ひとりぼっちの地球侵略 (10) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 184
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091272409

作品紹介・あらすじ

新たな敵、それは…愛すべき「兄」!

ゾキゴッド・バシデロス・ゴズ――――

それが凪の中に潜む者の名。

双子の兄を蝕む侵略宇宙人ゴズの王弟ゾキと

弟、岬一との対峙の時が迫る!

一方で、希と遭遇したマーヤは自らの過去と決別する事を覚悟し…

自らの運命にもがく少年少女のそれぞれの決着の日が近い…


【編集担当からのおすすめ情報】
夢と命を分かち合う、少年少女の秘密の課外活動…衝撃の第10巻!
岬一と凪の「兄弟」の因縁と、希とマーヤの「姉妹」の因縁が交差する…!!

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    大鳥先輩とマーヤの戦い、
    大鳥先輩とマーヤの過去、
    大鳥先輩がマーヤから呪いを受け、
    一方で岬一はゾキ凪戦、
    岬一の修行とイリナ登場からアイラの恋路まで。

    アイラ、前巻でリコを抱えながらうずくまったときには「やべぇコレってフラグじゃね?」て心配したけど、無事で良かったよ。
    傷とか残らないんだろうか?

    ゾキがオルベリオの心臓を欲しがる理由は、単にオルベリオのクソみたいな潜在的支配を根底から破壊する事らしい。
    一気に好感が持てる。

    イリナ:
    世界を股にかける商社ウーマン。
    アイラのママ。
    まさに「ママのようになるの?あの子(アイラ)」って感じ。

    マーヤ:
    143番目の失敗作。
    成長しない不良品。
    144番目と共に地球の解放に遣わされたけど途中で地場異常に巻き込まれて到着が遅れる。
    ちなみに問題が生じたときは144番目を庇うように宇宙船がプログラムされていたために143番のみが遅くなったっぽい。

    大鳥先輩:
    おそらく144番目にしての成功品。

    リーチェ:
    ベナム:
    ヨッツァ:
    ウォーレイ:
    ファラスク:
    セネカ:
    タンドラ:
    ファージン:
    おそらく1~142番目までの失敗作。
    ホクロの位置が違う、みたいな理由で不良品扱いをされて捨てられたらしい。

  • 物語は終局へ。

  •  物語もいよいよ家郷を迎えつつある10巻である。
     おおむね舞台が整った感触だろうか。凪とゴズの王の関係が詳らかにされ、ゴズの王の狙いも明らかになっている。また大鳥先輩と小さい方の関係も詳細が明らかにされていて、次への仕込みもされている。
     にもかかわらず、どこかでしっくりこない感じを受けるのは、おそらく描き方の問題なのだろう。会話の不備や絵としての不備などがあるように思えるのだ。孤独を自覚したミニ大鳥先輩のシーンなどはわかりやすい。こうしたシーンにおける表情の描き方が拙いように思えるのだ。

     そうした点を加味して、星三つ半相当と評価している。物語的には次の巻へと向かう流れができている。次に期待したい。

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