H2 1 (少年サンデーコミックスワイド版)

著者 :
  • 小学館
3.91
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感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091277817

作品紹介・あらすじ

▼第1話/おれの青春だよ▼第2話/これからはサッカー▼第3話/めざせ、両国国技館▼第4話/必ず伸びるって▼第5話/キャッチャーで9番▼第6話/野球だけは別だった▼第7話/遊んでるんじゃなかったのか▼第8話/バッカじゃねえの▼第9話/入会届が必要ですか?▼第10話/国見比呂だわ▼第11話/それだけじゃないよ▼第12話/大きなお世話だ▼第13話/あと一人▼第14話/悪いけど▼第15話/それはいえてるな▼第16話/上武医院▼第17話/決まってるさ▼第18話/神様が見たかったんだろ▼第19話/英雄(ひでお)=英雄(えいゆう)●主な登場人物/国見比呂(中学時代、野球部で全国区のエースだったが、ヒジを痛めて野球を断念。野球部のない千川高校に入学)、橘英雄(比呂の中学の同級生。名門・明和第一高校で甲子園をめざす)、雨宮ひかり(比呂の中学の同級生。明和第一高校1年)、古賀春華(千川高校1年。野球愛好会マネージャー) ●あらすじ/「このまま投げ続ければ3か月でヒジが壊れる」と医者に言われ、野球を辞めることにした国見比呂。未練を断ち切るため、野球部のない千川高校に入学した比呂は、サッカー部に入るべく入門書を買って勉強中。と、そこに「あわて者だが、けっこかわいい」春華が現れて「わたしは野球の方が好きだけど」と言われてしまい…(第1話)。●本巻の特徴/比呂の入部したサッカー部が、同じ学校の“野球愛好会”と野球で試合をすることに! なぜか投手のセンスもあるストライカー・木根を筆頭に、運動神経バツグンの選手を揃えたサッカー部は、パッとしない面々の野球愛好会を圧倒するが…!?●その他の登場人物/野田敦(比呂とは中学時代の黄金バッテリー。こちらは腰を痛めて野球を断念。千川高校に入学し水泳部に入るが…)、木根竜太郎(千川高校サッカー部。1年。キザなエースストライカーだけど、以前は野球を…?)

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃおもしろい

  • ワイド版 全17巻。

    『あだち充』作品は野球がメインじゃなく、人間模様がメインだからか、スポーツ系が得意じゃなくても楽しく読めます。

    H2はタッチよりも面白いから!と勧められましたが、野球の描写が多かったせいか微妙な感じ。人間模様も複雑になってるだけで、何がしたいのかさっぱり…
    最終回のうやむやな感じもちょっと残念でした。

  • 上武医院の後の比呂と野田の屋上のシーンがカッコいい

  • 全17巻読了。

  • サッカー部に入る主人公。
    そんな始まり方の、野球漫画。
    タッチと違って、やる気ない主人公ではないんやね(´ ` )

  • 思い出の漫画シリーズ。


    軒並み高評価が並ぶココでこんなレビュー書いたら嫌われそうだけど………

    あだち充が描いた中で、一番嫌いな一作。



    当初の設定は良かった。
    ●親友同士の二人の天才が、共闘よりも対決を望み、別な高校を選ぶ…。
    ●片や野球の名門高、片やメンバー集めからのスタート…。
    ●主人公2人とヒロイン2人のイニシャルが“H”…。

    ちょっとベタでもワクワクする要素は満載。面白くなる期待感は大いにあった。

    が、しかし………


    ●後付けでの設定変更…東京都代表予選の地域区分が変わり(?)、甲子園までいかなきゃ対戦できない…。

    ここで、第一の“?”

    ●メンバー集めからのスタートとなったチームが、たった一人の天才投手の活躍で甲子園出場決定…。

    第二の“?”

    ●甲子園まで出ておきながら対戦は実現せず…。

    第三の“?”


    ここから先は、急激に熱が覚めていった。

    あだち作品は、野球部員の物語が多いけれど、でも、あだち作品の魅力の根本は決して“熱血野球漫画”なわけではないハズ。。

    不必要にライバルを林立させ、無駄な回り道を繰り返し、ドラマ本体がダラダラと冗長になっていったことに落胆。連載を追うのはやめてしまった。

    完結後にまとめ読みしたが、印象は変わらず。

    ヒロインとの経緯や結末にも、不満山積。



    試合をメインに野球漫画が読みたいならば、「風光る」(現在ならば「ドリームス」?)や「メジャー」を読むわい!
    あだち作品に求めるのは、決してソコじゃあない!!

    少年ジャンプじゃないんだからさ………


    といった感じ。
    たとえ大筋が同じで結末も同じだとしても、コミックス15冊分ぐらいでシンプルにまとめられていたなら、★4つぐらいはつけてたかも知れないが…

    ★2つ、4ポイント半。

    やっぱり自分は、「ラフ」が好きだな。

    ………と、「スローステップ」も。


    【訂正・修正】
    どうにも引っかかり、中盤から最後までを、流し読みではなく改めてじっくり読んでみた。
    面白かった。↑でボロクソに悪口を書いてしまって、反省。

    某集英社的な引き伸ばしによる長編化ではなかったと、いまさらながら気づく。熱血野球漫画がメインなのではなく、やはり、主人公2人とヒロインとのドラマがメインだった。

    ただしかし・・・、
    おそらく連載当初から構想されていた物語の結末の“とき”までがやや長くなりすぎたのは、否めない。

    恋の結末には、個人的に不満が残る・・・・予定調和的にひかりとくっついていたら、それこそ駄作中の駄作と称していたところであるが・・・・かといってアレでは、古賀の“想い”に対してもあまりにも失礼すぎる全34冊、ということになってしまうから。




    というわけで、結末には不満が残るも、ストーリーの魅力にやっと気づけた、ということで、★2つ4ポイント半から、★3つの7ポイントに、上方修正。

    2012.10.10

  • あだち充の青春野球漫画

    タッチよりも野球の描写も多く、恋愛の駆け引きと人物相関はより複雑になっている。

    タッチよりも断然こちらの方がおススメ

  • 多分家にある兄の漫画で初めて読んだ作品。色褪せない青春。

  • 四角関係の4人のH(比呂・英雄・ひかり・春華)が野球にかける青春と恋を描く。自分の本当の想いは何なのか、自分は本当はどうしたいのか、4人が日々思い悩みながらも甲子園優勝を目指していく。
    あだち先生の作品は登場人物の心理描写が素晴らしい。そのため、それぞれのキャラクターがおりなす心理の奥底を考えるのが今作の醍醐味。それぞれのキャラクターは無表情で話すことが多く、嬉しいのか悲しいのか、または本心なのか嘘なのか、様々な解釈ができる。
    そのもやもやした感覚を主人公と共有しながら話を追うことができる作品はあだち先生の作品だけではないでしょうか。
    一生忘れることのできないオススメの作品です!

  • 野球は好きではありませんが、あだち充の漫画は、ほのぼのとして好きです。
    アニメになっても、ほのぼの感を残しているので、よい仕上がりだと思います。

    できれば、あだち充さんにサッカー漫画をたくさん描いてほしいと思います。
    よろしくお願いします。

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