ』の不死人と重ねてしまいます。兄はたった一人の家族である妹を守るため、何にだってなるという思いは良いですね〜。私得設定。ただ、この調子で101の悪魔の口を集めたら、再び世界に奴が現れるってことだよね……。自我を失いあの姿になるハルを想像しアンハッピーエンドになりそうでつらい。あと兄は妹より先に死にそうなのも同様の思いです……。

  • おもしれええええええ!! 底に漂うものにゾクゾクした。やはり田辺イエロウさんの漫画は良い…

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