大長編ドラえもん15 のび太の創世日記: 大長編ドラえもん 15 (てんとう虫コミックス大長編ドラえもん VOL. 15)
- 小学館 (1995年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091417558
作品紹介・あらすじ
●あらすじ●創世セットを使い、夏休みの自由研究に自ら神となって地球を創ることにしたのび太。そして、それに協力するドラえもんとしずちゃん、共同研究をのぞむジャイアンとスネ夫が加わって、五人は地球の歴史と人類の発展など、さまざまなことを学んでいった。その後、ジャイアンとスネ夫がさぼり、三人だけで自由研究を進めていたとき、のび太たちは驚くべきことを発見する。虫さされだと思っていたのび太のお尻の傷は、じつは虫でもトゲでもなかったのだ。虫メガネでのぞきこんで見た結果、小さいながらもしっかりと加工された矢が、のび太のお尻にささっていたのだった!! 高度の文明と頭脳を持った小さい生物の存在に動転するのび太たち。はたして、のび太の地球にいったいなにが起こったのか!? そして、さらに海で遊んでいたジャイアンとスネ夫が、とつぜん、何者かにさらわれてしまった!! 創造力と独創性を刺激する大長編シリーズ第15作!!
感想・レビュー・書評
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ユーステノプテロンは実在する魚である。
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夏休みの自由研究でこまったのび太に、ドラえもんが持ち出したのは「創世セット」。ミニチュアの太陽系を作り出して観察するという、朝顔の観察日記のグレードアップしすぎたひみつ道具です。
これを使って、のび太が作り出した新しい地球での騒動が物語。
なんだろう、あんまり好きでない。作った地球に都合よく介入する感じがあるからかなぁ。観察だけにしておけばいいのに、と何度も思いました。
パラレルな過去を体験できる道具になってしまってるのは違うんじゃないかな?と。
ただ、人跡未踏だった南極の奥地に地底まで通じる巨大な穴がありました、というシーンは好きですね。19世期ぐらいの未踏の地が厳然と立ちはだかっている世界というのは、とてもとても大好物です。誰も知らない場所に、何があるのかわからない場所に行ってみたいという、純粋な冒険心が好きです。フロンティアが立ちはだかっている世界は、わくわくが止まらない。
そういう設定の大長編は楽しいです。ジャングル奥地の大魔境とか、深海の海底鬼岩城とか。 -
話し合いをまとめる駆け引きならお手の物だ
まあ、見てなさい -
「ところが… 約五億年前、奇怪な現象が起きたのです。
その現象を我々は「神のいたずら」と呼んでいます。」 -
自分が神様になるという発想が凄いです。
爺さんと虫の話は優しさが溢れていて良いですな。 -
ちと強引すぎか…
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のび太はドラえもんの秘密道具創世セットで新しい宇宙を作った。そして、宇宙の中で地球みたいの星があって、研究する。これは悪い人物出てないのをはじめて書いた。この本は勉強の本だと思う。自然とか文明とか書いた。そして、歴史も少し書いてある。だから、以前よりこの本ちょっと面白くないと思う。
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本作以降の映画ドラえもんは、僕にとっては卒業後のドラえもん。思い入れもあまり深くありません。ただし、改めて映画を見てみると、やはり考えさせられることも多いです。『創生日記』は地底世界との出会いが『竜の騎士』に通じるけれども、争いは深くなく、平和的なお話。少しあっけない終わりかたでもあります。
ビタノさん(のび太よりも出来杉より)とエモドラン(たいした働きしない)にはずっこけました(笑)。 -
★×∞
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◆のび太たちが作った世界を通して、歴史というもの、命というものについて考えてみてください。