ラヴァーズ・キス (1) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 565
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091367310

作品紹介・あらすじ

鎌倉の県立高校に通う少女たち、少年たちの熱い日々。そして、その彼女たちの揺れ動く青春をキスをめぐるドラマを通じて描く、ラブロマン

感想・レビュー・書評

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  • なんか、漫画で読むと、昔の高校生って大人に見える。2人のセツナイ恋愛かと思ったんだけど、(2巻に続く)

  • (2020-02-07L)

  • 小さい風太がいってほっこりする。
    鎌倉行きたい。夜の海と満月をみたい。

  • 全2巻

  • うむうむうむ、名作ですなあ。吉田秋生、素晴らしいですね。全2冊で、見事に完結している上に、すんごく続編や外伝を読みたい!!って気持ちになる上で、でも読まなくても想像するだけでもいいや、って思えちゃうし、まあ、とにかく、すんばらしい漫画です。

    何度も読み返しているのですが、今回読み返したのは、映画版の「海街diary」を観たからなのですよね。映画を観終わって色々情報調べていたら、そこで始めて「海街~」と、この「ラヴァーズ~」が、設定がリンクしている、ってことを知りまして。

    うはあ、そうなんや。海街も最高だったし、ラヴァーズも面白かったし、ちょっとこら、読み返さなあかんな、思って、本棚から引っ張り出してきた次第です。いやあ、贅沢な時間を過ごさせていただきましたよ。

    映画版海街~だと、前田旺志郎君が演じていた、尾崎酒店の息子さん、風太君、ちょっとだけこのラヴァーズで登場してるやん!テレビゲームにハマッてるやん!とか、映画版海街~だと、長澤まさみ演じる佳乃の彼氏さん役の、坂口健太郎が演じたあの男、単なるダメ男で登場していた彼。彼がまさか、こっちの男主役の藤井朋章だったとは!あの映画の描かれ方、ひどかったなあ~笑とか、

    これぞ温故知新の逆バージョンの楽しみ方。新しきモノを知りて、古き作品の更なる良さを再発見する、っていうね。いやあ、ぜんぜん漫画の解説になってませんが、とにかく、こりゃあ名作ですよ、ってことなんだなあ。

  • 1,2巻

  • 「海街ダイアリー」の近刊で、久しぶりに朋章が登場していて(名前だけだけど)、無性に読み返したくなり、再読。やっぱりいいですねえ。奥付を見たら刊行は二十年も前。はぁ~。まったく古びていない。と同時に、「海街ダイアリー」で著者がいかに深化しているかということもよくわかった。

    朋章は大学生として再登場するのかな。物語は終わりに向かっているような気がするのだけれど。

  • 苦手だ。

    著者は長年活躍され、ヒット作も諸々。
    映像化される事も度々。
    なのでその作品の多くをこれまで読んできた。

    しかし昔からこの著者の作品は概ね
    登場人物が(設定の年齢は高校生とか、若いにも関わらず精神的に)大人で、
    人間的に成熟していて

    読むとどうしても
    違和感があるというか
    ある種の劣等感を感じさせられるというか
    やっぱりちょっと苦手である。
    と、久々に本作を読み返して改めて思う。

  • 『海街diary』のクロスオーバー作品。
    『海街~』だと次女さんのちょいワル彼氏で出てきた藤井くんがメインのお話。
    微妙にエロ要素と同性愛のお話なんだけど、高校生くらいが読むと感動したりするのかな…。
    大人が読むと、微妙な感じ…。
    若さゆえの苦しみとかを、乗り越えちゃった世代だと感動できないかも…。

  • 全2巻読了。登録はこの1巻のみで。

    人間模様、を考える。

    同じ著者の『海街diary』を読みはじめてしまい、というのもきっと刊行ペースが遅いだろうから次が待ちきれないような状態に落ち入りたくなかったのでしばらくずっと我慢していたのだが、結局それを待ちきれなくなっていま4巻まで読んだところ、で、そうしたら過去に同じ鎌倉を舞台した、何人かの同じ登場人物たちのことを描いた漫画があると知って手に取ってみたのである。それがこれ。

    面白かった。のだけれど、先に海街を読んでしまったがために、その謎解きのための副読本としての効用しか期待していなかった自分がいたようで、ちょっとまっすぐに受け止めることができなかった、気がする。うーむ。

    そう、で、海街にあってこの漫画にないもの、またその逆。それとか、たとえばこの漫画が連載されていた当時に当時のわたしが海街を読んだらどう思ったのだろう、とか入り組んだよくわからないことを考えはじめてしまったのだが。それほどまでにこのふたつの漫画はなんか違うような気がするのだけれど、それって何なのだろうか。なんとなくはつかめているような気がするけれど、うーむ。

    おしえて偉いひと!

    • Nam子さん
      考える前に『吉祥天女』を読みなさい。
      海を眺めながら「よう、くさい事いうぜ。思い出って、出来る瞬間はあっけねえな…」と呟くサクライと、泣き出...
      考える前に『吉祥天女』を読みなさい。
      海を眺めながら「よう、くさい事いうぜ。思い出って、出来る瞬間はあっけねえな…」と呟くサクライと、泣き出しそうな表情のハラサー。
      ああいう気持ちは痛みもなく失っていくものだね。私達は記憶を砕きながらそれを構造化して、その体系に則って現象界を理解していく。そして感情は制御出来るものだと信じるようになる。言葉とは魔法だという事を信じられなくなる。ワイルドは「経験とは、つまり過失だ」と言った。私は微笑む。そして指間からこぼれてゆく緑の光を愛する。
      2013/05/08
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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

吉田秋生の作品

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