風光る (1) (フラワーコミックス)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091373519

感想・レビュー・書評

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  • 1~27までセットで買ってしまった(*´д`)ハァハァ

    昔バイト先においてあって途中までは読んだけど、1巻から読み返しております。

  • 劇団キャラメルボックスの『風を継ぐ者』を見たことが、
    作者がこの作品を書くきっかけになったんだとか。
    好きな物が同じだと、やっぱ感性も似ているところがあるわけで。
    内容的に結構ツボなところが多かった。
    風を継ぐ者で、私が継ぐぞってことで風光るってとこがにくい。

    主人公が女性で、それを隠して仇討ちのため入隊、
    それを知っているのが沖田だけで、何かと庇ってくれる沖田に惚れる
    という設定自体はもう、少女漫画です。
    この設定は手に取る前に知っていたので、
    これがどう描かれているかによってはかなり嫌いな漫画になりそうだ
    と不安だったんだけど、作者さんが、まずはじめに少女漫画ありき、
    でも史実をきちんと取り入れて時代考証もちゃんとやろう、
    という姿勢で取り組まれているので、許せてしまう。

    史実の取り入れ方がうまいなと思いました。
    ただそのまま史実を書いているわけではなくて、
    例えば主人公セイが仇討ちのため入隊しているというのも、
    そういった人が実際にいたのは確かだし。
    芹沢さんが相撲取りといざこざを起こすきっかけというのも、
    ただ避けろと言ったのに避けなかったから、というよりは、
    セイを探そうと必死になっていたのに横柄な態度を取られてむかついた
    っていうのは人間味があって理由もちょっとあって、いいなと思った。

    兎に角沖田さんの恰好よさが際立って、うーんと思わないでもないけれど、
    そこは少女漫画なわけだし。
    今のところ近藤さんがあまり描かれていないけれど、
    ちらっと土方さんが本当は良い人的に書かれていたし、
    何より芹沢さんが憎めない人と書かれていたのが嬉しかった。

    この漫画を好きな人が、この芹沢がこの作者のオリジナルと思うのは残念。
    史実を確認していけば、芹沢さんは憎まれるだけの人じゃなかったし、
    大和屋の焼きうちだって私はしてなかったんじゃないかと思うんだけど。

    こういう創作ものを読むとき、読み手も作者と同じくらい勉強して、
    どこが史実でどこが創作か、創作と分かった上で好きと言える力量が
    求められるよなと思う。

    よく、創作をそのまま鵜呑みにしてこれが史実のこの人だと思っている人
    っているし、そういう人が多いから、
    「あれは創作だ史実はこうだ」って史実に拘りすぎて否定ばかりする人
    もでてきちゃうんだよね。

    この作者が、沖田さんが発病して死に至るまでを
    どう書き上げてくれるのか、というかそもそも新選組を
    どこまで書くつもりなのか、
    セイはどこまで新選組隊士としていさせるつもりなのか、
    興味がありますね。

  • 新選組にハマったきっかけ。沖田先生かっこいい!
    作者の時代考証へのこだわりは凄い!!

  • 少女マンガだけど、ちゃんと新撰組。
    時代考証もしっかりしていてそういう視点から見ても面白い。

    この漫画の最大の魅力は登場人物の男気。
    敵でも一人ひとりかっこいい。
    もちろん史実に沿っているから、人はどんどん死んでいくけど、
    多種多様の生き様が描かれている。

    また史実の終わりをしっているからこそ、
    作者はどのようにこの先描いていくんだろうか・・
    ともったいなき気分とわくわくする気持ちとでいっぱいです。

  • 2人がはやく恋人になればいい。

  • 現在の既刊27巻を、一気に借りて一気読み。
    家族でハマりました。
    斉藤一がとにかく笑える。『るろうに剣心』のイメージが強かった夫は、最初愕然としてましたが(笑)。
    27巻までで10年かかってるということは、完結まであと何十年……。

  • 部活の関係で読んだ作品。

    完結したら一気に読みたい。

  • 何巻か読んだけどおもしろい

  • 歴史とか、全く興味がなかったけど、これを読んで少しは詳しくなった気がします 笑
    男の中に一人だけ女の子がいるって、少女マンガでありがちな感じがするけど、そんなの気にならないくらい内容が素晴らしいと思う。

    セイちゃんの恋、沖田さんの恋…今後がすごく楽しみ!

  • 新撰組に男装して入隊した男以上に男らしい女の子の話。
    しっかりと書き込まれた時代背景に毎度毎度感嘆します。
    20巻ほどまでしか読んでいないのですが、斉藤さんが大好きです。

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺多恵子の作品

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