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みんなの感想・レビュー・書評
単行本全11巻。かなり色あせた状態で、手元にそろっているお気に入りのコミック。現在は新しい装丁になっているようですね。
穏やかなパパ、天真爛漫なママ、麗しい17歳ケイ、頑固でおせっかいやきでいつも直球勝負の15歳フィー、おませな7歳トレイシー。いつも賑やかなアンダーソン家のパパの前に、「あなたの隠し子です」と5歳のジョナサンが大きな犬のアダムを連れて現れるところから、物語は始まります。
主人公フィーの一途さや素直に想いが表せない不器用さが、様々な‘事件’を巻き起こすわけだけれど、いつも家族や近隣の人々とのつながりから、光の射す方向へストーリーが流れていく。
誰もが感じる悩み、人生で出会う悲しみをテーマにして、そこから再生する人々の姿が描かれている『ファミリー!』。もう何度読んだかわからないけれど、手にする度に涙を流してしまう。こんなにコミカルな作品なのに、すごい。
これを読んでいると、アメリカっていうのはなんとエキサイティングでファンタスティックでロマンティックな場所なんだろう!って恋したくなる。
作者自身が巻末コメントで「当時のアメリカはとっても格好良かったけど、今の時代の人達にそれが伝わるか不安」みたいな事をコメントされていたけど、十分伝わります!すっごくかっこいい。
あと皆おしりがむちっとしてたり、人間味があってすごく可愛い。
恋のお話なんかがあってもいつもどこかに「ファミリー」が付いてまわってて、その距離感が妙に心地良い。アメリカン。
あまりにも暖かくて、なんでもないシーンで泣きたくなったりする。
あたしが一番好きな漫画です。
暖かで大らかで優しい良きアメリカ。
そんな家族の本当に一つの街だけでお話が展開するような、小さな優しさのお話(いや州越えてたりするけども)
一巻はどっちかっていうと読者に登場人物の紹介って巻でしょうか。
父母に三人の子、そして一人と一匹。
登場人物にはどこか身近に居そうなタイプが見え隠れ。
あたしは主人公のフィーが大好きです。
本屋で見かけたらぜひ読んで見てください。






