- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091316790
作品紹介・あらすじ
中学3年生の杏(あん)のあだ名は「アニキ」。成績優秀で、群れるのが苦手な女の子。放課後はいつも、親友のなるちゃんと職員室に遊びに行く。それはある先生に会うためなのだが…!? 初期の瑞々しく眩しい作品ぞろいの短編集第2弾。
●収録作品/Beautiful Sunset/柘榴/さくらんぼうの宴/満員電車のススメ/ゆびきり
感想・レビュー・書評
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どの話も妙に心に引っかかるなあ
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タイトルにもなってるお話は胸にナイフが突き刺さるように辛い
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コミック
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坂道のアポロン、月影ベイべ、が気に入ったので、ほかの作品も。この本は初期作品集。デビュー作のザクロ。まるくてきれいな実から、赤くて生々しい中身が出てきて、いまのふたりの関係みたいと思ったり。中学生の、先生へのまっすぐすぎる恋愛を描いた青春もの。ある日夫婦の家の前に捨てられていた見知らぬじいちゃんと暮らした数ヶ月を描いたストーリー。三十才になったら…という約束を果てたしに来た同級生に…て話。などなど。
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学校の先生を好きになってしまう中学生女子の表題作は、可愛らしいながらも意外とビター。捨て子ならぬ捨て老人を拾ったカップルの「さくらんぼうの宴」は、個人的にはなんかちょっと怖かった・・・。初期作品は、さすがに絵柄がちょっと違いますね。
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読んでいて落ち着かなかったのは、きっと先生のスタイルが定まっていなかった頃の話が詰まっているからなのかもしれない。表題作は主人公の女の子の設定にリアリティがない。全体的に浮気だったり、不倫だったり。そういうちょっと道徳的じゃない関係についてのお話だったのは、編集者が狙ってやったのかもしれないけど、結果的にあまりいい効果はなかった。
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大人というよりアダルトというより、むしろはっきり言ってしまえばこれがまさしく『厨二』という奴なのでは・・・。まだその頃の自分を笑い飛ばせない私には、なかなか読むのがつらい本でした。
同じくらい低温な作品でも「坂道のアポロン」は読めるのになあ。 -
題材が独特で、全体的にアダルトな感じがすきです
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小玉ユキ先生の初期短編集。不思議と大人な静かな空間溢れるお話揃い。世界観が大好き過ぎる!!
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Beautiful Sunset (フラワーコミックス)