君は唇から毒を盛る (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 82
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091346742

作品紹介・あらすじ

実力派作家、「大人の恋」で開花!

通算10冊の読みきり集を出してきた、ベツコミで活躍中の実力派作家・尾崎衣良先生。その尾崎先生が、プチコミックにて初の読みきり集を出されます!
これまでも、深い心理描写で恋愛を鋭くえぐるセンスが光っていた尾崎先生ですが、「大人の女性」を主人公に据えた途端、そのセンスが更に開花!プチコミックに載った4作のよみきりはいずれもアンケートで上位を獲得し、20代が中心のプチコミック読者の心を鷲づかみにしました。
“愛されたくて、求められるままに身体を差し出す。それがどうしていけないの?”
“勉強も仕事も、真面目に頑張ってきた。だけど、「恋」の仕方は誰も教えてくれなかった…”
“彼が浮気した。仕返しに、私も他の男と…だけど、どうして「女」だけ責められるの?”
“好きだから、ずっと一緒にいる。だけどどうして、一緒に暮らすと女は「お母さん」にされちゃうの?”
リアルで切実な、「大人の女性」の本音。
読めば必ず、「わかる!」と叫びたくなり、切なさに涙し、だけどやっぱり恋って素晴らしいと思うはず。そんな1冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
雑誌が変わると、作家さんの作風がガラリと変わる…その良き例の典型のような尾崎先生の開花っぷり!ベツコミでも大人びたセンスが人気でしたが、さらに研ぎ澄まされていると思います。少女漫画を読み込んでいる大人の女性にお勧めしたいです!

感想・レビュー・書評

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  • 日曜日の横恋慕
    尽くしまくる、こういう人や時期はある。同じで作者の喉飴の話と同じで最後の最後にリアリティをつけるのはこの作者のよくある、なのかな。ないよりは説得力が増すからありだとは思うけど。

    キスのあとさき
    妹とのやりとり、扱われ方の違い。姉妹兄弟がいると何かしらあるけど後からブチ切れるくらいならドアの前にいたあたりの話で本人にダメだと怒ればいいのにこの姉も後からずるい。
    彼氏の説明不足からの不審な行動にはまったく揺れるとかわかってからのきゅんとする感じもない。
    彼氏と云々より妹や家族間のやりとりの方が面白い話。

    君は唇から毒を盛る
    こんな無口な人とどうやって付き合う中でやりとりするんだろう、本当にこれは大変そう。そして思ってたのと違ってそれは受け入れられる感じただったようだけど毒舌キッパリがダメだったらここまでがっつり付き合ってて今さら?いいの??という感想。気軽に付き合うんだなあ。

    悩める私と健やかなるキミ
    一緒に暮らすのはお互いの価値観すり合わせとか、2人での新ルールや分担が生まれるわけだけど三年目で未だにこれは遅い。普通はどちらかが持たないような気がする。

  • タイトル*君は唇から毒を盛る
    作者*尾崎衣良
    出版社*小学館

    本当はSEXなんて好きじゃない。だけど愛されたくて求められるまま身体を差し出す絢佳。
    彼氏の浮気に、自身の浮気も決意する睦未。
    バリキャリだけど、「恋」の仕方が分からない芽依。
    大好きだけど、家事のできない彼氏との同棲に悩む菜緒。
    4人の女性の「リアル」を描いた、大人な恋の読み切り集--!!

  • 4話収録の短編集。
    2話目で号泣しました……。
    この人、ダメ恋以外にも長編書いてくれないかなー。
    重くてエグイやつ、長編で読んでみたい。

  • いろんな恋愛があるけれど、大人な恋愛をうまく描く方だと印象がつきました。

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