- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091365026
感想・レビュー・書評
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ティトの助けで二十世紀に帰るための服も見つかり、ハットゥサ城壁内の7つの泉がすべて満ちる夜明けも来た。このチャンスを逃せば、二十世紀の日本に帰れるチャンスは一年後。なのに、そこへ、ティトを虐殺したカシュガ族のズワが、、、!許せない!ティトの仇を討つまでは帰れない。
夕梨のヒッタイトでの恩人カイル王子は王位継承者。
「わたしは私の正妃となる者に厳しい要求をするだろう。人の上に立つ器量、自戒心、自制心、その他にも多くのこと。その代わり私は側室は持たぬ。生涯、その正妃ひとりを愛し抜こう。」というのが信条。
「何!カシュガ族がアリンナを襲った!?」
カイル王子は皇帝陛下の命令で討伐隊の指揮をするため、戦場へ行かねばならない。
「全軍出陣!」
「ユーリ、戦場に行く覚悟はあるか?」
「え?」
「わたしのそばにいろ。必ず守ってやる!」「わたしを信じられるなら一緒に来い!ユーリ!」
「カイル王子!」
「皆も聞いていよう。これは過日、暁けの明星が輝く日、和泉から現れた娘だ」「イシュタルはわれわれのために、この娘をつかわされた」「この娘がいる限り、ヒッタイトに勝利は約束されている」
考えてみれば夕梨はハットゥサの城壁を出るのは初めてだった。「こんなことになるなら歴史の勉強もっとしておくべきだったな」
うんうん、わたしもそんなロマンスがあるなら今からでも歴史の勉強するよー。
まさか、どさくさ紛れにユーリが跨った馬が暴走してことで、カイル王子らに、「戦車より騎馬のほうが機動力がある」と気づかせることになろうとは。ユーリは歴史をつくり勝利の女神となった。
だけど、またもや毒を飲まされ、死んでしまう。え、二巻で死ぬ?
これは白雪姫のパターンだよ。
カイル王子ー!
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★読了日不明。
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95年に初版発行。
作画は時代を感じさせる。
古代ヒッタイトの皇子カイル、カッコいい! -
【M】
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現代の主人公が古代へある用件のためタイムスリップさせられる。
その用件とは、自分の息子を皇子にしたい王妃が自分の皇子以外の王位継承者を呪い殺す生贄のためだったのだ。
さてさて、このまま呪いの生贄にされちゃうの?? -
大筋の流れはとても面白いのだけど,ティトのお姉さんたちのあまりにも簡単に引っかかるところとか,ちょっとあり得ない感じが雑だ.
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ティとの死が周りに回ってこんなことに…。
それにしても、使者のアノ人の動向になんかあやしいと思わなかった三姉妹に笑ってしまいました。
世の中そんなに甘くないです。 -
夕梨は日本に帰るために必要な、服を取り返しにティトとともにナキア皇妃の宮に忍び込む。
しかし、二人はナキアの待ち伏せにあい、捕まりかける。何とか服を取り返し宮を脱出したが、ティトが犠牲となってしまう。
悲しみに暮れる夕梨を、カイルは優しく慰める。二人の距離が少しずつ縮まるなか、カイルの側近イル・バーニは日本に帰るための条件が揃ったことを告げる。
嬉しいことのはずなのに、素直に喜べない夕梨。ついに、日本に帰るための儀式が始まるが、皇妃の邪魔が入り...。 -
'07.07.16