ぴんとこな (16) (Cheeseフラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.70
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本棚登録 : 230
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091380401

作品紹介・あらすじ

様々な人の想いを乗せて…ついに完結!

客の前で、親父がどんなふうに俺を育てたか、見せてやる!!

父・世左衛門(せざえもん)と演じるはずだった『連獅子(れんじし)』の舞台に、一弥(いちや)と立つことになった恭之助(きょうのすけ)。回復を信じて、稽古に励む恭之助に対し、世左衛門の病状が快方に向かっていると嘘をつき続ける、あやめ。それは、心の弱い恭之助を動揺させないための優しさだった。ところが舞台当日、必ず来ると行っていた世左衛門が劇場に現れず、恭之助は…? ぴんとこな…それは男らしく、芯のある二枚目のこと。恭之助は舞台の上で、そんな男になることはできるのか…!

これが、現代少女漫画の最高峰!覚悟と決意に胸が熱くなる、完結巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 綺麗に完結。面白かったけど、序盤の勢いが強烈だったように思う。

  • 最終巻。楽しく読ませて頂きました。
    というか段々ヒロインがあやめちゃんじゃなくなってしまったような?薄い本が沢山出そうな感じですが…まあ…いいか(笑)
    豪奢な歌舞伎の世界が飛び出してくるような漫画でした。展開は昼ドラっぽい所もあったけれども少女漫画だしな。ヒロ君にもまともな恋愛…というか恋人が出来ると良いですね。それにしても綺麗な漫画でした。楽しかった!

  • 全16巻読了。
    恭之助が、父親の病状に気がつきながらも自分の弱さと戦っていたことが泣ける。
    最終話前の63話も泣いた。
    恭之助が成長したなぁ、としみじみ思った。
    そして梢六は最後まで不憫だったなぁ。
    ハッピーエンドでなにより。

  • ドラマ版をふわっと知っている程度だったので今回ちゃんと原作を読みたいなと思い全巻一気読み。少女漫画、というよりは恋愛要素のある歌舞伎少年漫画、という感じでした。恭之助が好きなタイプの男過ぎたんですが、メインの3人の三角関係もとても良く、二人とも道は違えど、あやめがきっかけで歌舞伎に入り込み、大切に思う気持ちを失くしていないのがよかった。欲を言うなら結ばれてからのあやめと恭之助をもっと見たかったな。終わり方は綺麗で、二人の背中を見つめるあやめ、という構図は物語で一貫していたと思います。他の作品もまた読みたいです。

  • 最後、泣きました。正直cheeseに連載というだけで恋愛が軸の、ませた高校生の話に歌舞伎をちょこっと織り交ぜるのかと思っていたが、中盤からヒロイン不在な感じで恭之助と一弥の関係を軸にしていたのが良かった。
    彼らのこれからに期待できる終わり方でとても良かった。

  • 歌舞伎の世界が垣間見れる

  • 泣ける最終話。
    いつか、パパになった恭之助が見たい。

  • 嶋木あこさん。やはり画力のある方で迫力はもちろんですが、色気のある絵を描かれる方なので和服な作品は凄く型にはまっている気がいたします。特に『月下の君』でも違和感なく厚みのある和服とその色気が鮮やかに描かれていたのを覚えております。
    で、今回のこの作品なのですが、歌舞伎といった浮世離れしたテーマとその世界の出す色気がこの方の作風にマッチしており、渦のように素敵な作品になっているのではないかと思います。
    さて、堅苦しい文章はここまでです。
    叫びたかったことというのは、最初のほうでは結構少女漫画していたのですが、途中から芸事に真剣に取り組む少年たちのお話でヒロインがそっちのけになっているのには笑いました。特に最後のほうとか男二人での旅行に嫉妬しながらも萌えてしまうあやめ。まるで私のようでしたがあのツイート、是非とも私のもとに…(笑)。ヒロインすらされていない後ろ抱き。しかも、よろけてこけそうとなっている一弥を抱く形で抱きしめた猛。これにはテンション上がりました。最後までなかなか魅せてくれる作品で、この方の連載作品で一番好きかもと思いました。
    小道具なども手を抜かず、しっかりと描きこまれているので作品に厚みがあってしっかりとした作品。満足でした。

  • 祝・完結!

  • あれだけのドロドロ展開が、最後には随分と綺麗にまとまったな。まぁ、みんな幸せなら良いことだ。

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