からくりサーカス 1 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 148
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091253316

感想・レビュー・書評

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  • 全43巻。とても長い。でもその分、かなり読みごたえがある。
    200年もの時間を旅したり、いろんな国に行ったり、たくさん泣いたり笑ったり…。
    敵である人形たちが、それまで感じたことのない感情に気づく瞬間や、主人公たちのまっすぐな目が好き。

    ほんと、素敵な舞台を観せてもらいました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「全43巻。とても長い。」
      知人から、多分気に入ると思うと言われているのですが、長いし切ない話らしいので躊躇している(実は人形好き)。。。
      「全43巻。とても長い。」
      知人から、多分気に入ると思うと言われているのですが、長いし切ない話らしいので躊躇している(実は人形好き)。。。
      2013/03/04
    • ジュンコーラさん
      ほんと長いです笑
      よくこんだけの話が43巻で収まったなと思うくらい内容も濃いです。
      人形が好きであればおすすめしたいですが、好みもあるでしょ...
      ほんと長いです笑
      よくこんだけの話が43巻で収まったなと思うくらい内容も濃いです。
      人形が好きであればおすすめしたいですが、好みもあるでしょうし、気が向いたときにでも…^^
      2013/03/15
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「内容も濃いです」
      図書館に有れば借りて読もうと思ったのですが、、、「感情に気づく瞬間」この一言で、とっても読みたくなっています。。。
      「内容も濃いです」
      図書館に有れば借りて読もうと思ったのですが、、、「感情に気づく瞬間」この一言で、とっても読みたくなっています。。。
      2013/04/06
  • 強い男と謎の美女、ひ弱な少年。
    3人が織りなす物語はとても熱くて目から汗がでる。
    テレビアニメ化もしたね。

  • 疲れて、足を止めたくなったとき背を押してくれるのは、逆境に負けずに進む人物の姿。「ではどうすれば進めるのか」という疑問に、「からくりサーカス」は才賀勝ら登場人物の生き様を通じて「他人の視線を受け止める」というひとつの答えを提示してくれます。
    キャラクターの一人がシェイクスピアの言葉を引用して曰く「この世は舞台、ひとはみな役者」。この言葉が象徴するように、からくり人形らとの闘いという物語全体を通じて、重要な舞台を「サーカス」に設定。あたかも登場人物らはサーカスの舞台で精一杯自分の人生を演じ抜こうとしているようです。だからなのか、作品に登場するキャラクターのうち、成長して勝利をするのは、舞台にいることを意識し、他人の視線を受け止めて背筋を伸ばして前を向こうとする存在。逃げ回ることをやめた才賀勝も、当初は他人の活躍を見るだけだったが、少しずつ自分も見られる存在となっていきます。「自分なんか」と思ってしまったとき、この作品を読めば「誰かが見てくれているかも」と思い、もう少しだけ生きて前に進もうと思わせてくれるかもしれません。時間軸や古今東西の名作からの引用、伏線の使い方も見事なので、複雑な物語構造が好きな方もぜひ。 (bookish)

  • 最終巻まで読み終わっておりますが、全巻登録は大変なので1巻だけ登録。

    レビューはツイタでつぶやいた感想をこぴぺ。


    「今ちょと休憩中だが、からくりのすごさって、次々ページからめくる手が止まらない。この何かにとりつかれたように手が止まらない感は、ジョジョ5部以来かも。」

    「からくりって、ひとがよくしぬ。けっこうヒドイ感じでたくさんしぬのに、脳内それどころじゃないから読んでる時はあんまり気にならない。 て、ハンタの時も思ったなーってふと。」

    「少女漫画育ちで、たくさんブランクあってその後わんぴ。てゆう漫画歴の私には、最初すごい衝撃的だった~ なんでこんなにしぬの? え、こんな気軽にひとがころされていいの? え、え、って感じ(笑)」

