おやすみプンプン (2) (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 2734
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091512598

作品紹介・あらすじ

▼第13話~第23話●主な登場人物/プンプン(小学5年生。どこにでもありそうな或る街に住んでいる、どこにでもいそうな或る少年)、田中愛子(練馬から転校してきた女の子)、雄一おじさん(大船に住んでいたが、事情によりプンプンと暮らすことになる)●あらすじ/夏休み。人気のない工場に、肝試しで入りこんだプンプンたち。途中、この場所に入り浸っている女子学生から「この工場の社長が焼身自殺した」と脅かされるが、彼らは死体と幽霊の恐怖に震えながらも、夕暮れまで宝探しを続けていた。そんな中、プンプンの頭の中はオシッコと愛子との鹿児島に行く約束でいっぱいで…(第13話)。●本巻の特徴/“18時に市民ホールで待ちあわせ”。プンプンは愛子とふたりっきりで鹿児島に行く約束を果たせるのか…!?●その他の登場人物/神様(プンプンの悩みを聞いてくれる存在。“神様神様チンクルホイ”と唱えるとやってくる)、プンプンパパ(お父さん)、プンプンママ(お母さん)

感想・レビュー・書評

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  • さて、今回は、なぜnaonaonao16gが浅野いにおを読むことになり、中でもなぜ、おやすみプンプンにしたのか、がテーマです。ようこそ!

    naonaonao16gは、特に漫画だけを調べようと思ったわけではありませんでした。
    でも、今の自分に刺さる作品てなんだろう、と思ったnaonaonao16gは、Googleで「サブカル メンヘラ」で検索をかけました。

    すると、出てくるのは浅野いにおばかりではありませんか!
    作者のことはもちろん知っていました。
    おやすみプンプンという作品のことも、知っていました。

    それは、naonaonao16gが昔、サブカル男子と付き合っていた頃、彼が大好きな漫画家&作品だったのです。ただ当時は「そんな俺かっこいいだろ」みたいな感じが強い彼に対して、naonaonao16gはちょっとムカついて、手を出せなかったのです。ごめんなさい、いにおさん全然悪くない。

    最近になって、好きになった人がおやすみプンプンの服をイベントの勝負服に着ていて、それがずっと頭に残っていました。
    しかもその服は、彼女の服だというではありませんか…!
    様々な思いがnaonaonao16gの頭の中をめぐります。
    「この人の彼女はどんな人なんだろう」
    「もしかしたらおやすみプンプンにそのヒントが隠されているのかもしれない」
    「おやすみプンプンを読んだら、わたしは彼のものになれるのだろうか」

    それらがnaonaonao16gの脳内を駆け巡り、好きになったその人のことが頭を離れず、「読むなら今だな」と、浅野いにおの作品の数々をスクロールしながら、そう思ったのでした。

    2巻は、別れがテーマになっているように感じました。そして「好き」って気持ちの残酷さ。誰かを好きになることは素敵で楽しいことだと思ってた。でもどうして、こんなにこんなにしんどいんだろう。

    次回、3巻では、サブカルと自意識について(仮)お話できたらと思います。

    お楽しみに!

    • sinsekaiさん
      なるほど、そーゆー経緯で「おやすみプンプン」を読むことになったのですね…
      俺はこの作品を全巻読み終えるまで何度も挫折して、何ヶ月も読まなかっ...
      なるほど、そーゆー経緯で「おやすみプンプン」を読むことになったのですね…
      俺はこの作品を全巻読み終えるまで何度も挫折して、何ヶ月も読まなかったり、また読んで読まなかったりとを繰り返してようやく読み終わりました。
      是非!ぷんぷんが最後に見る世界まで辿り着いて下さい。
      次回も楽しみに待ってます!
      2021/01/21
    • naonaonao16gさん
      sinsekaiさん

      こんにちは!
      コメント嬉しいです、ありがとうございます。
      こうして読んでいただけるのは嬉しい反面恥ずかしさも...
      sinsekaiさん

      こんにちは!
      コメント嬉しいです、ありがとうございます。
      こうして読んでいただけるのは嬉しい反面恥ずかしさもありますが、このようなコメントをいただけるのは、書いてよかったと思えます。

      実は昨日3巻を読みまして、かなりきつくなってしまいまして…最後まで読むのに随分と時間がかかるような気がしてきました…
      なんだかそのお気持ちがわかる気がします…
      3巻のレビューもアップさせていただきましたので、ご興味があれば是非ご覧ください!
      2021/01/23
  • 1.2巻は現状を変えられない幼い小学生での話。
    多くの小説、漫画が訴えてる幼児の不幸は大人のせい。

  • P118
    「『幸せ』とは
    その『瞬間』であって
    恒久的なものでは決してない

  • スタンド・バイ・ミー的展開って、お決まりだけどやっぱり面白い。
    大人達の独白が若干耳触りに思えてきたのは、私がプンプン達に同調してきてしまっている証拠だろうか?

  • 2012 6/24読了。借りて読んだ。
    1-2巻、小学生編完結までまとめて読んだ。
    他のキャラはみんなきちっと書かれた中、落書きみたいなタッチで書かれたプンプン(それは家族もそう)の話。
    「これを読んだらサブカル糞野郎の仲間入り」と言われていたので手を出しにくかったのだけど・・・うーん、ここまでは読んでみたらなんだかわかったようなわからないような。でもつい読んでしまうっていうか。

  • 結構重たいけど、展開が気になるから早く読みたい。最初は主人公どういう生き物の設定?とかどういう世界線の話なのこれ?とか気になっていたのが今は不思議とそんなに気にならない。

  • 切ない。なーんも上手くいかないね。


  • ・霊媒師の清本さん

  • ぷんぷんが親の愛に少しずつ気づき
    他人を、愛すること
    そして自分を少しでも理解してくれる人がいるかもしれないと絶望から立ち上がる所は泣けました

  • プンプンパパとママ、泣いてしまう。

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著者プロフィール

1980年生まれ、漫画家。1998年、デビュー。日本の青年誌漫画を牽引してきた作家のひとり。主な作品に、『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』『零落』など多数。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

「2019年 『漫画家入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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