姉の結婚 (5) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1536
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091352033

作品紹介・あらすじ

アラフォー女性の純粋で不器用な恋と人生

不倫相手の医師・真木との関係を解消し、新聞記者・川原との結婚話も白紙になったアラフォー女性・岩谷ヨリ。県が推進するプロジェクトのリーダーになり、失恋の痛手をふっきるかのように仕事に邁進するヨリだが、真木はいまだにヨリのことをを忘れられず――
思いがすれちがい、そして絡まりあう、不器用系恋愛バイブル第5巻!

感想・レビュー・書評

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  • たったひとつ残った花を買うところ、
    それを大切に活けること、
    それを安易に捨ててしまえること、

    それぞれの価値観の違いをうまく表現しているシーンだと感心しました。

    どうか。
    世間体も社会感もかなぐり捨てて
    ふたりの想いが届きあう日が来ますように。

  • 「忘れなくたっていいよ」「おぼえててもいいし愛しててもいいんだよ」って電車の中で涙ぐみそうになってしまった。
    根っこがあまりに不器用で、あまりに純粋で、コミックながら、誠の行動が泣きそうなくらい愛おしいんだな。

  • ●愛を捨てる それは人の力ではどうにもならない 放っておくことだ

  • 図書館勤務のアラフォー女子とその中学校の同級生で妻帯者の精神科医との複雑な恋模様。この巻は少しリセットの巻か。でも結局は収まるところに収まりそうな予感がする。

  • 今一番、西炯子ワールドだと思う作品。大人苦い。マジ苦い。

    そろそろ、何かが動く感じかな。
    若い人が色々と世の中動かしているんだよなぁ、と思い出す。
    日々が今日の連続である年代に入ったのかと感じて、少し寂しくもなる。

  • 凄く細かい部分で、男女ペアの対比が行われている。
    キャラの性格は好みではないが、そういった部分でとても楽しめる漫画だ。

  • 辛い時に寄り添ってくれる友人。それが学生時代にはソリが合わなかったのに、大人になって再開した人っていうのが、やけにリアルだ。

    八木沢さんが若い子特有のガツガツ感で、少し羨ましい。井上君はよく諦めずに近くにいたなぁ。

    真木夫婦の関係は理解できなくもない。そういう夫婦もいるだろう。ヨリと再開しなければ、これはこれでうまくやっていけたのかもしれない。

    ルイはこのまま幸せになってほしい。

  •  ヨリが真木を愛していることに違和感を感じない人なら、切ないラブストーリーとして見うると思う。というより、真木はなんで離婚の段取りに踏み出さないかが不明。親の金銭借入問題が収束するなら、淡々と準備すればいいのに…。

     真木夫婦の関係は多くの時間を過ごすはずの相手と寒々とした関係しか取り結べず、明らかに不幸な人生だろう。これは、ヨリとよりを戻すかどうかどうかとは関係ないところである。
     確かに、淡々と離婚の準備をするというのは、物語としては即物的すぎてつまらんかもしれないが…。

  • うおおおおおつれええええ

  • もどかしいよ。あぁもどかしい。キーってなっちゃうよ。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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