    「でも、ジョジョもハンタもホントにスゴイ漫画と思っている。ひとがしぬからスゴイって訳では全然ないけど、強烈に魂揺さぶられる感じ、ツイタでみんなにいろいろ教えてもらわなかったら、知ることのない感動だった。出会えてよかった、って気分しかない、またありがとうってゆってもいい?(笑)」

    「20巻、ルシールとこでえーんってなって中断したけど、21巻の感動それ以上だった半端なかった… 途中で、何度もなんども嗚咽こぼれた。すごい熱くてきれいで優しくてカッコイイ。なんて良いお話だろう切なくて、そして人間讃歌だ。 全身感動の海に浸かってる気分ちょと放心したー」

    「ゆーべ、ぱそこん一段落してからくり読み始めたら寝ちゃって今続き読み。 最後の戦いらしい、まだ何も始まってないのに涙止まらない続きよめない(>_<)」

    「まぶたがすごく重くて熱いのは、もう何時間もなき続けてるから(笑) これはまじめに脱水症状になる(だってはなみずもたいりょうだww)」

    「読み終わったあ~カーテンコール、どのページ見てもなみだなってしまうすごかったそしてあたたかかった、あんなに厳しいお話なのにこんな最後。まいったー(>_<。)」

    「すごくすごくたくさんのドラマ詰まっていたのに、これで43巻かあ、って思ったら、濃いなあって思ったのである。もういっかい読み直したい」

  • 1巻
    お節介クマさん鳴海が阿紫花率いるぶっ殺し組におわれていた勝を助けてしまったところから全ては始まる。しろがねと合流し、アルルカンが登場、プルチネラを圧倒する。3人が鳴海の家でやっと一息と思っていると、ぶっ殺し組の対抗馬である誘拐組がグリモルディを武器に勝を連れ去ってしまう。勝が目を覚ますと、叔父にあたる才賀善治の薄気味悪い笑顔と共に語りかけてくるのであった。その頃、鳴海としろがねは阿紫花から誘拐先を聞き出し、救出することを決意する。尚、その才賀善治の屋敷は阿紫花と同様手練の人形遣いを6人抱え込んでいるため、救出が容易ではないことは承知の上での決意である。

    個人的見所
    ・アルルカンがプルチネラを粉砕するシーン
    ・鳴海「おれよか、強くなれるぜ」
    ・ゾナハ病で荒ぶる鳴海をしろがねが諌めて、周囲が笑う。ボケとツッコミで二人の相性の良さが出てる。
    ・勝の役に立った時のしろがねの晴れやかな表情
    ・鳴海の気功覚醒
    ・グリモルディとアルルカンの攻防

  • やっぱうじうじ系の子供の覚醒好き。熱い。ボスの純粋悪感もなかなか。前置きは長い。

  • ダブル主人公のバトル漫画です。最近アニメ化もされました。
    この作品に関してはもっと有名になってもいい作品だと思います。2人の主人公の人生の交わりや成長していく姿等、本当に作品に引き込まれました。伏線の量もすごく、後半はまさに歯車がかみ合っていくような感じでした。
    古めの作品ではありますが、今でも年代問わずに楽しむことのできる作品だと思います。

  • 6度目ぐらいの再読

  • 人形の名前がユニーク
    パナケイアについて良く読み込んでいると感じた

  • 最近再読。

    莫大な遺産を相続してしまったために、親戚中から命を狙われることとなったマサル、からくり人形を操りマサルを守る少女しろがね、うっかり騒動に巻き込まれてしまった中国拳法使いのナルミたちが奮闘する熱いバトル漫画。

    全43巻と長く、話の面白さに波があるし、矛盾点もある、セリフも結構クサイ、、、
    が、そんなことはどうでも良くなるくらい感動できるし、迫力のあるバトルシーンは見ていてスカッとする。


    最近の漫画には熱さが足りんっ!!と思っている人におすすめしたい。

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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