風光る (40) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • / ISBN・EAN: 9784091392909

作品紹介・あらすじ

近藤と土方、ついに江戸城へ!

ついに鳥羽伏見で戦闘が始まった! 薩長軍に寝返る藩が続出し、旧幕府軍は大坂まで敗走した。軍を率いるべき慶喜(よしのぶ)は戦を放棄、密かに城を脱出して江戸へ向かった。再起を信じる新選組もまた、後を追って江戸へ。その船上で土方(ひじかた)は榎本武揚(えのもとたけあき)と運命的な邂逅を果たすが!? いよいよ江戸編突入の第40巻!!

感想・レビュー・書評

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  • おぉこう言うふうになるんですね
    江戸にもどる
    江戸に逃げる
    誰にも想像できなかった行動
    だからこその選択
    良かったのか
    よくなかったのか
    歴史で振り返ってみた時と
    その当時に一緒に生きている人の思いと
    新撰組からの目線

  • 山崎さんは大阪で死去。畳の上でというのは、よかったねとしか言えない。おみのちゃんがお迎えに来てくれたんでしょうね。幸せに、って言えるのが亡くなった後だなんて。何事もなかったら、二人とも平穏に、時々喧嘩する仲の良い夫婦になったんだろうな。
    副長はいつも辛いものを背負い込むんだ。局長の代わりに。山崎さんを置いていくのは辛かったろうな。辛いことばっかりだ。
    新選組も船で江戸へ。榎本艦長とはこの後長い付き合いですね。タレ目のおじちゃんとも縁のある人。局長ともすぐに仲良しになりました。いい人だー
    江戸でタレ目のおじちゃんのところで静養する沖田センセと局長。おトキさんが優しいーおセイちゃんの事情もちゃーんと含んでいて助けてくれる存在に。タレ目のおじちゃんとイチャイチャじゃーん!
    局長は無麻酔手術…げげげーーー怖!
    江戸城発登城があったりするけど、それがいいことばかりじゃなくて、戦火は着実に江戸に近づいてる。
    おイマさんがお話に加わって、おセイちゃんには辛い状況に。久しぶりに局長と副長が沖田センセをお見舞いに。これが最後のお別れじゃないといいんだけど…

  • 医師の娘という史実から、セイちゃんかイマさんか読者がはらはらするような展開としてイマさんが登場したのでしょうか。
    近藤先生が反対したという話からすると、病気が発覚する前の方がしっくりくる気がします。それともこの後でセイちゃんとの結婚を反対するような展開があるのでしょうか。

    土方さんが人でなしだと思って怒る、でも隠してただけだったのに気がついて反省するというのも、
    土方さんがなんとか沖田さんに嫁をと考えてセイちゃんが動揺するのも、
    正直何回目? って思ってしまいます。
    いい加減セイちゃんはどっちかにふっきれてほしい。

    フィクションで有名な水葬シーンが無しなのは流石風光るだなと思います。
    反面、慶喜が逃げた理由を、今までだと変わり者で理解されにくいなりに理由がある感じで慶喜を描いてくれていたので
    もうちょっとなにか納得できる理由付がされるかなと期待していたので
    残念でした。

    榎本さんについては、松本良順先生の甥だとわかれば
    それなりに親しく話せても良さそうですし、
    史実を調べた感触からすると仙台までにはそれなりに土方さんと
    ある程度仲良くなれていそうな気がしたので会話シーンなど良かったですし
    キャラ設定も好きです。

  • 愛し愛され 子を産み育てて
    旦那様との家を守る
    ただそれだけに日々精一杯
    そんな暮らしのことなんて退屈としか思えなかったのに
    それがどんなに幸運な奇跡か
    こんなにも思い知る日が来るなんて

  • 総司がどんどん弱っていく…
    時代も終わりに向けて進んでいるし
    セイとの関係はどうなっていくのかなぁ

    あと山崎さん…!
    今後はこういう切ない描写が増えていくのか
    悲しい

  • もう、ギャグを織り交ぜていくところもなくなるほどにシリアス佳境に向かってきた風光る。いつのまにやらセイも20になり、立派に嫁ぎ遅れ(笑)。あぁ、そんなに私ってこの作品を追っていたのね…と振り返る巻でした。40冊ですものね時間は経ちます。
    あの人が亡くなり、あの人も亡くなり…ついにあの人も。
    時間って残酷です。歴史ものの哀しいところは、最終的にどういった形になるのかは周知の事実で、その中でしか成長でいない彼らの必死に生きた証なのでしょうね。それでもオリジナリティを出して魅了していく作家の方々はすごいとは思うのですが、イマさんの登場はちょっと辛い。描かないと思っていたのに、そうか…と。
    当然最後まで追いますけど、セイはもっと本能的に動くべきだと思います。幸せになって!

  • 巻を追うごとに苦しくなっていく。
    セイの恋心も、総司の病状も、斎藤一の想いも、みんな苦しい。
    そして何より、山崎さんを見送った歳の決断が痛くて、苦しくて、仕方がない。
    これまでどんなに辛い役目でも苦しさを隠してきた歳が、堪えきれずにセイたちの前で涙をこぼしてしまうなんて…山崎さん、罪な人だ。

    江戸に戻ってしまったということは、史実的にはいよいよ。
    悲劇なりにも、幸せなラストだといいな。

  • あ……れ……こんな、はず、では……
    江戸の医者の娘って、ガチですか?
    そんな……さかやき生え揃うまで間に合うのかな。

    巻頭では、私が結構好きだった蒸さんにお迎えが。
    榎本さんて、あれ、土方さんと因縁深い、あら……

    豚一公は……先見の明はあったのかもしれませんが新撰組視点からだと悲しいものがあります。

  • 幕末新選組大河漫画の40巻目。

    連載開始20年ということで読者としてもびっくりです。
    本巻は慶応4年1月(1868年2月)から半月程度の期間の話ですが、山崎の死から大阪撤退、江戸での生活の始まりと沖田療養開始など盛りだくさんでした。
    山崎が船上ではなく乗船前に亡くなったり、榎本の明るくフレンドリーなキャラなどは、自分としては新鮮な感じがしました。

  • 40巻・・・マジか・・・
    こんなに続くとは買い始めた時は思ってもみなかったよ。

    今回はセイちゃんがけなげで切なかった。
    この娘、最後は本当にどうなるんだろう。
    新選組の最後はもう歴史的に決まっているのですが、
    彼女の行く末は作者次第。
    どうか幸せにしてやってください。

    ところで、榎本さんが、めっちゃファンキー。
    こんな愉快なおっさんがまだ残っていたとは(笑)

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著者プロフィール

日本保健医療大学保健医療学部准教授

「2017年 『保健の実践科学シリーズ 学校看護学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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