光の海 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.90
  • (94)
  • (82)
  • (112)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 608
感想 : 71
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091308405

作品紹介・あらすじ

とある海辺の町、寺の坊主・秀胤(しゅういん)は、住職の孫・光胤(こういん)の言動が何かと気に食わない。明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、かわいい恋人までいる。いい加減なあいつばかりが、なぜ?…悶々(もんもん)とする秀胤だったが!?
●収録作品/光の海/波の上の月/川面のファミリア/さよならスパンコール/水の国の住人

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小玉ユキの初単行本。人魚にまつわる連作短編。
    彼女の人の機微を描く筆致は、日常の隣に続くようなファンタジーの夢を加えることで、清々しく広がる世界に羽ばたいていくような特別な力を持つのだ。

  • 薄味だけど、忘れられない味がする。

  • 人魚の住む海のある町が舞台。住職とその周辺の人々、女学生、結婚してしまう女友達、父子家庭の親子、海女だったお婆さんなど、人魚×人間の関わり合いを描いた作品です。出会えた喜び、別れの切なさ、それぞれが全部、1話の中にギュッと詰まってる。人魚というイメージが固定されたものを題材に、よくここまで話が膨らませることができるなあ、と感心。絵も語り口もあっさりしていて、読みやすい。

  • 小玉ユキさんの初めての単行本で人魚をテーマとした短編集です。初期の作品なので絵が多少拙いけれど、世界観はやはりしっかりと小玉ユキさん。どれも淡々としたお話ながらも切なさを感じます。

  • 光の海 (フラワーコミックス)

  • 「川面のファミリア」が好きだなぁ。

  • コミック

  • 人魚が少し珍しいけど、日常にいる世界の短編集。

    不思議な設定だけど、あまり違和感なく物語に入っていける。
    穏やかな話が多く、読後感も良いです。
    すごい濃い話とかではないので、以前読んだことがあったのに結構忘れてたので、また普通に楽しめました。

  • 人魚も市民権ありき?というか人魚がいて当たり前な世界の短編集。
    短髪坊主のかっこよさ。とにかく男性陣が色ぽくて好き。

  • 小玉ユキ、初単行本。人魚もの短編集。恋愛テーマだけれど、おばはん年代の私でも照れずに読めるような内容。さらっとしていて、甘ったるすぎないのが良い。「水の国の住人」のラストシーンがとても好きで、これを最後にもってきた編集力に乾杯。

全71件中 1 - 10件を表示

小玉ユキの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ほし よりこ
オノ・ナツメ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×