魔王城でおやすみ (1) (少年サンデーコミックス)

著者 : 熊之股鍵次

• 小学館 (2016年9月16日発売)

作品紹介・あらすじ

新感覚、睡眠ファンタジーコメディー！！

かつて、人と魔が存在していた時代…
魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した。
人々は怒り、勇者は姫を救うために旅立つ！！
そんな中、檻の中で姫は想う…
「寝る以外、する事ない」

安眠する方法を探すため、囚われの姫が魔王城で好き勝手！
新感覚、睡眠ファンタジーコメディー！！


【編集担当からのおすすめ情報】
囚われの姫は、怯え、悲しみ、助けを待つもの。
そんな常識を根底から覆すのが、本作の主人公・スヤリス姫！
魔物を狩って枕を作り、伝説の防具でベッドを作り…
まさにやりたい放題。
「こんなはずじゃなかった…」と嘆く魔王城の皆様、ご愁傷様です。

おまけページも大充実の第一巻で、
可愛いけれど容赦ないスヤリス姫の所業をご覧ください！

感想・レビュー・書評

[conojiさんの感想 · 2016年10月22日]

さらわれた魔王城で安眠するために、好き勝手に大暴れするお姫様のギャグ漫画。コミックナタリーで連載開始の記事を見て一目ぼれしてから、コミックス発売を楽しみにしていました。睡眠がテーマなので、すぐにネタ切れしてしまうのでは？　と読み進めていったのですが、古今のゲームネタにもしっかり絡めていて楽しい！　姫が可愛いし（くつした！）、勇者と魔王もかっこいいしで構成と画力が高いですね。ファミコンのドラクエが好きな方におすすめしたい。熊之股先生クマへの愛情を感じずにはいられないマンガでした。

[もくるさんの感想 · 2023年5月1日]

日常回中心に知らないエピソード多めで、アニメから入ってた人も初期の話も要チェック。

[ちーちゃんさんの感想 · 2022年11月1日]

カテゴリ　マンガ
主人公がほんわかしていながらも実は凶暴というかなんというか…(そこがいい)
しかも、テンポがすごい良い！魔王も、優しいし、生暖かい目で見守りたい…

[緋月さんの感想 · 2021年9月25日]

2020年秋？　アニメ。
放送中に、その時発売中だったコミックス全巻を揃え、金欠になった。
因みに、本屋で売り切れ店が多く、街中を練り歩いた記憶も……？

※ファンタジー作品であり、主人公は姫。ギャグ？

魔王に魔王城へ誘拐された人間の姫が、リゾート気分で魔王城に滞在。魔物から「お前は魔物か？」と言われる姫の“安眠”を求める冒険譚である。多分。

一話から非常に面白く、現在でも次巻の発売が待ち遠しくてたまらない。
巻が進むごとに、安眠を求めることから、本来なら敵陣営である魔物との交流の話になっているが、そもそも姫の性質が普通ではないので、そこが良い。むしろ姫の豪快さに振り回される魔王城が大変面白い。
姫を救う為に王国から出発した勇者は方向音痴でなかなか魔王城に近付かず、魔王に心配されてたり、姫が勇者の存在を全く認知していなかったり、むしろ苦手としていたり。
一番面白いのが、魔物達から「姫が勇者と戦えば良いんじゃね？」と言われていること。
そして、多分勝てると確信しているところ。

[shiroさんの感想 · 2020年12月4日]

広告で見かけて気になったから読んでみたけど、破茶滅茶に面白い。普段スポ根とかばっかり読んでるから、コメディは久しぶりだったけどやっぱり面白い！魔族が姫のこと好きなのも推せるし、姫が思わせぶりなのもめちゃくちゃ可愛い。それに動揺するみんなが死ぬほど可愛い。

[しのぶさんの感想 · 2017年7月28日]

前作のようなぶっ飛んだギャグかと思いきや、可愛い！姫もモンスターも魔王も可愛い…！！ひたすら安眠快眠を求める姫のキャラもいいなあ。
しかし、でびあくまを見ると、どうしても前作のクマがよぎってしまう…（笑）

[musamikaさんの感想 · 2017年4月26日]

姫の求めるものは　快眠
ただ一つ！！
そして快眠のためなら
折角の宝物もぶっ壊して
カスタマイズ
無残にも叩き壊されてます

[tsykさんの感想 · 2017年1月28日]

姫様の「睡眠」に貪欲な姿勢が読んでいて面白い、絵も個人的に好き。

[mamalaiderさんの感想 · 2016年10月2日]

魔王城で囚われの身のはずのお姫様が日々安眠のために魔王城内で魔物に手をかけたり死んだりと横暴の限りを尽くす。イケメン魔王とマイペースお姫様の絡みが好きなので第11夜「触れなば落ちぬ」がとても好きですね。

[やおさんの感想 · 2016年9月22日]

"「そもそもなんだその態度は…!
俺が定めた「魔王城人質法」によれば、
人質である貴様は「偉大な魔王様が恐ろしくて眠れないべき」なのだぞ!」
『？』
「急に宇宙の話をふられた時のような顔をするんじゃない!」"[p.74]

魔王城での快適な眠りを求めて城内(時に城外)を彷徨くお姫様の話。