クロサギ (20) (ヤングサンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 326
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091513762

作品紹介・あらすじ

▼第208~210話/ヘッドハンティング詐欺(前・中・後編)▼第211~219話/M&A詐欺(I~IX)▼シロサギ・データ・ファイル

●主な登場人物/黒崎(人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師の一種“シロサギ”のみを標的にする詐欺師。通称“クロサギ”)、吉川氷柱(よしかわつらら。政和大学法学部に通う検事志望の大学生。自分が住むアパートの大家・黒崎を密かに慕う)、桂木敏夫(詐欺師を裏で操る大物フィクサー。普段は「スナック桂」のマスター)、神志名(上野東署・知能犯係警部補。研修中のキャリアであるにも関わらず、詐欺事件の捜査に乗り出す)、御木本(巨大シロサギグループのボス。黒崎の父親を破滅させ「クロサギ」を誕生させた張本人)
●あらすじ/黒崎の今回の標的は、企業の次長・部長クラスの人間を狙い、ヘッドハンティング詐欺を行っている露木。カモからは移籍が決まるまで保証金が必要と言って騙し取る一方、同時にその会社で優秀な人材であるカモの社内信用を失墜させ、狙った企業を弱らせるという別の目的もあった。前者はともかく、後者は露木にとってなんの旨味があるのだろうか? 果たしてその詐欺の実態とは…!?(第208話)
●本巻の特徴/ヘッドハンティング詐欺を使って優秀な人間を弾き飛ばし、弱らせた企業をさらに“提携、買収、合併”を使って喰い潰す「M&A詐欺」。この巨大詐欺の背後に、宿敵・御木本がいることを知った黒崎は…? 戦慄の詐欺サスペンス、衝撃の完結巻!!
シリーズ完結巻!

感想・レビュー・書評

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  • 詐欺師を騙す詐欺師、通称クロサギ。
    ビジネスの穴、心理の穴、契約の穴を突き、華麗に金を掠めとる。
    後追いになる法律の限界、事件が起きないと操作できない警察の限界、自分だけは詐欺にかかるはずないという人間心理の限界を描く。

  • 経済やお金儲けの観点にアンテナを張ろう企画(長い…)の一環でドラマ化もした詐欺師マンガに手を出してみました。

    やっぱりこの手の物語は好きですね。ナニワ金融道とか昔から好きだったし、興味深く読めました。

    まあその、リアリティーを追求したり、ドラマ展開を期待すると、物足りないところはたくさん出てきてしまいますが、そこを求めるなら、違う作品を読め、という感じもしますし。

    ストーリーは全て完結せず、『新クロサギ』に継続するみたい。

    また読んでいきます。

  • 詐欺師を専門に騙す詐欺師って言う設定がすべての勝因。
    闇を描いてはいるけど、やーさんって言うよりは知的ヤクザの世界で、闇金ウシジマくんやシマウマほどグロくないので女性でも読みやすいと思う
    実写版にもなってるらしいが、個人的には白石さんは田口トモロヲ氏を強く勧めたい

  • 「クロサギ」の最終巻なのだが、特にストーリーが進展するわけでも無く…
    まあ、元々ストーリーもそれほど魅力ではなく、たいした意味も無いのだが。
    詐欺事件を扱っていく上での味付けでしか無いというか。

    その詐欺事件も、まあいつもどおりというかw
    特にM&Aはしっかり読まないとなかなか頭に入って来なかったなー。

  • 1-20巻読み
    一度イラっとしてその後、スカッとする。
    まあ地獄少女みたいに命を懸けるみたいな話ではないけど、正直心のそこからは楽しめない。
    でも、これ読んで詐欺を防ぐっていう意味で良い勉強になった。
    ってまだ続くのね。。。

  • 第一部終了。
    難しい話もあったけど、骨太で読み応えがあった。勉強になるし。
    ヘッドハンティング詐欺は目を付けられたら逃げられないのが怖いなぁ。
    御木本との対決かと思いきや…まだまだ喰い続けることでしょう。
    最後の黒崎と氷柱は無理矢理感あり。

  • 闇に潜む人間ほど、光にあこがれる。
    人生がドラマチックになったら気を付けるべきだな。

  • 詐欺の世界も色々やなーと。

  • 人生がドラマチックになったら、気をつけるべきだな

    今巻はヘッドハンティング詐欺とM&A詐欺です。
    あの男との勝負ですね。ここで一つの区切りがつきそうです。そしてクロサギは次のステージへ向かいます

  • とりあえず第一部終了。

    やっとの思いで辿り着いて追い詰めた御木本なのに
    警察は逮捕することができない。
    それを知っていたから自分の手で追い詰めようとしたのに・・・
    国の法整備と実情がまったくかみあってないことを
    伝えているんだろう。

    2009.7購入¥350  /  2009.7.11読了

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著者プロフィール

既刊に『クロサギ』シリーズ(原案・夏原武)、『UNDERGROUNDOGS』全3巻(以上小学館)、『絶滅酒場』全5巻、『くだけるプリン』全1巻(以上白泉社) 等。

「2022年 『東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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