- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091330499
作品紹介・あらすじ
芸も、恋も、アイツにはかなわない…!解ってるけど…
家柄が重んじられる歌舞伎界において、名門の御曹司として生まれたにも関わらず、実力のない恭之助。
歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、実力のみで最底辺から成り上がろうとする一弥。
正反対の2人の男が、なんの因果か同じ女の子・あやめに恋をしたのが物語の始まり。
歌舞伎を愛するあやめに好かれたい恭之助は、コネなんかいらないから実力が欲しいと悔し涙を流す。
あやめの目の前で主役を張りたい一弥は、名門の養子になろうと…?
当代切っての絵師・嶋木あこが描く!
笑って泣ける美麗歌舞伎ラブストーリー 第1巻!!
【編集担当からのおすすめ情報】
私が新入社員時代、初めてデビューに立ち会わせて頂いた作家さんこそ、嶋木あこ先生です。
実は同い年。新人作家と新人編集の二人三脚で、初連載「むちゃくちゃ大好き。」という作品を世に送り出しました。
今だから言えることですが、デビューしたばかりの嶋木先生はぶっちゃけ下手くそで、「どうやったら上手くなれるんだろうね」なんて2人で朝方途方にくれたこともありました。
その後、私の人事異動もあり担当を離れたのですが、なんと10年振りにまた担当させて頂くことになりました。
「あの頃より、ちょっとは上手くなったんだよ」と笑う嶋木先生の絵を見て、私も思わず笑ってこう言いました。「上手くなりすぎだよ」
普通の高校生の恋を描くにはもったいない。10年間磨き続けてきた実力を存分に発揮できる題材を選んで欲しい。
10年振りに朝まで嶋木先生と打ち合わせて、そしてできあがった作品が本作「ぴんとこな」です。
どうか見て下さい。
胸を張って「当代切って」と皆様にお届けできる、素晴らしい絵を描き上げてきて下さいました。
そして、デビュー時からなぜか嶋木先生の描く男の子は、
不幸なほどに輝く!
不器用に恋をする歌舞伎役者・恭一郎の姿に、
笑って泣いて頂ければ嬉しいです。
感想・レビュー・書評
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ドラマ化ということで、読み始め。
玉ちゃん、恭之助にぴったりだな~☆ゆうまくんも、一弥っぽい。ジャニーズ固めなキャストだけど、面白いドラマになりそうな気がする。
表情がきれいな絵。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラマ化という事で、一気に9巻まで読んでみた。
歌舞伎が舞台の作品。
主人公とライバルの男の子が切磋琢磨して頂点を目指す・・しかも主人公が好きになった女の子は、ライバルの男の子の幼馴染で、歌舞伎を始めたきっかけがその女の子の為だったという三角関係ぶり。
少年漫画とは違い純粋に歌舞伎の頂点を目指す、という感じではなく、頂点を目指すまでのドロドロな部分があり、そこが少女漫画かな~という感じ。
個人的にはそのドロドロ感はいらなくて、歌舞伎という伝統芸能を極めて行く男の子たちの、突き抜けた感が欲しかったかも。。。
三角関係は良い意味でスパイスで、ヒロインには主人公とふっついて欲しいかな~と思う。 -
絵が綺麗なので歌舞伎シーンも見応えがあります。
まだまだ始まったばかりの感じで続きが気になります。 -
平台で気になってた歌舞伎の漫画、嶋木あこ「ぴんとこな」1〜6巻読了。登場人物が艶っぽい…!続きが楽しみ。
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絵が美しい!!
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ドラマを観ていたので、ストーリーは知っていたがあやめちゃんの魅力がここまでだとあまり伝わらない。花壇を耕そうとしたり、なんだか変わった子だなぁという印象。
恭之助の苦悩はとても自然で、伝統芸能の家に生まれた人間ならきっとこういった悩みを持ちつつ成長するんだろうなと納得できる。 -
うーん、絵はきれいだけどややちはやふるの二番煎じ感、かつ話が浅い。
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15巻まで読了。
絵が綺麗。コマ割りも見やすいのですらすら読める。
主人公が男子なこと、週刊少年ジャンプの三大原則「友情、努力、勝利」に通じるものがあることで、少年漫画を読んでいるような感覚にもなる。 -
同じ伝統芸能ものの「花よりも花の如く」に比べると恋愛要素に振ってる感じ。絵柄がいい。ドラマ向け。
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ヒロイン視点ではなく、お相手の男の子視点で進むお話ってあまり読まないけれど、この作品はサクサク読めた。恭之助のアホで素直な感じに好感が持てたからだと思う(*´з`)あやめに対する恋愛のみで進んでいくのかと思いきや、最近は歌舞伎に対する情熱でとても熱い展開。歌舞伎が進めば、恋愛がおろそかになり、恋愛に呆けると歌舞伎で後れを取る…というような、バランスが毎回楽しい。もちろん一弥との三角関係ストーリーなのだけど、私が応援しているのは恭之助×あやめの可愛いカップル…(*'ω'*)ストーリーも恋愛模様も、展開が毎回楽しみな作品。