今際の国のアリス (8) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.88
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本棚登録 : 204
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091243638

作品紹介・あらすじ

おめでとう。「ぷれいやあ」諸君。

新章突入。境界へ。限界へーー

悲しい結末を迎えた史上最も凄惨な「げぇむ」=「まじょがり」。やむにやまれぬ思いから開催された追悼式を経て、生き残った人々はギリギリの活力を取り戻す。その時、「げぇむ」は不気味な「いんたあばる」に突入していたーー。クリアを待つトランプの柄は絵札のみ。隠されていた今際の国の秘密と共に明かされる「ねくすとすてぇじ」とは?
既刊全巻重版続々出来。いま大きく うねりだす最注目サバイバル・サスペンス。週刊少年サンデー掲載の特別編第2弾も完全収録。

感想・レビュー・書評

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  • アリスにも希望のために闘う理由が出来たと思っていたら、そんなに甘い世界じゃなかったですね。絶望の中、新たな闘いが始まるけど、だからこその物語の展開が待っていそうで楽しみ。

  •  人間はそう簡単に変われない。

     酔えない心。異世界に連れられ、そこで本当の自分を知る。ただ、その場所で固められた自分はただ流され雰囲気に酔っ払っている状態ではないか。環境が変わったところで自分が変わるわけではない。聖人君子のように悟り、苦難を乗り越えてきたアリスにとってもう一度現実に呼び戻された今回の話。友との別れ、極限状態での悟り、そんなものさえ障害にならない自分のなかに潜む衝動。まだ何者でもない彼らしい思考ですが、衝動に身を任せるかそれとも思考し続ける者になるか。アリスの成長具合を楽しむマンガでもありますからこれからにも期待ですね。

     特別編やマヒルなどのサブキャラでも作者の代弁者が目立つ構成となっているマンガですから、まだまだ期待できそうです。でぃーらー戦が終わり、このゲームを仕切っている絵札の集団が登場。本当にアリスが言う答えが用意されているのか…どうこれから描いていくのかなぁ。

  • 特別編も面白い。
    次巻はいよいよねくすとすてぇじ突入!

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著者プロフィール

麻生羽呂 関西大学工学部生物工学科入学。大学5年次に中退、漫画家を志す。2005年『YUNGE!』でデビュー。2008年「週刊少年サンデー」にて、『呪法解禁!!ハイド&クローサー』を連載。代表作は『今際の国のアリス』、『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(ともに小学館)。

「2021年 『知るほど楽しい!パンク町田の ゆかい痛快!動物の子育ての世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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