保安官エヴァンスの嘘: ~DEAD OR LOVE~ (1) (少年サンデーコミックス)

著者 : 栗山ミヅキ

• 小学館 (2017年9月15日発売)

作品紹介・あらすじ

モテる為にカッコつける保安官の西部喜劇！

「恋？愛？興味がないな」
…嘘だ。本当はモテたい。切実に。

強き者が掟であった頃、西の荒野のどこかで。
全ての犯罪者が最も恐れる保安官がいた。
彼の名はエルモア・エヴァンス。
超一流、西部最強のガンマンでもある彼は、モテたい。
幼少時から女性にモテたいと強く願い、
「ガンマンはイケてる」という（時折ゲスな）父の教えを学んだ。
だが未だに、恋人いない歴イコール年齢。
女性の前でついカッコつけてしまう彼は、モテないこともないのだが、絶妙にうまくいかず、今日もモテる為に、祝福なき死闘を繰り広げてゆく。



だが彼の近くには、オークレイという賞金稼ぎの女性がいる。
エヴァンスのライバルで超一流の銃の腕前を持つが、
射撃一筋でまともな恋愛経験はない。生娘である。
お互いに相手が気になりながら…
「まあ、向こうにその気があれば別だけど」と思っているがっ!?

【編集担当からのおすすめ情報】
西部最強の保安官。超一流の銃の腕前。
でも悲しみの弾丸がいつも撃ち込まれ、ハートは傷ついてばかり。
そんなエヴァンスと、意外に似た者同士の女性・オークレイの物語です。

殺意と血煙が渦巻くハードボイルド西部劇のように見えて、
（実際、モノローグを全て飛ばすとそう読むこともできます）
恋愛にウブ、でもプライドが邪魔する男女の恋愛喜劇を
楽しんで読んで頂けますと幸いです！

感想・レビュー・書評

[chikachanさんの感想 · 2018年6月26日]

西部の保安官エヴァンス。凄腕ガンマンだが、未だに彼女いない歴＝年齢だった。。。お尋ね者女、盗賊、新聞記者、賞金稼ぎ。いろんな女性と出会うが恋は実らず。はたしてエヴァンスに春は来るのか？次巻楽しみな新感覚西部劇ラブコメディ。

[はじめさんの感想 · 2018年7月1日]

エヴァンズとオークレイ最高に面倒くさいもう付き合っちゃえよ！！！！
こういうすれ違い系（？）のコメディ好きだ。

[緑色のライオンさんの感想 · 2022年1月26日]

カッコいいのにおもしろいは最強。

[小鳥遊ひよのさんの感想 · 2019年10月19日]

モテるために保安官になったエヴァンス。
しかし、モテようと硬派を気どるほどにチャンスを逃していくという(笑)
ヒロインのオークレイとの掛け合いがすれ違いコント的な面白さがあってそこも好き。

[lovemusic718さんの感想 · 2018年7月13日]

ただただモテたいエヴァンス保安官の日常が面白い。
回想のみで出てくるモテアドバイスしてくれるお父さんの存在も気になる。
続きも楽しみ。

[タカツテムさんの感想 · 2018年3月10日]

銃の腕はピカイチなのに女性にモテたい一心と運の巡り合わせの悪さが相まって本人にとって望まぬ結果ばかり招いてしまう保安官エヴァンスが主役のドタバタモノ

うん、かなり笑わせてもらいましたよ。本人は女性にモテたくて色々腐心しているのに下手にカッコつけようとする姿勢や保安官としての知名度と信頼のせいで上手く行かない展開ばかり
でもそれは他人から見れば誰もが憧れるような保安官の姿でも有るわけで。エヴァンスのモノローグと周囲からの評価のギャップが大きすぎて笑えてしまう。

又、途中から登場するオークレイとの関係はラブコメとしては至上の関係性
女性にモテたい為に格好つけるエヴァンスと生娘ゆえにエヴァンスのカッコつけの意味を勘違いしてしまうオークレイ。ラブコメの組み合わせとして最高すぎる

ただ、それだけに某作品を知っているかいないかで評価が大きく変わってしまいそうな気はした

[myomyaさんの感想 · 2017年10月10日]

表紙買いならぬ、帯買いした漫画。

とにかく保安官がモテたい漫画。
エヴァンスパパの格言は基本的には的を射てるのだけど、悉く裏目に出る。
エヴァンス自信は作中ではイイ男として描かれているし実力もあるので実はそれなりにモテるのだけど、勘違いやすれ違いでとにかくチャンスを潰していく。
そこらのクズ主人公が何故かモテる系漫画より全然好感が持てる。
理不尽暴力系のすれ違いじゃないのも良い。

正直なところ、昔から存在しているジャンルではあるし、ギャグ漫画として面白いかと言われるとどうかなって思うのだけど、個人的にはこの手の漫画が大好きです。
絵も、まぁ下手ではないんじゃない？ってくらいのレベルだと思うのだけど、それも良い。
凄く整った絵柄の女の子が赤面とかしても特に何とも思わないのだけど、このくらいの画力の女の子の赤面ってスッゴイ可愛い。

[nkchさんの感想 · 2017年9月17日]

4.3