トガリ 1 (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091261410

感想・レビュー・書評

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  • 連載時は幼かったばかりにあまり内容を理解できていなかったが、ふとしたときに思い出して急に読みたくなった。衝動的に買って読んだが、これがすごく面白い。扱うテーマも好みだった。
    ただ生きるというだけでも、社会に則っていなければ罪になる。罪という自覚もなく、生きたいという激情だけで生きてきた少年が、300年を経てやっと受け入れて貰える場所を見つけた。そこから少しずつ変わっていく統兵衛の生き様は、力強さに溢れている。
    このような作品が長い間埋もれ、さしたる評価もされていないことが悔しい。しかし正直なところ、これは誰にでもほいほいと紹介したくはない作品だ。知っている人が知っていてくれればいい、と思ってしまうのはこの際黙っておこう。

  • 全8巻。300年間地獄で責め苦を受けても改心しなかった極悪人・統兵衛。現世に出て初めて人々の優しさに触れ、良心を学んでゆく。重いテーマが少年誌に合わなかったのか打ち切りという最悪の形に。面白かったのに!サンデーの馬鹿!

  • 漫画です。まず、作家さんが好きです。全体的に暗い雰囲気ですが、なかなかの社会派漫画。異能力とか地獄とかフィクションを織り交ぜつつ展開するアクションは圧巻です。勢いのある大ゴマ魅せます。

  • 人に罪を負わせ、その闇の心を喰らい肥大化していく異形の怪物『咎』<BR>
    地獄から一人の少年が咎を狩るために送られた、<BR>
    咎を破壊し人の罪を狩る剣<B>『トガリ』</B>と共に<BR><BR>
    少年『統兵衛』は数多の人間を殺した罪で打ち首になり、死後300年間も地獄で苦責めに合っていた。<BR>
    それでもなお反省をせず地獄から逃げ出そうとばかり。<BR>
    そのバイタリティに目を付けた冥界の実力者エマは現世の咎を破壊し罪を回収する役目を『毒をもって毒を制す』と言わんばかりに統兵衛に託す。
    <BR><BR>かくして悪による悪退治が始まるのだが…

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