BLACK BIRD (16) (Betsucomiフラワーコミックス)
- 小学館 (2012年6月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091344991
作品紹介・あらすじ
300万部突破!仙果録の核心も明らかに!
子を産めば、仙果は死ぬ・・・! 実沙緒はどうなる!? そして匡はどうする!?
幼い頃から、妖が見える実沙緒。そんな彼女をいつも守ってくれた初恋の人・匡。「いつかきっと迎えに行くから」・・・子どもの時に交わした約束通り、16歳の誕生日の前日に実沙緒は匡と再会する。
けれどそこで告げられたのは、「16歳を境に、仙果である実沙緒の血肉が妖に不老不死を与え、花嫁に迎えればその一族に繁栄をもたらす」というものだった。そして匡もまた、実沙緒を狙う妖、「天狗」の当主だったのだ。
人間の実沙緒が妖の匡と結ばれた後、どうなるかわからないという状況のなか、匡が瀕死の状態になり、ついに2人は結ばれる。
絶大な力を得た匡だったが、そこに消息不明だった兄・祥が現れ謀反を企てる。壮絶な戦いの中、祥は「匡はいずれ実沙緒を殺すことになる」という、不吉な予言を遺し絶命する。
そんな折、実沙緒の妊娠が判明。仙果の運命を記した書物・仙果録は行方不明のままだったが、反目していた妖・鵺(ぬえ)の残党から「子を産むと同時に仙果は死ぬ」という、恐るべき仙果録の結末を知らされて・・・!?
感想・レビュー・書評
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あっという間に読み終えました。解決の糸口がありそう。好転するように祈るばかりの私です。人間の医学力も結集するのだー。とりあえず産婦人科へいって、母子手帳を貰ってきて欲しいのだー。祥め、もっと解りよいメモを残して欲しかったのだー。匡は自分にそっくりな男の子ばかりを想像してるけど、実沙緒にそっくりな女の子が生まれる可能性だって同じくらいあるんだよ、と実沙緒の内臓を食べる子供の妄想を見て驚愕した匡に言及したいのだー。後残り2冊しかないのだー。年内には読んでしまうのだー。
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実沙緒の決断に一瞬、えっ?と驚いたけど、やっぱり産む事を選んで、だよね……と思った。
実沙緒を失わない方法をみんなで探すけれど、どうなるのか。いよいよ、ラストに向けて広げた風呂敷を畳み始めた印象。
悲しい結末は嫌だなぁ。 -
久々に出てきた白蛇くんやっぱり可愛いなー。もっとたくさん出して欲しかった。
このマンガの柱は、兄と弟の関係と、もう一つは仙果録だと思うのだけど、さんざん思わせぶりにしておきながら、仙果録の後半部分に書かれていたことが、ただ仙果は子どもを生むとともに命を落とします、だったのは、拍子抜けというか、ショボい…と思ってしまったのは私だけではないと思う。。その程度の情報だったら、あんなに大層な保管方法しないし、だから何?ってなってしまっても仕方ないというか。だって、たまたま匡は仙果を愛していたけれど、ただのエサとして見る者の方がマジョリティな訳で。匡以外には対して意味のない情報ではないだろうか。もっと、一族に破滅をもたらすような変化を生じてしまって、それを主人が討つしかなくなるとか、救いがないような事になるのかと思っていたのに。 -
久しぶりに白蛇出現に癒されました。
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実は最終話を本誌で読んでしまって、久しぶりの単行本です(^_^;)ついに仙果録の結末を匡が知って、というシリアス展開。
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切ない! でもこの切なさがクセになるとゆうかツボになってしまう・・・。 これが世に言う依存というものなのですね。 みさおちゃんが死に方を決めた時、どうやって死ぬのか、誰のそばで死んでいくのか、そこなのかとなんだかわからない不思議な気持ちになりました。
匡の美紗緒ちゃんをはなしたくないその思いにキュンキュンしました。 あと、美紗緒ちゃんが匡をかっこいいと思ったところがなかなか嫁がそんなことを思っている表現を見たことないのでグッときました。 -
※感想は第17巻のレビューに。
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だいぶ難しい展開になってきましたね。
16巻は読んでて辛かったです。
読者もフラストレーション抱えてます(笑)早く安心させてくれ。。。
物語のドキドキは置いといて。
とにかく美しい天狗たちに注目^^。それだけでも満足です。
もはやクライマックスよりも天狗鑑賞のための一冊(笑)