失恋ショコラティエ (5) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
4.03
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本棚登録 : 1344
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091344694

作品紹介・あらすじ

もしも俺が正しい恋をしていたら――

チョコ好きな人妻・サエコに恋するショコラティエの爽太(そうた)。テレビ出演のオファーもくるが、なぜか気分は浮かないまま。さらにリクドーの勘違いから、薫子(かおるこ)と関谷の関係は急展開…!? 爽太が「正しい恋」に悩む一方、サエコにも事件が!?

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず
    なんてピュアで
    屈折していて
    黒いんだ、
    この漫画。

    どのキャラクターも、
    ある程度
    見た目よし
    お仕事よし
    性格よし。
    なのに不器用過ぎて
    あんまり羨ましくない。
    そういうところが、
    妙にリアリティがあって、
    この漫画の面白いところ。
    素敵で、
    不器用な人たちが
    「正しい恋愛」をしたくて
    もがいてる。
    傷だらけになって
    生み出したものが
    奇しくも
    多くの人を魅了する
    お菓子になる。
    それでも誰か一人でも、
    幸せになってほしいよね。

  • なんか薫子さんに感情移入しすぎて泣いてしまった。
    薫子さんからみたらずっと一緒に働いてきた自分たちよりセフレを優先するの?って思ってしまうのも当然だよなぁ。
    しかもちょっとデレてみても本人には全く伝わらない。不幸。
    サエコさんも幸せな状況とはいえないし。
    えれなみたいに素直でかわいい女がいちばんいいんだろうなー

  • 卒・失恋。卒・セフレ。明るい方向に話が向かっているように一見見えるけど、聞こえてくるのは祝福のファンファーレではなく、重低音のように負の感情のビートが鳴り続けている。今後は波乱の予感をさせる。幸せなものを簡単には作らない物語の暗さがたまらん。水城先生しかこの暗さは今ない。もう新刊出る読まなきゃ。

  • <Un chocolatier de l'amour perdu>
      
    Cover design/富澤紀代美(TAMBOURNE PRODUCERS)

  • 最初はサエコさん我儘で嫌な女だと思ってたけど…
    前巻あたりから夫婦のすれ違いが浮き彫りになってきて、今回ついに暴力ですか。Σ(´Д`|||)
    もう別れた方がいいと思うわ。こんな人と家庭持ってやってけないでしょ。

    えれなは頑張った!
    残念ながら妻子持ちだったけど、突然の告白もバカにしないでちゃんと聞いてくれて、ありがとうまでいってくれて…本当に倉科さんいい人で良かった。でも失恋しちゃったけど。(>_<。)

    爽太はえれなの件を通して、自分もサエコさんにきちんんと告白してフラれようと決意する。
    そしてフラれたあとは、えれなと正しく向き合っていこうと考えるのだが…。

    今のサエコさんならOKしそうな気がすると思うの私だけ?笑
    えれなとはこれまで(本人たちの意識はどうあれ)順調交際そのものだったし、肩書さえ変えれば、改めて向き合うぞ!みたいに意気込まなくてもいいぐらいにもう関係を築けていると思うんだよね。

    オリヴィエとまつりちゃんは、なんかあんまり順調じゃなさそう…どうなんのかね、この先。(゚д゚;)

  • 薫子さんは自分で思っているより強そうで怖いと言う指摘はきついけど男の人は結構そういう所で引くところは実際あると思う。
    実際強いかどうかよりもぱっと見てどうかと言うところで声をかけるかどうかを決めるところがある。

    すべての出会いは奇跡だと言える六道さんはシンプルにかっこいいと思う。
    勘違いしているのは置いておいて、とても良い人だ。

    事故とは言え嫁を怪我させておいて、大げさだとか変なこととか後が残ってもいいとか本当に最低な人間だと思う。

    倉科さんがいる!と電話して来ちゃうえれながとても可愛い。
    天真爛漫な漢字の彼女はうまく話せなくてちゃんと告白したと言う報告だけで電話を切ってしまうのも切ない。
    失恋したんだと悟る爽太がエレナのところに行ってあげようとするのはとても良い反面
    事情をきちんと知らない薫子さんがそれに怒る気持ちもわからなくもない。
    でも、さっきちゃんと話を聞かないとと反省したばかりなのに薫子さんは相変わらず事情をきちんと聞いてくれないし言い過ぎてしまう。
    翌朝爽太に謝られた時、薫子さんもきちんと謝って欲しかった。

    平気だと思ったから報告の電話をしたのに
    泣けてきちゃって心配かけてごめんねと言うえれな。
    失恋したけれど倉科さんが現実の人間になって倉科さんはいい人だったと言い
    爽太のフォローも忘れない。
    鏡に映る自分に手を当てているシーンがとても綺麗で
    それを見て自分が恋愛をあきらめなかった理由に思いたるところが美しい描写。

  • もしも俺が正しい恋をしていたら―― チョコ好きな人妻・サエコに恋するショコラティエの爽太(そうた)。テレビ出演のオファーもくるが、なぜか気分は浮かないまま。さらにリクドーの勘違いから、薫子(かおるこ)と関谷の関係は急展開…!? 爽太が「正しい恋」に悩む一方、サエコにも事件が!?

  • 隨ャ19隧ア縺ョ諤・螻暮幕縺後☆縺斐¥蜊ー雎。逧??ゅ≠縺ィ縲√Μ繝懊Φ縺ョ濶イ繧定オ、縺ィ驕ク繧薙□蠕後?阮ォ蟄舌&繧薙?險?闡峨?縺吶#縺?↑縺ゅ?

  • 【あらすじ】
    チョコ好きの人妻・サエコに片思い中のショコラティエ・爽太。テレビ出演のオファーもくるが、なぜか気分は浮かないまま。さらに、リクドーの勘違いから、薫子と関谷の関係は急展開…!?爽太が「正しい恋」に悩む一方、サエコにも事件が!?

    【感想】

  • もう読み進めていくたびに薫子さんが苦手になる。嫉妬してるからってあんなひどい言葉よく出てくるなーと。えれなの恋か完結するという急展開。振られたえれなに寄り添って、自分が失恋していることを改めて思い知る爽太。バレンタインに告白して失恋することに。この恋を完成させる。えれなを大事にする。薫子さんはどう進んでっても切ないままのようだ。でもいまのサエコは旦那さんと上手くいってないし、変な方向に転んでいきそうな気がして心配。最後はえれなとの関係が変わりそうな一言。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。

「2015年 『柘榴姫社交倶楽部』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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