Piece 3 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091327758

感想・レビュー・書評

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  •  ちょっとだけ。
     水帆は、再び成海と向き合うことになっている。
     それは、はるかの元彼だ、という男が描いた絵のイニシャルが「H.N」だったからだ。
     はるかの相手が成海だとは思わない。
     成海の家は、絵の具のにおいなんてしない。
     それだけは水帆が確実に知っている真実なのだけれど、それを認めてくれる人は、なかなかいない。

     それゆえに、水帆は成海に確かめずにいられなかった。

     成海と水帆の微妙な共通点。
     実は、水帆の家庭にあった不和。
     そういうの含めて、すべてが水帆をかたどっているものだけれど、わかってしまうからこそ、先に動いてしまう水帆の特徴がマイナスになってしまう。

     そこで知った成海の真実は水帆を打ちのめすのに充分で……という話。

     いつもこういう話を見ると思うんですが、皆、どこかしらが不幸で、決して誰かが一番不幸ってことは言えなくて、それが当たり前になる。
     好きとか嫌いじゃなくて、当たり前、であることが心地よい。

     私は水帆の気持ちがわかる。
     でも、否定する気持ちもわかる。
     どっちもどっち。

  • 詠んだら止まらなくなってきた

    早く次が知りたい

  • 酸味の強い甘酸っぱい恋愛だ

  • 3巻は、ほぼ過去話で、成海の家に通っていたころの水帆と成海のお話。

    うーん、これだけ親しい間なら、1巻で久しぶりに出会ったときも、もっと違う反応をしたのでは?と思うところもありますが、ほんとこの頃の水帆は、ものすごい壁がありますね。
    クール過ぎるっていうか・・・。

    それにしても、成海母は怖いです。
    仕事をしてる母としては、留守中の我が子を見守るという理由で、カメラ設置はまだ分かるとして、子供を研究対象としてしか見れてないってところが気持ち悪いです。
    こういう人に子育てとか語られたくないですね。

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