天は赤い河のほとり 28 (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 490
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091380388

感想・レビュー・書評

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  • 読んだ後少し悲しい気持ちになったのは終わってしまったからなのかどうなのか。本作は現代の知識で無双する話ではない。14巻が印象的だった。

  • ※全28巻
    ★再読

    本編は27巻冒頭まで、以降~28巻は番外編。

    いつ読んでも壮大な物語だなーと思う。
    でも、こうして時が経ってから改めて読むと、また違った感想を抱くものだなと。Σ(・ω・)

    初めて読んだ時はナキア皇太后憎し!って感じだったけど、やっぱり生きてきた環境がユーリとは違いすぎるからネ。そういう生き方しかできなかったって弁も、本人にしてみればあるでしょうよ。(ネフェルティティ然り。)
    それに、息子・ジュダ皇子のことはなんだかんだ大事にしていたわけだし。(まぁ野望の道具扱いの時もあったかもしれないけどw)
    主人公の立場からだけじゃなく、もっと多角的な視点から考察すると、色んな人の気持ちが分かるような作品だなと思う*

    ちなみに私はカイル皇子でもラムセスでもなく、ザナンザ皇子推しでした♡笑
    バラ色の水の件で本音を話し出した時は、寂しさや嫉妬心を普段おくびにも出さず皆と接してたのか~と感心したし、エジプト婿入りの件で「私だけ悲しませる人(妻)がいないから丁度いい」と他の候補者たちを庇った時は、本当に誠実な人なんだな~と思った。
    あとイケメンだから♥←結局ここ重要w
    …なのに片想いだし、フラれるし、早期退場させられて超ショック!!ヽ(;´Д`ヽ)

    最後までハラハラドキドキさせてくれる、面白い作品だったv

  • 古代メソポタミアで、国家を背負って生きていくことを分かりやすくラブストーリーの要素も入れておもしろく読めた。

    カイルをはじめ、登場人物のイケメンぶりがストーリーに華を添える。

    主人公のユーリが少女漫画あるあるの《さえない痩せっぽち女子》設定と絵が一昔前っぽいけれど、史実に基づく部分もあり興味深く堪能した。

  • 役割がある前に個人がある。
    役割について、役割を果たして欲しいというお願いをするだけでなく、
    個人として、私自身として、
    隣にいて欲しい、そばにいて欲しいとお願いする。
    言葉にすること、
    言葉にすることで形になることが
    何が欲しいわけではなく、
    その思いと安心を得られたからこそ、
    もうなんの心配も不安も無くなるんだろうね。
    本編の最後の一編を
    こうして独立たせた巻になることは
    描くときにどれくらい計算していたのか。
    少し気になりました。

    今から何千年も昔にこんなことがあったのかもしれないと
    本当の思わせられる時
    とても良いお話でした。

  • 最終巻はほんの少し,後は番外編.ともかくいろいろあったけれど結婚式.めでたいです.

  • トルコ(カッパドキア)旅行を機に思い出して引っ張り出して読んだ。これで完。

  • いやー、突っ走るね。
    登場人物のみなさんがみんな罠にかかりやすいのは女子漫画あるあるなんですかね?
    一気に読むが吉。

  • 全28巻の感想です。
    評判はよく耳にしていたので、今回面白い歴史漫画が読みたいと思い思い切って全巻一気買いしました。
    主人公は15歳の女子中学生。彼女が古代ヒッタイトにタイムスリップすることから物語は始まります。とはいえ、主題は現代社会と隔絶された主人公が元の世界に帰ろうと奮闘努力するあれこれではなく、彼女の古代での恋と成長の物語という歴史ファンタジーです。骨太の歴史マンガをお望みの向きには趣が違うでしょうが、物語中に歴史的な事実がうまく絡めてあったりして作者うまいなと思いました。エジプト王妃ネフェルティティの彫像のくだりはその最たるものではないでしょうか。
    主人公が「特別美人でもなく、見た目も性格もボーイッシュ、なのに全方位からモテモテ」という一昔前の少女マンガテンプレートなのと最近の絵柄じゃないのがOKなら、テンポよくいろんな出来事が起こるのであっという間の28巻です。
    終盤で主人公たちの敵対勢力の描写に紙面が割かれますが、個人的にはここが一番魅力がありました。最初から最後まで主人公たちに理不尽に仇なす憎々しい敵役たちなのですが、この人たちの人生にその切なさに涙しました。脇役ゆえに多くは語られないので、その語られない部分への想像の余地があるのもなんとも言えぬ余韻があって良かったです。他の脇役たちも魅力的な人物が揃っていて、それも全編飽きることなく読ませてくれる要因だったように思います。
    物語はきれいに大団円を迎え、読後感も良かったです。
    自分が少女のころにこのマンガを読んでいたら、おそらく1も2もなく主人公に感情移入して敵の心情を推し量ることなど無かっただろうと思うと、若い頃にも読んでみたかった気もしました。

  • 全巻読了。 いっきに読めたので、なかなかおもしろかった。 寝不足です。  ただ、ラブシーンの多さはお腹いっぱいかな。

  • 全二十八巻。
    長編古代歴史ロマン完結!

    一度読むと止まらなくなります‥もう何度読み返しているんだろう;^_^A
    徐々に地位と力をつけていく感じが好きでした。

    古代のアクセサリー等、細工がおしゃれで欲しくなりました^_^

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原千絵の作品

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