さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

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著者 : 穂積
  • 小学館 (2013年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091352026

さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)の感想・レビュー・書評

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  • ソルシエとは、魔法使いのことらしい。
    ゴッホの弟、画商のテオが主人公のおはなし。波乱万丈な人生を生きた気難しいゴッホをけなげに支えた優しい弟のイメージがあったので、
    この話に出てくる気弱そうな優男のゴッホと、美術の革新をねらうミステリアスなテオの描き方に少し驚いた。
    頭脳派な弟が、純粋に絵を愛する兄を美術の革新へとどう導くのか
    今後の展開が気になります。

  • ゴッホも弟のテオもイケメンすぎる!どうしても、狂気の画家・ゴッホ、その兄を支えた心優しい弟のテオという先入観が邪魔をして、すぐにストーリーに入り込めなかったけれど…。
    大胆な解釈には圧倒された。賛否両論あるだろうけど、19世紀の旧態依然としたパリの画壇をぶち壊そうとする画商・テオの革新的な行いが、ひとつひとつかっこいい。兄のフィンセントの才能に惚れこみ、彼の飛躍を望みながらも、その才能に猛烈に嫉妬する。「あんたと一緒にいたことは俺の人生の一番の幸福で一番の不幸だったと思う」という言葉が重い。
    2巻で完結だけど、できることならせめて3~4巻くらいまで引っ張って欲しかったな~。怜悧冷徹なテオがパリ画壇を引っ掻き回すところをもっと見たかった。若かりし頃のロートレックも出てくるけど、他にも同時代の画家を出してほしかったかも。
    フィクションの部分は多いけれど、ゴッホの絵をこれまでとは違う角度から見ることが出来そうだ。

  • ふんぎゃーーーーーーーーっ!!!!!!!
    おもしろーーーーーーい!
    かっこいい!!!!!!!

    穂積さんの作品は、ショート・ショートの技法である『新鮮なアイディア、完全なすじがき、意外な結末』が一話一話にぎゅっと濃縮されていると、個人的には感じます。
    本当に凄い!凄いよ!面白いよ!

  • 全2巻読みました。
    画家フィンセント・ファン・ゴッホの弟テオを主人公にした、兄弟の物語です。
    しかしながら、あまりに大胆なストーリーにびっくりよ。
    こんなの少女漫画カテゴリーに入れないでよ。

    ゴッホのイメージとまるで違う。
    いやいやむしろこっちのほうが魅力的で、テオドルスがやたらかっこいいではないか。

    この人「式の前日」もよかったけど、こんなの書くんだー。
    次も楽しみになりますな。

  • 2016/8/8 舞台DVDを見たので再読。
    2013/12/13 全2巻読了。
    画家ゴッホとテオ(両方ゴッホなので正確にはフィンセントとテオですが)の物語。いせひでこさんの本で初めてゴッホとテオの物語を知りましたが、これは史実をもとにした創作のようですね。絵がキレイ。好きな絵です。ニヒルなテオと、対照的に純粋でかわいらしいフィンセント、どちらも魅力的。結末は若干ムリヤリ感がなきにしもあらずですが、ふたりの兄弟愛が痛くて切ない、美しいお話でした。
    第2巻はこちら→http://booklog.jp/edit/1/409135579X#select_tab2

  • 大好きなゴッホ兄弟の話と書いてあったので手に取りました。前コミックスの「式の前日」もとてもよかったので、間違いないだろうと…。

    主人公は、画家・ヴィンセントではなく、弟のテオ。
    自画像の印象からはかけ離れたヴィンセントが出てきます、そして“兄を支えた優しい弟”の印象とかけ離れたものすごくトンガってるテオドルスが出てきます…が、「アリだな!」と思わされてしまいました!!

    筆まめだったゴッホの残した手紙から世に知られている史実があるけれど、その通りに進むのか、はたまた違う世界に行くのか。
    続きが楽しみです。

  • 表紙買い。序章という感じで次巻からに期待大だけど長くなりそうな気配。

  • 画力があるってすばらしい。
    それだけで読ませる勢いがある。

    兄弟って常にライバルで片割れのようなものだから
    互いに抱く喪失感のような嫉妬のような感情は
    ずっと埋まることはないだろう。

    自分の叶えたい夢に既に到達しようとしている兄を
    清濁の感情の渦に呑まれそうになりながら見守る弟。

    兄よりも手に入れたものは多いかもしれないけれど
    本当に欲しいものは手に入らない弟。

    姉妹にはない、兄弟独特の関係性。
    いつの世も、いちばん心強くて、いちばんやっかいな「家族」というくくり。

    感情がある限り、命ある限り、この波に体を浮かべて漂うしかない。

  • きっとこの作者は、面白い、引き込まれる漫画の描き方というものを知っているんだろうなと思った。人物がカッコいい作品は数多あれど、人間関係がカッコいい作品はとても珍しい。そんな珍しい素晴らしい作品の一つ。

  • 『式の前日』の穂積さんの連載物第1巻。

    舞台は19世紀パリ、題材は画家ゴッホの弟テオ。
    まだ芸術が一部のブルジョワのものとされていた時代、市民のための芸術を目指して活動する人間たちの姿が描かれる。

    『式の前日』は短編ばかりだったのでまだ実力がわからないなあ、と感じていたのですが改めてこうして続き物が出てみると、やはりこの方の漫画は非常に魅力的だなあと感じる。個人的にはこちらのほうが内容ストーリーともに好み。続きが気になる。

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画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!

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